mieki256's diary



2010/03/07() [n年前の日記]

#1 [anime][ore_xxxxx] マクロス絡みの妄想をメモ

バルキリーが全く出てこないマクロスのTVシリーズを作ったりしないかなとバカ妄想。や、寝てたら、夢の中でそういうTVシリーズを見てしまったので。忘れてしまうのは、なんだかもったいないので、一応メモを。

遠くの惑星まで数世代かけて旅をする宇宙移民船、という設定のみに着目して、そんな船の中で暮らす人々の生活を描く。…マクロスシリーズの本来の設定では、数世代かけて旅なんかしてないのかもしれないけど。というか、竹宮恵子先生が、かなり昔にそういう内容の漫画(数世代かけて別の惑星に移民する話)を既に描いてたりもするので、今更感もちょっとあるけれど。

1話完結タイプ。1クール13話で、10個前後の恋愛模様・エピソードを描く。そのままだと、ただの少女漫画っぽくなってしまうから、どの話にも必ず一ヶ所は、SF的設定、もしくはマクロスの独自設定が絡む場面を挿入・活用して話を盛り上げる、というルールを決める。

回のタイトルには、既存のマクロスシリーズで使った、楽曲のタイトルを使ったり。第1話「私の彼はパイロット」。第2話「おぼえていますか」。第3話「俺の歌を聴け!」。みたいな。…タイトルと、活用すべきSF設定だけを脚本家に渡して、内容については、自由に話を作ってもらう。…首藤脚本のマクロスとか、浦沢脚本のマクロスとかを見てみたい。「おいおい、これのどこがマクロスだよ!」という大騒ぎを希望。

マクロス2よろしく、「パラレルワールドで繰り広げられる〜」とか言われてしまう予感。

夢の中で見たソレの設定をそのままメモ。 :

なんだかもったいないのでメモ。夢で見たソレだから、全然使えないけど。

マクロスの艦内(というか居住区ブロック)では、男性専用ブロックと女性専用ブロックが分けられていて。仕事をするときは、しぶしぶ(?)、一つのブロックに移動して仕事をするけれど。仕事が終わってプライベートの時間になったら、男ブロック、女ブロックに戻らなければいけない、という奇妙な社会で。

「これでは、ゼントラーディとメルトランディが戦争をしていた、愚かな時代の再現ではないか!」という反対の声もあるのだけれど。「別に戦争してるわけではないから、いいだろう」「結婚前の男女が、同じ居住空間で過ごすなど、実にけしからん」という風潮のほうが強く。つまり、マクロス艦内が、男子校・女子校状態。…なんでやねん。

で。主人公(男子)は年頃だから、やっぱり女の子と仲良くなりたいわけで。機会を窺って女性専用ブロックに忍び込み、そこでトラブルが。…夢の中では、病院に入院してた可憐な美少女と仲良くなって、みたいな展開だった。ベタだ。さすが夢。

バルキリーは、TVニュース映像中で紹介されるか、もしくは、主人公が見上げた宇宙空間の中で、光の軌跡を描いて飛んでいく豆粒みたいな何か、という形でしか出てこない。…現代日本において、戦闘機を直に見ることはまずないし、ましてや戦闘機が納豆ミサイルをばら撒く光景など絶対に見れないけど。まさにそんな感じ。マクロスと言う移民船の中で、平和に暮らしている一般市民にとっては、バルキリーはこう見えているだろうな、という感じの映像でしか登場しなかった。

いきなり最終回。カメラがずっと主人公の視点。主人公の顔は、画面に一切出てこない。それまでのエピソードで出てきた街の各所をうろついたり、若干外見が変わった旧友の元を訪れたりしつつ。以前の、ガチガチの男子校女子校状態が、少し緩くなった・改善した様子を提示して。視聴者には(というか夢で見ていた自分には)「あれから数年経ってるのかな?」と思わせる誘導(?)を。

で、彼女が入院してるはずの病院に訪れると、彼女とそっくりな美少女がベッドに居て。「よう」と声をかけると、「あ!お父さん!」(もしくは、「あ!おじさん!」)という返事。数年どころか、十数年経ってたのかよ。…何その超展開。

主人公は、彼女を車椅子に乗せ、マクロスの最下層、床が全部ガラス張り(?)の、宇宙空間と船団が見える場所までやってくる。そこは主人公にとって、今は亡き妻(今は亡き昔の恋人?)との思い出の場所。…足元には、宇宙空間=虚無の空間が広がってるわけで。よく考えるとスゲー怖いがな。

船団は、ちょうどワープ(…マクロスの設定だと別の呼称だったような…)をするところ。主人公のモノローグ。「(俺も、お前の母さんも、そしてお前も、人類にとっての種なんだろうな。やがてお前も、俺とお前の母さんのように、恋をして子供を産み、その子供がまた恋をして…。その頃には、この船は○○(惑星名)に辿り着く。俺達の子供は、○○で、人類と言う大きな木に育っていくんだろう…)」…みたいな臭くてそれっぽいことを。
漆黒に、小さな星々の光が散りばめられた宇宙空間で、赤や青の煌びやかな光を溢れさせながら、次々とワープしていく各船。その超絶綺麗なCG映像を背景に、ポツンと画面の真ん中に居る、主人公と娘(もしくはかつての恋人の忘れ形見?)の姿。みたいな感じで終わり。

