2009/12/30(水) [n年前の日記]
#1 [pc] Microsoft Wireless Keyboard 3000にシールを貼った
先日購入して現在常用中の Microsoft Wireless Keyboard 3000 なのだけど。このキーボード、ファンクションキーの視認性が非常に悪い。
このアホらしい状況を改善すべく、無駄にお綺麗な、買ったばかりのキーボードに、泣く泣くシールを貼ることにした。
キーに直接貼ってしまったのでは、シールの糊が溶けた際に、キーも指もベタベタするであろうと予想できたので、キーの周辺にのみシールを貼って、区切りを強調することにした。一般的なキーボードであれば、ファンクションキーは4つずつまとめられ、4+4+4の形で12個のキーが並ぶようになっている。であるから、EscとF1の間、F4とF5の間、F8とF9の間、F12と[F]Lockの間の4ヵ所に、修正テープを細く切って線のようにしたものを貼りつけてみた。
効果テキメン。パッと見で、何番目のファンクションキーか、すぐに判るようになった。
それにしても、何故ファンクションキー周りをこのようなデザインにしたのか、本当に理解に苦しむ。
このキーボードは、マルチメディアキー部分に関して、少し気のきいたデザインをしている。
他のキーでやれていることをやっていないのは何故か。つまりはそこに思想があるからだろうと思える。このキーボードを企画して、デザインにOKを出したMicrosoftの人間は、おそらくファンクションキーを一切使わないようなPC操作こそが理想である、と考えているのではないか。そのようにでも邪推しなければ、これほどまでにファンクションキーが判りづらいキーボードは生まれてこないだろう。
だがしかし、一般的なアプリにおいては、ファンクションキーは有用なショートカットキーとして活躍する場面が多い。Windowsですら、他のキーとの併用で、ショートカットキーとして活用できる仕様が盛り込まれている。こんな状況下で、ファンクションキーを抹殺するようなデザインをするというのは、やはり理解に苦しむ。一体どんな思想を持って、この製品を世に生み出したのだろう。担当者の主張を一つ聞いてみたい気持ちにすらなってくる。
- そもそもキーに、「F1」「F2」〜「F12」といった刻印がない。代わりに、「元に戻す」「やり直し」「フォルダを開く」「フォルダを閉じる」等の、一般的なキーボードでは見かけることがないであろう、謎のピクトグラム(というかアイコン?)が描かれてしまっている。
- 「F1」「F2」といった印刷は、ファンクションキーの上の枠の部分に、黒字に青、かつ、豆粒のような文字で、印刷されている。
- ファンクションキーが、Esc、[F]lock キーも含めて、すべて綺麗に等間隔で、しかも小さいキーサイズで並んでいる。であるから、一般的なキーボードとは配置が異なるため、タッチタイピングは、ほとんど無理。目視でキーを判別して押すしかない。
- 黒字に青という、明度差がほとんどない印刷をじーっと見つめて、「F6」という文字を探すか、
- もしくは、「えーと『?』アイコンのあるキーがF1キーだから、そこから数えて、2,3,4,5,6…このキーのはずだ」と探すか、
このアホらしい状況を改善すべく、無駄にお綺麗な、買ったばかりのキーボードに、泣く泣くシールを貼ることにした。
キーに直接貼ってしまったのでは、シールの糊が溶けた際に、キーも指もベタベタするであろうと予想できたので、キーの周辺にのみシールを貼って、区切りを強調することにした。一般的なキーボードであれば、ファンクションキーは4つずつまとめられ、4+4+4の形で12個のキーが並ぶようになっている。であるから、EscとF1の間、F4とF5の間、F8とF9の間、F12と[F]Lockの間の4ヵ所に、修正テープを細く切って線のようにしたものを貼りつけてみた。
効果テキメン。パッと見で、何番目のファンクションキーか、すぐに判るようになった。
それにしても、何故ファンクションキー周りをこのようなデザインにしたのか、本当に理解に苦しむ。
このキーボードは、マルチメディアキー部分に関して、少し気のきいたデザインをしている。
- ズームキー、音量調整キーなど、一部のマルチメディアキーに関しては、青い枠線でそれらキーを囲む、というデザイン的な分類・視認性の向上を行っている。
- アプリ起動キー、マクロ登録キーなどは、4つずつ、6つずつといった感じで、隙間を空けずに配置して、デザイン的な分類をしている。
