mieki256's diary



2026/03/17(火) [n年前の日記]

#1 [linux] Zorin OS 18を試用

「Windows10のサポート期間が終了したのでLinuxを入れてみる」という記事をいくつか目にしたのだけど、Zorin OSを導入してみる事例が多いような印象を受けた。

Zorin OSは、Debian Linux をベースにして派生した Ubuntu Linux から更に派生したディストリビューション。かなり昔にちょっとだけ試用した記憶もあるけれど、最近はどんな感じなっているのか気になる。少し試用してみようかなと。

環境は Windows11 x64 25H2 + VMware Workstation 17 Pro 17.6.4 build-24832109。

インストール :

公式サイトは以下。

_Zorin OS - Make your computer better.

現行版は18。有償版のProと、無償で利用できるCore版があるらしい。

動作が軽いとされていたLite版もあるらしいのだけど、Lite版は廃止予定らしい。

_Getting Zorin OS Lite - Zorin Help

今回はCore版を試用。Zorin-OS-18-Core-64-bit-r3.iso を入手。

VMware上で仮想PCを新規作成。
  • インストール元 : 後でOSをインストール
  • ゲストOS : Linux
  • バージョン : Ubuntu 64bit
  • 他は推奨設定のまま。
最後に「ハードウェアカスタマイズ」をクリックして、光学ドライブ(新規 CD/DVD(SATA))に入手したisoを指定。

インストール自体はすんなりできた。ただ、日本語入力ができない…。

日本語入力の設定 :

Ubuntu系は ibus ではなく fcitx5 を使うと安定するらしい。

_ZorinOSの日本語入力で詰まったら、ibusを捨ててfcitx5にすると幸せになれる件(実体験) - OS ManiaX
_Zorin OS - 18 - Core GNOME -基本操作 - 日本語入力

上記ページに従って、fcitx5をインストールして、ibusをアンインストール。
sudo apt install fcitx5 fcitx5-mozc fcitx5-frontend-gtk2 gnome-shell-extensions
sudo apt remove ibus

mkdir -p ~/.config/autostart
cp /usr/share/applications/org.fcitx.Fcitx5.desktop ~/.config/autostart/

ただ、この作業をすると、日本語キーボードが消滅して、英語キーボード(キーボード - 英語(US))とmozcの組み合わせになってしまう。日本語キーボードを追加して、英語キーボードを削除する。

  1. タスクバー右下のキーボードみたいなアイコンをクリック → 設定。
  2. 右側で「キーボード - 日本語」を選んで、真ん中の「<」をクリックすれば追加できる。
  3. 左側で「キーボード - 日本語」を選んで、真ん中の上向き三角をクリックして一番最初に持ってくる。
  4. 左側で「キーボード - 英語(US)」を選んで、真ん中の「>」をクリックして除去。

ちょっとよく分からないのが、Japanese (OADG 109A) を選ぶように解説してる記事もあって…。Windows用のキー配置になっているのが OADG 109A ということらしいけど…。

_UbuntuでFcitx5を使うときの日本語入力の不安定な挙動を解消する|Web係りのおじさん

とりあえず、OADG 109A を選んでおこう…。

これで、「半角/全角」または「Ctrl + Space」でIME?が起動して日本語を入力できる状態になった。

しかし、毎回起動するたびに、上のほうに何かメッセージが出てくる…。

ウェイランド診断

入力メソッドのポップアップを提供するために、Input Method Panel GNOME Shell Extensions をインストールすることをお勧めします。
https://extensions.gnome.org/extension/261/kimpanel/
そうしないと、GNOME Shell のアクティビティ検索ボックスで入力する時に、入力メソッドのポップアップが表示されないことがあります。
詳細は
https://fcitx-im.org/wiki/Using_Fcitx_5_on_Wayland#GNOME
を参照してください。

_https://extensions.gnome.org/extension/261/kimpanel/
_https://fcitx-im.org/wiki/Using_Fcitx_5_on_Wayland#GNOME

Zorin OS 18 上で、Webブラウザを起動して、上記のURLを開いた。「ここをクリックしてブラウザー拡張機能をインストールしてください. 」と書いてあるので指示に従ってクリック。ブラウザ上に拡張機能がインストールされて、先ほどのページを開き直すとON/OFFを選べるようになった。

また、どこかしらに以下を記述して設定しないといけないらしいが…。
XMODIFIERS=@im=fcitx
QT_IM_MODULE=fcitx
GTK_IM_MODULE=fcitx

or 

XMODIFIERS=@im=fcitx
QT_IM_MODULES="wayland;fcitx"
GTK_IM_MODULE=fcitx

_fcitx5の公式から見る2026年の設定事情
_Zorin OS - 16 - 基本操作 - 日本語入力

どのファイルに書くかで、記述の仕方が変わってくるらしい…。

とりあえず /etc/environment に以下の形で追記してみた。
export LANG="ja_JP.UTF-8"
export XMODIFIERS="@im=fcitx"
export XMODIFIER="@im=fcitx"
export GTK_IM_MODULE=fcitx
export QT_IM_MODULE=fcitx
export DefaultIMModule=fcitx

件のメッセージは出なくなった。

でも、本当に /etc/environment に書いてしまっていいのだろうか。別のファイルのほうが妥当だったりして…?