てなところで目が覚めた。…元ネタは何だろうなあ。

#2 [anime][neta] マクロスのような宇宙船の中で床がガラス張りで宇宙が見える場所なんか作るのだろうか

足元に、宇宙空間しか見えない、そんな怖い場所なんか作るのかなあ。

いや、作るかもしれない。

まず、その場所を作る際に必要になる、材料の問題。マクロスほどの未来であれば、強度が十分にあり、製造コストも安く、扱いも楽で、光も透過させる、そんな材料が発明されているかもしれない。もしかすると、そのガラスモドキのほうが、光を透過しない材料よりコストが安い、という状況もありえる。となれば、あらゆる場所が、単にコストの問題から、ガラスモドキで作られてしまう、という状況もありえる。

また、マクロスぐらいの時代設定だと、安全性・利便性・実用性・生産性、とは違うものを優先して、艦内をデザインする人達が台頭してるのだろうと思える。いわゆる「デザイナー様」の登場。艦内デザイナー、という職種すら存在するかもしれない。

デザイナー様の力が強くなると、常識的に考えてコレはないだろう、というデザインがチラホラ出てくる。現代においても、それらの実例はあるし。 デザイナー様が本気を出すと、市民にとって「なんじゃこりゃ」「使いづらい」「不便だ」「何をどう考えたらこうなるんだ」というアレなモノが出来上がる。や、大半は、いい仕事をしてると思いますけど。時々凄いことをするデザイナー様が居る印象。そういうデザイナーに限って自信満々・名前が売れてたり。知らんけど。

であるから。マクロス艦内も、市民から非常に不評な場所が山ほどあるのだろうなあ、と想像するわけです。

デザイナーが、思想的理由で、わざとそういうデザインにすることもある。例えば、宮崎駿は、ジブリ美術館を造る際、子供が怪我しそうな設計・コンセプトを提示したらしいけど。(年に何回かは、救急車がジブリ美術館の前に止まってる、という噂も。) そこには、是非は別にして確固とした思想や信念がある。

マクロス艦内に、床がガラスモドキで出来た場所があるとして。常識的に考えれば、見た目で自分の足元に虚無が広がるそんな場所を、わざわざ設計しないわけだけど。デザイナーが思想を持って、あえてそういう作りにした、という設定もアリかなと。

床をガラスモドキにしてしまったデザイナー、ハーヤオ・ミヤザーキの言葉を想像してみる。

「我々はマクロス船団という、何もない宇宙空間の中を漂い続ける、どこか頼りない箱舟の中で暮らしています。この場所は、地球のように地面がある場所ではない。我々は、自分の足元に地面がないことを自覚しながら日々を生きるべきです。自分達が立っている場所が、地面のない、大変不安を感じる空間なのだと自覚できていれば、艦内でつまらんイザコザを起こす気にはならないでしょう。…誰かとケンカをしたら、その相手と一緒に、この場所に来るといい。一人で立っていたら、とてつもなく不安な気持ちになるはずです。でも、相手と抱き合いながら足元を見れば、一人で立っている時より、随分と気が楽になる。お互い助け合おうという気持ちに、自然となっていくでしょう。目的地に着くまで、私達にはつまらないトラブルを起こしている余裕はない。他者と抱き合い、励まし合いながら、旅を続けなければならないのです。それを感じ取ってほしいので、あえてこういうデザインにしたのです。」

しかし市民には大不評。その場所は、人気がまったく無い、実に寂しい場所に。市民からは、わざわざ艦内の貴重なスペースをこんな状態にしやがって、という怨嗟の声が。

ところが。人気がまったく無いと助かる人達が居る。それは恋人達。かくしてその場所は、恋人達の秘密のデートスポットに。カップルが集まり過ぎて、人気が全く無い状態とは程遠い状態になってしまうけど。何せ周囲はカップルだらけ。気も大きくなり、もうやりたい放題。抱き合うどころじゃなく、あんなことやこんなことまで行われる始末。

市民からは、風紀上問題があるから改装すべき、という意見が出始める。カップル達は猛反発。「貴方達は、ハーヤオ・ミヤザーキの理念が少しも分かってない。一緒にあの場所で抱き合いましょう」「やだよ。あんな怖い場所。行きたくないよ」「それではダメです。我々はこの箱舟の中で共に生きる者同士〜」てな感じでマスコミまで巻き込んで大騒動に。

しぶしぶ、市長が登場。船団内での人口統制、あるいは世代交代を円滑に進めるため、艦内においてはある程度夫婦になりそうな若いカップルを支援していく必要がある、故に、親しい男女が憩う場も必要なのである、となんだか胡散臭い言い訳をして場を収めて。

かくして、床がガラス張りのその場所は残されることに。今日もカップルが、「やだ〜怖い〜」「大丈夫さ。俺にしがみつけよ」「あっ…」というやり取りを、そこかしこでしているのであります。良かったね。ハーヤオ・ミヤザーキ。

てな設定はどうか。どうかと言われてもな。

そういやマクロスFに空中喫茶店みたいなのが出てきてたっけ。 :

主人公と、主人公の兄弟子?が会話をしてた場所が、そんな感じだったような。アレって怖くないのかな。お客さんが集まらないのではないか、という気もするけど。

スカート姿の女性が入れないような気もする。いや、あのくらい未来の時代になると、スカートの中が見えてもあまり気にしない風潮になってたりして。…本編を見る限り、そういうわけでもなさそうだけど。

以上、1 日分です。

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