2018/07/10(火) [n年前の日記]
#2 [cg_tools] スリットスキャン撮影がよく分からない
映画「2001年宇宙の旅」では様々な特撮が使われているけれど。スターゲートのシーンはスリットスキャン撮影を使った、という話がよく分からなかったり。話が分からないというか、仕組みが分からない。
_「2001年宇宙の旅」でスタンリー・キューブリックが採用した特撮(SFX)の数々とは? - GIGAZINE
_Learn How to Create Stargate Sequences Like in '2001: A Space Odyssey' Using Slit Scan
_Douglas Trumbull - Slit Scan Motion Picture Photography - 2009 SOC Technical Achievement Award on Vimeo
_2001 A Space Odyssey: Unwrapping the Slit Scan sequences
一応解説図のようなものは存在するわけだけど、どうしてこんな仕掛けで、あんな映像が作れるのか、そこが分からない…。
念のために書いておくけど…。件のスターゲート映像を若い人が見たら、「うわ。ショボイCG」と絶対言い出すだろうけど、当時、CGで映画用の映像を作るなんてのは夢物語で。
一応、当時もコンピュータは存在したし、カメラの動きをコンピュータで制御する「モーションコントロールカメラ」も「2001年〜」で作られたりしたけれど。CG(Computer Graphics、コンピュータグラフィックス)は、まだまだ使えるものじゃなかったわけで。なので、パッと見はCG映像に見えても、アレは完全にアナログ特撮・頓智を駆使して作られた映像なのです。
_「2001年宇宙の旅」でスタンリー・キューブリックが採用した特撮(SFX)の数々とは? - GIGAZINE
_Learn How to Create Stargate Sequences Like in '2001: A Space Odyssey' Using Slit Scan
_Douglas Trumbull - Slit Scan Motion Picture Photography - 2009 SOC Technical Achievement Award on Vimeo
_2001 A Space Odyssey: Unwrapping the Slit Scan sequences
一応解説図のようなものは存在するわけだけど、どうしてこんな仕掛けで、あんな映像が作れるのか、そこが分からない…。
念のために書いておくけど…。件のスターゲート映像を若い人が見たら、「うわ。ショボイCG」と絶対言い出すだろうけど、当時、CGで映画用の映像を作るなんてのは夢物語で。
一応、当時もコンピュータは存在したし、カメラの動きをコンピュータで制御する「モーションコントロールカメラ」も「2001年〜」で作られたりしたけれど。CG(Computer Graphics、コンピュータグラフィックス)は、まだまだ使えるものじゃなかったわけで。なので、パッと見はCG映像に見えても、アレは完全にアナログ特撮・頓智を駆使して作られた映像なのです。
◎ 3DCGソフトで疑似的にシミュレーションしてみる。 :
ということで、無料で使える3DCGソフト、blenderを使って、実際にできそうなのかどうか試してみたり。
模様が描かれた背景画を置いて、その手前に、スリットが開いてる板を置く。それを、前後に動くカメラで撮影していく…はず。そして、カメラはシャッターを開きっぱなしにして、長時間露光をしながら動かしていく。けれど、blenderで長時間露光なんてできないので、そこは後で全レンダリング画像を合成して疑似的に行うことにする。
カメラから眺めると、瞬間的には、以下のような画が見えているはず。
おお…。なんだか模様が3Dっぽく見えそうな。カメラが前後に動いてるから当たり前ではあるのかな。
120枚ほどレンダリング。
全画像を、GIMPのレイヤーとして開いて合成。以下のような画像になった。ちなみに今回は面倒臭くてGIMPを使ったけれど、この枚数なら ImageMagick を使って合成したほうがいいのかもしれない。
酷い見た目ではあるけれど、なんだかそれっぽくなりそうな予感がしてくる、そんな画像になった。
今回は3DCGソフトを使って、デジタル的にカメラを動かしてレンダリングしたので、結果画像もガタガタした見た目になっているけれど。フィルムカメラを長時間露光させながらアナログ的に動かしていけば、撮影される画像もアナログっぽく連続した状態になるから、ちゃんと滑らかに、立体的な画になるんだろうなと。