NumLockを有効化 :

numlockx をインストールして自動起動するようにすればいいらしい。

_Zorin OS でテンキー(NumLock)をオンにする方法 Kubuntu | shattered-blog.com

sudo apt install numlockx

スタートメニュー → システムツール → Startup Applications → 追加。コマンドとして numlockx on を指定すればいいらしい。名前や説明は適当に。

ただ、VMware上では期待した結果になってないような…。実機で動かせば違うのかな?

_Ubuntu22.04 起動時にNumlockオン | ろっひー

GNOMEがNumLockの状態を記憶できるように設定することもできるらしい。一度 NumLockキーを叩いて有効にしておけば、再起動後も状態を再現してくれる。
gsettings get org.gnome.desktop.peripherals.keyboard remember-numlock-state

gsettings set org.gnome.desktop.peripherals.keyboard remember-numlock-state true

日本語フォルダを英語にする :

インストール直後は「デスクトップ」「ダウンロード」といった日本語名のフォルダになってしまっている。「Desktop」「Downloads」にしたい。

sudo apt-get install xdg-user-dirs-gtk
LANG=C xdg-user-dirs-gtk-update

ログアウトして、再度ログイン。

_Ubuntu: ユーザーディレクトリ名を標準の英語表記に変更する手順

フォントを追加 :

sudo apt install fonts-ipafont fonts-ipaexfont fonts-takao fonts-mplus fonts-migmix fonts-mmcedar fonts-umeplus fonts-motoya-l-maruberi fonts-droid-fallback xfonts-100dpi xfonts-75dpi xfonts-base xfonts-scalable xfonts-shinonome xfonts-intl-japanese xfonts-intl-japanese-big xfonts-kaname xfonts-intl-arabic xfonts-intl-asian xfonts-intl-chinese xfonts-intl-chinese-big xfonts-intl-european xfonts-intl-phonetic emacs-intl-fonts fonts-motoya-l-cedar fonts-horai-umefont fonts-ricty-diminished fonts-urw-base35 fonts-liberation fonts-texgyre xfonts-mplus fonts-noto -y

sudo apt install xfonts-naga10 ttf-mscorefonts-installer -y

HackGen 2.10.0 もインストール。
wget https://github.com/yuru7/HackGen/releases/download/v2.10.0/HackGen_v2.10.0.zip
wget https://github.com/yuru7/HackGen/releases/download/v2.10.0/HackGen_NF_v2.10.0.zip
unzip HackGen_v2.10.0.zip
unzip HackGen_NF_v2.10.0.zip
mv HackGen_v2.10.0 HackGen
mv HackGen_NF_v2.10.0 HackGen_NF
rm HackGen/HackGen35*
rm HackGen_NF/HackGen35*
sudo mv ./HackGen /usr/share/fonts
cd HackGen_NF
sudo cp *.ttf /usr/share/fonts/HackGen/
fc-cache -fv
fc-list : family | grep HackGen

Wineを試用 :

Windows用のアプリをLinux上で動かせるWineが気になったのでインストールしてみた。Zorin OSの場合、zorin-windows-app-support というパッケージをインストールすればいいのかな…?

sudo apt install zorin-windows-app-support 

結構時間がかかった…。

_脱Windows Zorin OSってどんな感じ? Windowsソフトを実行できるか検証 Linux - Qiita

日本語フォントを表示するアプリは文字化けするので、winetricks と cjkfonts をインストールしないといけないらしい。
sudo apt install winetricks

export WINEPREFIX="$HOME/.wine"
winetricks cjkfonts

Windows98時代のドローソフト G.CREW5 をインストールしてみたけれど…。一見動いたように見えたけど、サンプルファイルを開いたらレイアウトが崩れまくり。Wineの設定でWindows98にしてみたところ、表示されてなかったテキストボックス内の文章が表示されるようになって少し改善したけれど、ロゴ等の表示位置はおかしいまま。なかなか厳しいなと…。ただ、アプリによってはちゃんと動きそうな気配はする…。

雑感 :

見た目がオシャレなディストリビューションだなと…。

ただ、自分は普段 Ubuntu Linux や Debian Linux も使っているので、機能面で Zorin OS ならでは、といった部分を感じられず…。Ubuntu や Debian でええやん、という感想になってしまって…。

インストール直後から日本語入力ができない点もちょっと気になる。このあたり、英語圏で利用されることを前提にして作られてそうな気配も…。

でも、あちこちがオシャレなんだよなあ…。ここまでオシャレだと「Windowsじゃなくても、これでいいじゃないか」という気分になれそうではある…。

以上です。

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