2011/12/16(金) [n年前の日記]
#1 [anime] ルパン三世TVSPを再度観賞
ルパン三世 血の刻印。HDDレコーダから消す前にもう一度観賞。
「やろうと思えばできる」という台詞が、作品全体のキーワードになっているような気がしたり。単に気のせいかもしれないが。
「やろうと思えばできる」という台詞が、作品全体のキーワードになっているような気がしたり。単に気のせいかもしれないが。
◎ ルパンと煙草。 :
作業しながら本放送を横目で見ていた時は気付かなかったのだけど。改めて見てみたら、今回、ルパンと次元がちゃんと煙草を吸っていることに気付いて、「おお…」と感動してしまった。
というのも最近のルパン三世は、煙草を吸うことができない何かが存在していたようで。とある回にいたっては、次元が煙草を吸おうとする度に何かしら邪魔が入って、とうとう最後に「煙草も吸えないこんな世の中じゃ…」と次元が愚痴って諦めてしまうという描写があったぐらいで。
なので、気付いた時には感動してしまった。「帰ってきた…俺達のルパンが帰ってきた!」みたいな。
しかし、よくよく注意してそれらのカットを眺めると、煙草の煙が描かれていない。また、灰皿の上で煙草の灰がポトリと落ちるカットはあったが、その煙草をルパンや次元が手に取る描写もなかった。
これは勝手な想像だが、以下のような予防線、局・プロデューサーとの駆け引きでもあったのかなと。
いや、単に作画省略の観点で煙を描かなかっただけかもしれんけど。
何にせよ、「やろうと思えばできる」のだなあ、と。
同様に、血の描写も頑張っていたような気がした。美少女の首が切れて血がドバッと出たり。ゴエモンが敵を斬って「真っ黒」な血が飛び散り血だまりとなって地面に広がったり。近年のルパンではタブーとされているらしき描写にも果敢に挑戦していた気がする。それらも、気が付かないところで何か制約があったのかもしれないが、「やろうと思えばできる」のだなと。
今回のスタッフは、素晴らしい。ええもん見せていただきました。
というのも最近のルパン三世は、煙草を吸うことができない何かが存在していたようで。とある回にいたっては、次元が煙草を吸おうとする度に何かしら邪魔が入って、とうとう最後に「煙草も吸えないこんな世の中じゃ…」と次元が愚痴って諦めてしまうという描写があったぐらいで。
なので、気付いた時には感動してしまった。「帰ってきた…俺達のルパンが帰ってきた!」みたいな。
しかし、よくよく注意してそれらのカットを眺めると、煙草の煙が描かれていない。また、灰皿の上で煙草の灰がポトリと落ちるカットはあったが、その煙草をルパンや次元が手に取る描写もなかった。
これは勝手な想像だが、以下のような予防線、局・プロデューサーとの駆け引きでもあったのかなと。
- ルパンや次元が口に咥えている煙草は煙を出していませんから、本物の煙草ではありません。煙草型のチョコレート、あるいは電子煙草の類です。
- 灰皿の上で燃えているのは本物の煙草ですが、ルパンも次元もそれを手に取っていませんから、ルパンと次元が喫煙をしていたというのは視聴者様の勘違い・ミスリードです。
いや、単に作画省略の観点で煙を描かなかっただけかもしれんけど。
何にせよ、「やろうと思えばできる」のだなあ、と。
同様に、血の描写も頑張っていたような気がした。美少女の首が切れて血がドバッと出たり。ゴエモンが敵を斬って「真っ黒」な血が飛び散り血だまりとなって地面に広がったり。近年のルパンではタブーとされているらしき描写にも果敢に挑戦していた気がする。それらも、気が付かないところで何か制約があったのかもしれないが、「やろうと思えばできる」のだなと。
今回のスタッフは、素晴らしい。ええもん見せていただきました。
◎ ルパンとは何なのか。 :
やはり、脚本の中に、ルパンシリーズとは何なのかを少し考えさせる台詞が散りばめられている気がした。少なくとも脚本家さんは、ルパンの脚本を書くにあたって、ルパンって何だろう、何がルパンらしさなんだろうと悩む場面があったのかしらと想像したりもして。
そして、ラストのあたりで、ルパンは笑顔で語る。「楽しんだもん勝ちってことかぁ?」と。
自分もそんな気がする。ルパンとは何ぞやと悩むことも、また楽しいことだし。悩まずに見るのも、それもまた楽しい。たしかに、楽しんだもん勝ちだよなと。
その台詞を最後に配したあたり、実に綺麗にまとめてみせた脚本だなと感心してしまったり。この作品、色々と素晴らしい。
そして、ラストのあたりで、ルパンは笑顔で語る。「楽しんだもん勝ちってことかぁ?」と。
自分もそんな気がする。ルパンとは何ぞやと悩むことも、また楽しいことだし。悩まずに見るのも、それもまた楽しい。たしかに、楽しんだもん勝ちだよなと。
その台詞を最後に配したあたり、実に綺麗にまとめてみせた脚本だなと感心してしまったり。この作品、色々と素晴らしい。
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以上です。