そして、フィルムの1コマ分をこうやって撮影したら、今度は背景画をほんの少し横に動かして、その状態でまた同じように1コマ分を撮影…ということをしていけば、背景画が立体的にスクロールしていく映像になるのかも。
しかしコレ、単に背景画を床に置いて、斜めから撮るようなカメラ位置にして、カメラを動かしていったらダメだったのだろうか…。いや、その場合、めちゃくちゃ長い背景画が必要になってしまうのかな…。
何はともあれ、今ならCGで作れる映像も、昔はこうやって作ってたんだなと…。
模様が描かれた背景画を置いて、その手前に、スリットが開いてる板を置く。それを、前後に動くカメラで撮影していく…はず。そして、カメラはシャッターを開きっぱなしにして、長時間露光をしながら動かしていく。けれど、blenderで長時間露光なんてできないので、そこは後で全レンダリング画像を合成して疑似的に行うことにする。
カメラから眺めると、瞬間的には、以下のような画が見えているはず。
おお…。なんだか模様が3Dっぽく見えそうな。カメラが前後に動いてるから当たり前ではあるのかな。
120枚ほどレンダリング。
全画像を、GIMPのレイヤーとして開いて合成。以下のような画像になった。ちなみに今回は面倒臭くてGIMPを使ったけれど、この枚数なら ImageMagick を使って合成したほうがいいのかもしれない。
酷い見た目ではあるけれど、なんだかそれっぽくなりそうな予感がしてくる、そんな画像になった。
今回は3DCGソフトを使って、デジタル的にカメラを動かしてレンダリングしたので、結果画像もガタガタした見た目になっているけれど。フィルムカメラを長時間露光させながらアナログ的に動かしていけば、撮影される画像もアナログっぽく連続した状態になるから、ちゃんと滑らかに、立体的な画になるんだろうなと。
そして、フィルムの1コマ分をこうやって撮影したら、今度は背景画をほんの少し横に動かして、その状態でまた同じように1コマ分を撮影…ということをしていけば、背景画が立体的にスクロールしていく映像になるのかも。
しかしコレ、単に背景画を床に置いて、斜めから撮るようなカメラ位置にして、カメラを動かしていったらダメだったのだろうか…。いや、その場合、めちゃくちゃ長い背景画が必要になってしまうのかな…。
何はともあれ、今ならCGで作れる映像も、昔はこうやって作ってたんだなと…。
◎ GIMPスクリプトについてメモ。 :
GIMPで、全レイヤーに対して、合成モードを変更したり、不透明度を変更したりする作業は、以下のスクリプトを使わせてもらいました。ありがたや。
_すべてのレイヤーに対して処理
コレ、GIMPが標準で持っていてもいいぐらいの機能だよなあ…。
_すべてのレイヤーに対して処理
コレ、GIMPが標準で持っていてもいいぐらいの機能だよなあ…。
◎ スリットスキャンというと。 :
ググっていて知ったのだけど、今時はスリットスキャンと言うと例のグネグネする映像のことを指すらしい。
_【動画】人間が液体のようにたぷんたぷんになる不思議な映像手法「スリット・スキャン」 | tsubuzorotta film
自分も以前、Processing (Proce55ing) + Webカメラで試したことがあったような…。
_mieki256's diary - Processing+Webカメラで少し実験
_mieki256's diary - Processingをまだ触っていたり
たしかにコレ、面白いよなと。
After Effects の場合は「時間の置き換え」なる機能があるのか…。勉強になった…。色々応用できそうだな…。まあ、AEは持ってないし触ったこともないからアレなんだけど。
_【動画】人間が液体のようにたぷんたぷんになる不思議な映像手法「スリット・スキャン」 | tsubuzorotta film
自分も以前、Processing (Proce55ing) + Webカメラで試したことがあったような…。
_mieki256's diary - Processing+Webカメラで少し実験
_mieki256's diary - Processingをまだ触っていたり
たしかにコレ、面白いよなと。
After Effects の場合は「時間の置き換え」なる機能があるのか…。勉強になった…。色々応用できそうだな…。まあ、AEは持ってないし触ったこともないからアレなんだけど。
[ ツッコむ ]
以上です。