他のキーでやれていることをやっていないのは何故か。つまりはそこに思想があるからだろうと思える。このキーボードを企画して、デザインにOKを出したMicrosoftの人間は、おそらくファンクションキーを一切使わないようなPC操作こそが理想である、と考えているのではないか。そのようにでも邪推しなければ、これほどまでにファンクションキーが判りづらいキーボードは生まれてこないだろう。
だがしかし、一般的なアプリにおいては、ファンクションキーは有用なショートカットキーとして活躍する場面が多い。Windowsですら、他のキーとの併用で、ショートカットキーとして活用できる仕様が盛り込まれている。こんな状況下で、ファンクションキーを抹殺するようなデザインをするというのは、やはり理解に苦しむ。一体どんな思想を持って、この製品を世に生み出したのだろう。担当者の主張を一つ聞いてみたい気持ちにすらなってくる。
◎ 表面テカテカも気になる。 :
このキーボードは、キーの周辺がテカテカした素材・表面加工で出来ているのだけど。何故に、この素材・この表面加工にしたのだろう。気になる。
以前の工業製品であれば、人間の指が触る部分をテカテカした材質・表面にするなどとんでもない、指紋がついたら汚くなるだけではないか、という意見がほとんどだったと思うのだけど。どうも、AppleがiPodを出して以来、表面をテカテカにした製品が増えたように感じる。だが、個人的には、猫も杓子も考えなしにテカテカにしてる印象が拭えない。指紋が付くと、やはり見栄えは汚くなる。本当にそれでいいのだろうか。
iPodは、常にいつでも触れまくられ、叩きまくられるものだろうか。そうではないだろう。曲を切り替えたり等、たまにしか表面を触らないものではないのか。普段はポケットその他に突っ込まれて音楽を鳴らしてるだけではないのか。だが、キーボードは、明らかに扱いが違う。これほど触れまくられ、叩きまくられる機器はない。にもかかわらず、こんなテカテカな表面にしてしまって、本当にいいのだろうか。設計者・デザイナーは、考えが浅いのではないか。それとも、考えが浅いのは、そんな製品を買ってしまうユーザのほうなのか。
自分は、このキーボードを、表面がテカテカしてるという理由で選んだわけではない。ワイヤレスで、電池の持ちが良さそうで、Logicool K340よりカーソルキーがフツーで、等々実用性を期待して選択・購入した。「表面をテカテカにすると売れるんだ」などと、設計者・デザイナーに勘違いしてもらいたくない。テカテカした表面は、この製品のデメリットだと思う。こんな表面にされてしまったことで、見た目が余計に汚くなったではないか。
と思ったけど、「指紋が付いて汚くなった」と思ってる時点で、かなり見た目を気にしてないか?>自分。アレ?
…要するに、考えなしのテカテカ表面はやめてほしいという話なのです。たぶん。テカテカのほうが製造コストは安いのだ、という事情でもあるなら我慢しますけど。
以前の工業製品であれば、人間の指が触る部分をテカテカした材質・表面にするなどとんでもない、指紋がついたら汚くなるだけではないか、という意見がほとんどだったと思うのだけど。どうも、AppleがiPodを出して以来、表面をテカテカにした製品が増えたように感じる。だが、個人的には、猫も杓子も考えなしにテカテカにしてる印象が拭えない。指紋が付くと、やはり見栄えは汚くなる。本当にそれでいいのだろうか。
iPodは、常にいつでも触れまくられ、叩きまくられるものだろうか。そうではないだろう。曲を切り替えたり等、たまにしか表面を触らないものではないのか。普段はポケットその他に突っ込まれて音楽を鳴らしてるだけではないのか。だが、キーボードは、明らかに扱いが違う。これほど触れまくられ、叩きまくられる機器はない。にもかかわらず、こんなテカテカな表面にしてしまって、本当にいいのだろうか。設計者・デザイナーは、考えが浅いのではないか。それとも、考えが浅いのは、そんな製品を買ってしまうユーザのほうなのか。
自分は、このキーボードを、表面がテカテカしてるという理由で選んだわけではない。ワイヤレスで、電池の持ちが良さそうで、Logicool K340よりカーソルキーがフツーで、等々実用性を期待して選択・購入した。「表面をテカテカにすると売れるんだ」などと、設計者・デザイナーに勘違いしてもらいたくない。テカテカした表面は、この製品のデメリットだと思う。こんな表面にされてしまったことで、見た目が余計に汚くなったではないか。
と思ったけど、「指紋が付いて汚くなった」と思ってる時点で、かなり見た目を気にしてないか?>自分。アレ?
…要するに、考えなしのテカテカ表面はやめてほしいという話なのです。たぶん。テカテカのほうが製造コストは安いのだ、という事情でもあるなら我慢しますけど。
[ ツッコむ ]
以上、1 日分です。