2018/07/29(日) [n年前の日記]
#1 [pc] 日本製レトロPCのBASIC等は博物館に寄贈されたりしないのだろうか
日本製レトロPC・8bit PCのスペックやエミュレータについて色々ググってるうちに、なんとなく思ってしまったのだけど。コレ、エミュレータだけあっても、ソフトウェアが無いからアレだなと…。まさしく、「パソコンは ソフトなければ ただの箱」 (詠み人:
_故・宮永好道氏
)の状態だなと。
実機を持っている人ならば、カセットテープ、フロッピーディスク、あるいは本体に内蔵されたROMの形で当時のBASICを持ってるので、ソレを吸い出してエミュレータ上で動かすことができるけど。しかし、例えば、万が一、今時の子供さんが、「昔のパソコンってどんな感じなのか体験してみたい!」と言い出したとしても、今はもう実機なんて滅多に売ってないから買うこともできないし、著作権の問題があるから、BASICのバイナリイメージを持ってる人が勝手に配布するわけにもいかない。これでは何一つ試しようがないなと。エミュレータはあるのに、ソフトが無い。いや、存在するんだけど、入手方法が無い。
これがもし、初期の、Microsoft の MS-DOS、Adobe Photoshop 等なら、コンピュータ歴史博物館なるところにソースコードが寄贈されて、教育目的・研究目的で入手することも可能なわけで。
_MS-DOS温故知新 〜ソースコード公開を期にパソコン大衆化の原点を振り返る〜:MS-DOS歴史的遺産化記念企画 - @IT
_Microsoft MS-DOS early source code | Computer History Museum
_MicrosoftがMS-DOSとWordのソースコードを一般公開、サイズはなんと300KB未満 - GIGAZINE
_Photoshop 1.0のソースコードが公開・無料ダウンロード可能に - GIGAZINE
あるいは、これが X68000関係なら、OS等も入手できそうな気配があるのだけど。
_ソフトウェアライブラリ - X68000 LIBRARY
_無償公開されたシャープのソフトウェア - ソフトウェアライブラリ - X68000 LIBRARY
16bit CPUを使っていたPC用のソフトなら、こういう形で眺めることができるけど。8bit CPUを使っていたPCとなると、こういう動きは無いように見える。何故だろう。
そもそも日本には、アメリカのコンピュータ歴史博物館のようなものが存在しないようで。
_コンピュータ博物館
_日本初のコンピュータ博物館設立に向けて | Vol.18 | バックナンバー | アキューム
日本人って、作ったら作りっぱなしというか、各時代の歴史的遺産を極力残していこうという発想が薄いのだな…。
今更 8bit PC上で動いてたBASICを無償公開等してみたところで実用性は皆無だろうけど。当時を知らない人が触ってみて、「こんなの使ってたとかマジかw」「パソコンってスゲー進化したんだなあ」「ということは未来のパソコンってどうなっちゃうんだろう」と思いを馳せる・想像を巡らせる・夢を見ることぐらいはできそうな気もする。それこそ、教育目的で、という話になってくるのだろうけど。 *1
各メーカが当時のBASICその他を後生大事に隠匿し続けても、意味があるとも思えない…。この調子では、50年後〜100年後、日本国内には現物が何も残ってないのではと危惧するわけで…。このままでは、著作権によって、歴史的遺産の数々が殺されてしまう…。
芸術品等では、「日本国内には残ってなかったけど海外で当時の日本の○○が見つかりました」といった、日本にとってはちょっと恥ずかしい感じの話もたまに出てくるけれど。PCでもまたまた似たようなことをやらかすのもアレなので、どこかの時点で博物館に寄贈、みたいなことをしといたほうがいいのではと思ったりもして。まあ、日本には、その博物館が無いんだろうけど…。
実機を持っている人ならば、カセットテープ、フロッピーディスク、あるいは本体に内蔵されたROMの形で当時のBASICを持ってるので、ソレを吸い出してエミュレータ上で動かすことができるけど。しかし、例えば、万が一、今時の子供さんが、「昔のパソコンってどんな感じなのか体験してみたい!」と言い出したとしても、今はもう実機なんて滅多に売ってないから買うこともできないし、著作権の問題があるから、BASICのバイナリイメージを持ってる人が勝手に配布するわけにもいかない。これでは何一つ試しようがないなと。エミュレータはあるのに、ソフトが無い。いや、存在するんだけど、入手方法が無い。
これがもし、初期の、Microsoft の MS-DOS、Adobe Photoshop 等なら、コンピュータ歴史博物館なるところにソースコードが寄贈されて、教育目的・研究目的で入手することも可能なわけで。
_MS-DOS温故知新 〜ソースコード公開を期にパソコン大衆化の原点を振り返る〜:MS-DOS歴史的遺産化記念企画 - @IT
_Microsoft MS-DOS early source code | Computer History Museum
_MicrosoftがMS-DOSとWordのソースコードを一般公開、サイズはなんと300KB未満 - GIGAZINE
_Photoshop 1.0のソースコードが公開・無料ダウンロード可能に - GIGAZINE
あるいは、これが X68000関係なら、OS等も入手できそうな気配があるのだけど。
_ソフトウェアライブラリ - X68000 LIBRARY
_無償公開されたシャープのソフトウェア - ソフトウェアライブラリ - X68000 LIBRARY
16bit CPUを使っていたPC用のソフトなら、こういう形で眺めることができるけど。8bit CPUを使っていたPCとなると、こういう動きは無いように見える。何故だろう。
そもそも日本には、アメリカのコンピュータ歴史博物館のようなものが存在しないようで。
_コンピュータ博物館
_日本初のコンピュータ博物館設立に向けて | Vol.18 | バックナンバー | アキューム
