2006/07/03(月) [n年前の日記]
#3 [comic] 少女漫画雑誌における、他の出版社の少女漫画雑誌広告が気になった
メロディは白泉社の雑誌だけど。小学館の少女漫画雑誌の広告が載っていて、妙な感じがしたり。例えば、少年マガジンに、少年ジャンプの広告が載ったりするだろうかと。少年漫画業界と少女漫画業界は、そのへんについても何かが違う気がした。…もしかして、編集を専門に行う会社に発注して作ってるのかな。>少女漫画雑誌。だから、他の出版社の雑誌の広告も。と一瞬思ったが。どんな広告を載せるかは、編集ではなくて、発注してきた会社の仕事だったりしないか。てなことも想像。
待てよ。例えば、PC雑誌で、他の出版社の書籍広告が載ってたりするときもあるよな。それを考えると、どんな広告を載せるかに関しては、少女漫画雑誌はごくフツーで、少年漫画雑誌が異常、なのかもしれない。
待てよ。例えば、PC雑誌で、他の出版社の書籍広告が載ってたりするときもあるよな。それを考えると、どんな広告を載せるかに関しては、少女漫画雑誌はごくフツーで、少年漫画雑誌が異常、なのかもしれない。
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以上です。
当時のアニメ業界はOVAが流行ってました。OVAとは、オリジナル・ビデオ・アニメの略で
地上波や劇場公開された作品ではなくオリジナル作品のビデオテープによる販売。
漫画に例えれば、週刊誌連載されてる作品の単行本化ではなく、書き下ろし作品のようなモノです。
その中に、今までに無い作品ジャンルが生まれます「18禁アニメ」です。
「子猫ちゃんのいる店」とか「クリームレモン」なんかが続々と発売されます。
で、何せOVAですから、広告をバンバン打たないと知名度が上がらず販売も伸びません。
当然な流れからアニメ各誌に広告が載る訳です。
ここで問題がひとつ、「未成年も購入できるアニメ雑誌に18禁アニメの広告を載せるのは如何なものか?」
各アニメ誌の読者コーナーで議論が湧きまして、当時の編集部の見解はこうでした。
「アニメ雑誌に載せる広告は、編集部が決めている訳では無く、広告代理店に一任されております。
今後は、雑誌の読者層を考慮して相応しくないと思われる広告は、極力掲載しないようにします。」
出版業界の裏事情を垣間見た感じです。
つー事で、くだんの広告も広告会社が掲載する雑誌やスペースを決めてるから
雑誌社云々よりも宣伝効果の方が重視してて、商品を宣伝したい購買層(男or女性、年代層等)と
読者層のマッチングを優先するだろうから、ライバル誌でも掲載する場合もあるだろうね。
但し、出版業界は2大大手(講談社&小学館)があるから、白泉社の広告が
少年サンデーに載ったりはするかもしれないが、小学館の広告が少年マガジンに
載る事は無いかもしれない。
> 広告代理店に一任されております。
なんと! そこからして別会社だったとは!
完全に予想外の話でした。なるほどなぁ…。
それにしても、18禁アニメ広告がきっかけで事情が判るとは面白い…