2006/10/13(金) [n年前の日記]
#3 [tv] NHKで医師不足云々の番組が流れててちょっとだけ見ていたのだけど
産婦人科が近くにないので、遠くから来院・受診してる妊婦さんの話がなんというか。産婦人科が少ない → ベッドはいつも満室 → 遠くに住んでるからという理由では事前に入院しておくことが難しい → 産気づいたときに家族の運転する車で病院に運ばないといけない → 下手すると車の中で出産もありえる、という話で。不安に駆られている妊婦さんの気持ちを想像すると、なんともやるせない気持ちになってくる。
日本社会全体が、「子供を産むな」「作るな」「堕胎しろ」と言ってるようなものかもしれない。と思えてしまったり。…まあ、先人達が、あえてこういう社会を作ろうとして、わざわざ選択肢を選んできたのだろうし。文句の言いようもないけれど。
日本社会全体が、「子供を産むな」「作るな」「堕胎しろ」と言ってるようなものかもしれない。と思えてしまったり。…まあ、先人達が、あえてこういう社会を作ろうとして、わざわざ選択肢を選んできたのだろうし。文句の言いようもないけれど。
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以上です。
少子化に関して言えば、
つまるところ、子供がひとり立ちするまでの18〜22年間、
安定した収入と生活が保障されなくなってしまったからだと思う。
医者が減るのは、訴訟が…って言う話も多分にあると思うけど、
それ以前に医者も人間だって言うことを患者(お客)がわかっていないんだと思う。
医者も普通のサラリーマンみたいに土日と夜は休みたいはずだし、
医者として成長していくためには高度な医療と
その情報にすばやくアクセスできる生活環境が必要なんだと思う。
そうなれば当然情報がたくさん集まる東京のような大都市に住みたいはず。
問題は医療費の話。
番組の終盤でも出ていたけど、
伝染病のように個人の努力では防ぎようがないものに関しては手厚く、
肥満や糖尿病のような個人の努力で防げるものは自己負担を多く、
っていう考え方は良いような気がする。
慢性的な病気をどうするか、なんだけどね。
とりあえず、薬もらうためだけの診療行為は規制撤廃してもいいような気がする。
あと、派遣や請負のおかげで労働者の賃金が抑制されているんだから、
医者の世界にも派遣や請負みたいな制度ができたら易くなるんじゃないかと思ったり。
まぁ、それがかつての「研修医制度」だったんだろうけど。
おお。あの番組、見ておりましたか。
や、自分は途中で別の作業始めちゃったので
最初のあたりしか見てなかったんですが。
出産云々に関しては、もしかすると助産婦さんの数を増やすことで
ある程度対応できんかな、とも思ったんですが、
それだと衛生状態云々の点で問題があったりするんですかねぇ…。
いやいや、何か起きたときの対応ができないというのが大きいのか。
いやしかし、車の中で出産するぐらいなら…。うーん。
とりあえず、次世代を作るため・残すために必要な医療行為は、
特別扱いできんものなのか、と思ったりもしたのでありました。
出産による母子&子の死亡率は、ここ数十年で格段に減ってるそな。
一昔前なら死産だった未熟児が今の技術だと保育器にいれられ、
無事、成長できたりするじゃない?なのに、社会からは正当な評価(給与、
労働環境、社会的信頼)されてない。そりゃ医者だって産婦人科医になりたくないわな。
医者とか教師を「サービス業」だと言う人がいます、確かにそうゆう側面があるかもしれないが、
じゃあ患者や生徒(特に義務教育課程の小・中学生)や保護者が「客(=金づる)」でイイのか?
それも違うだろう。
医者とか教師とか社会性の高い職業は、私立病院or私立学校でも多くの税金が補助金として
投入されてる事から、警察官とか消防士とか自衛官などの公務員と同じく
『社会に必要不可欠な技能職』だろう。で、技能職ってのは絶えず技能を磨く機会を
安定して継続的に提供しつづけないと一定の技量は保てません。
つまり、「サービス業のお客」であると同時に「サービス業のオーナー」でもあるから
駄目医者や駄目教師を育てる義務みたいなものが、患者や生徒や保護者にはあると思うけどね。
>あと、派遣や請負のおかげで労働者の賃金が抑制されているんだから、
>医者の世界にも派遣や請負みたいな制度ができたら易くなるんじゃないかと思ったり。
フィリピンからの出稼ぎに頼るらしい。
http://www.nikkei.co.jp/neteye5/nakamura/index.html
http://www.yorozubp.com/0507/050715.htm
http://www.toonippo.co.jp/shasetsu/sha2005/sha20050323.html
なるほどなぁ…。たしかにそういうことなのかも…。