mieki256's diary



2003/10/03(金) [n年前の日記]

#2 [anime] 池野恋先生の漫画は読むのがツライ

という話を、以前、友人達と話してたら。H氏が「池野先生がお母さんになったからでは。自分の娘に枕元で語り聞かせる感じで描いてるのではないか」と口にして、その意見に納得した記憶が。

SEEDも同じかなと。池野恋先生が娘さん宛てに描いた「りりかSOS」を大人が読むとツライのと同様、福田夫妻が自分達の息子さん宛てに作ったSEED=「10歳の子供にも判るガンダム」を見て今一つ満足できないのが大人の反応としては正常ではないかと。 *1

自分の子供に見せる事を念頭においたアニメ制作といえば :

未来少年コナンを作ってた頃の宮崎駿監督も同じだったはず。というわけで、 _「また、会えたね!」 を本棚から引っ張り出して監督インタビュー記事を読み返してみたり。たしか当時はガンダム関係がヒットしてた時期のような記憶があるんだけど、なんとなく富野監督と宮崎監督の違いが見えてくるようで面白い。「昨今のアニメは万年反抗期みたいな主人公がやたらと多いけど、ああいうのを見てると張り倒したくなる」との宮崎監督の感想は、親の立場で作品を見てたからだろうか。逆に言うと、親の立場にはなれなかった富野監督だからこそアムロやカミーユを主人公に据える事に躊躇しなかったのだろうし、それが反抗期真っ盛りの子供達に受け入れられた部分があったりするのかも。…わからんですが。

宮崎監督は今も知人の娘さん達を別荘に呼んで交流してるのだろうか。たぶんそれが、息子さんが大きくなってしまった現在でも、子供達に喜ばれる作品づくりを可能にしてるのだろうな。…富野監督もそういうのをやらないだろうか。別荘に呼んで〜では外見的に警戒されそうなので、 *2 どこかの自治体と組んで、夏休みを利用して子供達を集め、子供達だけでアニメの小作品を作れるように指導したりする。と同時に子供達の様子をじっくり観察して今時の子供の感覚をチェック。嘘。スケジュールや予算的に無理だろうな。

*1: このへん放映当初からスタッフ自身予想して、あまつさえ口にしてたはずなんだけどなー。
*2: なんと失礼な発言を…。

以上です。

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