アメリカでは,スミソニアン博物館に保管されているコンピュータ第1号機ENIACをはじめとして,各地のコンピュータ博物館に技術発展の証しとしての「物」が保存されている。(中略)
日本の各大学・企業では,コンピュータを道具としてしか認識していないため,新しいモデルが登場するや古いモデルは役に立たなくなった道具として廃棄処分され,そしてそのことに,これまで誰も疑義を抱かなかったのであろう。
日本のハードウェアの水準は米国と並んで世界のトップに位置してきた経緯がありながら,実物はほとんど残っていない。今,同じものを作ろうとしても過去の製作技術は失われ,部品も不足し再製造は不可能である。
情報処理学会歴史特別委員会は,2007年,バーチャル博物館をウェブ上に立ち上げた。しかし,実博物館は日本に存在せず,特にヨーロッパでは,「物はどこにあるのか,世界最高水準といってもペーパー上のことか」と片付けられつつある現状である。
日本人って、作ったら作りっぱなしというか、各時代の歴史的遺産を極力残していこうという発想が薄いのだな…。
今更 8bit PC上で動いてたBASICを無償公開等してみたところで実用性は皆無だろうけど。当時を知らない人が触ってみて、「こんなの使ってたとかマジかw」「パソコンってスゲー進化したんだなあ」「ということは未来のパソコンってどうなっちゃうんだろう」と思いを馳せる・想像を巡らせる・夢を見ることぐらいはできそうな気もする。それこそ、教育目的で、という話になってくるのだろうけど。 *1
各メーカが当時のBASICその他を後生大事に隠匿し続けても、意味があるとも思えない…。この調子では、50年後〜100年後、日本国内には現物が何も残ってないのではと危惧するわけで…。このままでは、著作権によって、歴史的遺産の数々が殺されてしまう…。
芸術品等では、「日本国内には残ってなかったけど海外で当時の日本の○○が見つかりました」といった、日本にとってはちょっと恥ずかしい感じの話もたまに出てくるけれど。PCでもまたまた似たようなことをやらかすのもアレなので、どこかの時点で博物館に寄贈、みたいなことをしといたほうがいいのではと思ったりもして。まあ、日本には、その博物館が無いんだろうけど…。
◎ 余談。MZシリーズは迫害されてる気がする。 :
下記の、「ペーパー上のソレ」と海外から揶揄されてるらしいアレだけど。
_コンピュータ博物館
どうやら MZ-1200/700/1500 は載ってなくて…。存在すら無視とは、あんまりだ…。Wikipediaのほうがはるかに充実してるあたり、なんだか寂しい。
もっとも、Web上で見かけた話によると、当時の日本で「コンピュータを作ってる」と自負してたのはオフコン(オフィスコンピュータ)関係の人達で、家庭向けのPCなんてものは玩具扱いだったらしいから、上記のようなサイト内でもPCが比較的存在を無視されちゃうのも仕方ないのだろうか。
_コンピュータ博物館
どうやら MZ-1200/700/1500 は載ってなくて…。存在すら無視とは、あんまりだ…。Wikipediaのほうがはるかに充実してるあたり、なんだか寂しい。
もっとも、Web上で見かけた話によると、当時の日本で「コンピュータを作ってる」と自負してたのはオフコン(オフィスコンピュータ)関係の人達で、家庭向けのPCなんてものは玩具扱いだったらしいから、上記のようなサイト内でもPCが比較的存在を無視されちゃうのも仕方ないのだろうか。
◎ 余談その2。N-BASICがよく分からない。 :
NEC PC-8001 に乗っていたBASICはどこが作ったのか気になったのでググったのだけど。アレは Microsoft が作ったという扱いでいいのだろうか。
_もう1つのベーシック
_苦しい決断のとき
当時、NEC内でも BASIC を独自に作ってたけど、最終的には、速度が遅いけれど機能豊富な Microsoft版を選択、と書いてあるし…。となると、仮に N-BASIC を公開する話の流れになるとしたら、Microsoft の許可が必要になるのだろうか。
ただ、おそらく当時は、「PC-8001上でのみ、このBASICは使える」といった内容の契約をしていただろうし、となると、「実機以外では使わせないぞ」「他の環境で利用できるような契約はしてないから」などと Microsoft から言われてしまう可能性もあるのかなと思えてきたりもして。
_もう1つのベーシック
_苦しい決断のとき
当時、NEC内でも BASIC を独自に作ってたけど、最終的には、速度が遅いけれど機能豊富な Microsoft版を選択、と書いてあるし…。となると、仮に N-BASIC を公開する話の流れになるとしたら、Microsoft の許可が必要になるのだろうか。
ただ、おそらく当時は、「PC-8001上でのみ、このBASICは使える」といった内容の契約をしていただろうし、となると、「実機以外では使わせないぞ」「他の環境で利用できるような契約はしてないから」などと Microsoft から言われてしまう可能性もあるのかなと思えてきたりもして。
◎ 余談その3。MZシリーズのBASICはどうなんだろう。 :
ググった感じでは、MZシリーズで使われていた SP-5030 や S-BASIC はSHARP製という話を見かけたので、SHARPが許可を出せば公開することもできるのだろうか。それとも、それらの BASIC は、実はSPS製だったりして、Microsoft製のBASICと似たような制限がついて回る可能性があるのだろうか…。
MZやX1上では Hu-BASIC というBASICも動いてたけど、そちらはハドソン製なので…。ハドソンは某K社に吸収されちゃったし…。
MZやX1上では Hu-BASIC というBASICも動いてたけど、そちらはハドソン製なので…。ハドソンは某K社に吸収されちゃったし…。
*1: あくまで、PCの歴史を体感する教育目的、みたいな話で…。学習目的なら Scratch 等を触ったほうがいいのだろうと思いますが。
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以上です。