mieki256's diary



2026/03/02(月) [n年前の日記]

#1 [nim] Nim言語について少し調べていた

Nim言語というプログラミング言語がある。少し調べてた。

Pythonに近いわけではなかった :

Nim用のソースコードはインデントでプログラムの構造化を実現しているので、一見するとPythonに近い言語なのかなと今まで思い込んでしまっていたのだけど。

よく調べてみると、そういうわけではなかった…。Nimを開発するにあたって影響を受けた言語リスト、なるものがあって、それを眺めると Pascal系の言語のほうが多く、Python からはほんのちょっとしか影響を受けてなかった。たしかにあちこちの仕様を眺めると、これは Pascal っぽいなあ、と思えてきた。どこがどうとは言えないけれど…。

まあ、インデントで構造を示す Python のソレが強烈過ぎるということでもあるのかな…。何かの拍子にインデントがごっそり無くなるだけで全く使えないソースコードになってしまうあたり、Python って独特過ぎる…。だから、インデントが活用されているだけで「ああ、これってPythonっぽいね」と勘違いしてしまうのは仕方ないのかも…。

GLFWはどれを使えばいいのか :

NimでOpenGLは使えるのかどうかが気になってググっていた。OpenGL自体は公式がメンテナンスしているライブラリがあるらしい。ただ、ウインドウ関係を出してくれる GLFW はどれを使えばいいのかよく分からず…。

昔は NimGL なるものがあって、その中に GLFW があったらしいけど、もう NimGL は使われてないという言及も目にしてしまって…。だとすると、GLFW を使いたい時は何が使われてるんだろう…。

もっとも、GLFW を使うとなると Windowsの場合は .dll もアプリと同梱しないといけないことになるのかな…? それとも .exe の中に内包できるのだろうか? よく分からん…。.exe 1つで動く状態にしたいけれど、そんなことできるのかな…。

#2 [anime] 「魔術師クノンは見えている」の演出は上手い

思考メモ。

TVアニメ「魔術師クノンは見えている」を視聴しているのだけど、演出が上手いなと思ったのでメモしておく。

このアニメ、予算やスケジュールが厳しいのか、作画面に関しては大変失礼ながら何一つ褒めるところがないのだけど…。原画からして海外スタジオにお願いしてる回もあるし…。

ただ、演出が上手い。とにかく上手い。惚れ惚れするほどの上手さ。

各話演出を担当してる方が上手いのか、それとも監督さんが指示を出して調整して良くなってるのか、あるいは編集さんあたりが勝手にアレコレやってイイ感じになってるのか分からないのだけど、とにかく上手いなと感心しております。

事例 :

例えば昨晩見た回では…。

学院への入学試験(?)のシーン。先生役がスゴイ魔法を出して、「さあ、この魔法を打ち破って見せなさい」と言いつつ、その際バックでは不穏なBGMが流れているのだけど。カットが切り替わると主人公が 「えっ。そんな試験でいいんですか?」とあっさり言い放ち、今まで流れていた不穏なBGMがスパッと切られてBGM無しになる。

教室内で同期の女子にアプローチをかけてる主人公のシーン。バックではほんわかしたBGMが流れているのだけど。ロッテンマイヤーさん的な女性教師が「呼ばれてるんだから早くしなさい」と言うと同時にそのほんわかBGMがスパッと無くなる。

学院の偉い人との面接シーン。主人公に多少興味を持った凄そうな魔術師が「なんなら私が色々教えてやっても良いぞ…」と言ってる途中なのに主人公が 「じゃあ面接終わったみたいなんで僕帰りますね」とさっさとドアを閉めて行ってしまう。

これは一つか二つ前の回だけど、店内・店主の前で、水で色んな形状を作れる能力を披露した主人公に対し、店主がちょっと恥ずかしそうに 「もしかして…人間の女性の形も作れたり…?」と尋ねようとしたその瞬間に主人公の御付きのメイドが鬼のような形相+めっちゃ早口で 「貴方子供の前で一体何を言い出すんですか!」と相手の言葉を遮る。

いくら言葉で説明してみても実際に映像を見てもらわないと全然ピンとこないだろけど…。とにかくタイミングが絶妙…。ツッコミやボケが入る、そのタイミングだけでついつい笑ってしまう。

この演出家さん、「娯楽映像作品とは時間の制御で見世物に仕立てていくもの」ということをよく分かってらっしゃる…。このあたり、ずっと同じペースでダラーッと流し続けて、せっかく脚本に盛り込んであったボケやツッコミを全て台無しにしちゃう演出家が大半なのに…。この演出家さんは分かってる。ちゃんと分かってる。素晴らしい。

BGMの使い方も上手い。「音楽には場の空気を支配する力がある」から映像作品でも頻繁に活用されるわけだけど。一般的にはそのまま流し続けて雰囲気を醸し出していくテンプレパターンに陥ってしまいそうなところでわざとスパッと切って無音にして冷や水を浴びせてくるというか。こちらの予想を裏切ってくる使い方。そこには飛躍もあるし、コントラストもあるので、これまたついつい笑ってしまう。アニメは総合芸術なのだ、音楽の使い方は武器になるのだということをよく分かってらっしゃる…。

もちろん、こういった見せ方は件のアニメだけがやってるわけでもなく、分かってる演出家さんなら当たり前のようにちょくちょく使ってる手管だったりするのだけど…。テンプレ演出しか出してこない、単に不勉強なのか、それとも全然考えてないのか、スケジュールに追われてそれどころじゃないのか、見ていて首を捻ってしまう演出家さんも結構見かけるわけで…。

まあ、作画面がアレだから、その分演出の上手さが光って見えるという面もあるのだろうけど…。上手いものは上手い。しかも、どのシーンも只の会話のやり取りに過ぎないし、顔芸の類を見せているわけでもないのに、ちゃんと笑わせてくるのだから…。上手いなあ…。

この演出家さんが奇面組リメイク版も担当してくれていたら良かったのになあ…。作画のクオリティは全く同じでも、もうちょっと笑えるアニメになってたんじゃないか…。いや、アレはギャグの種類が違うからちょっとやそっとじゃどうにもならないか…。ダウンタウンの松本氏が「飛躍し過ぎると客がついてこれなくて笑いに繋がらない」と言ってたらしいけど、奇面組のソレはカットが切り替わるたびに前後を無視したネタが盛り込まれるだけだから飛躍を通り越して単に無意味に断絶してるというか…。ここぞというタイミングを一切見定めることなく脈絡のない一発ギャグのみを延々披露し続ける芸人さんが居たとして、はたしてそれは笑えるのかどうか? という…。 *1

BGMの使い方云々 :

BGMの使い方云々でふと思い出したのでメモ。昔、何かのTVアニメで、BGMの使い方に感心した記憶があって…。

男性主人公がそうとは知らずに女性用露天風呂に入ってしまって、のんびり湯に浸かっていたら後から女性客の集団がワラワラと入ってきて思わず岩陰に隠れてしまうという、漫画やアニメでは散々見せられてきたあるあるなシチュエーションで…。ただ、ちょっとした工夫で印象が随分変わっていた。

女性客が談笑しているカットでは、明るくて楽し気で平和的なBGMが流れているのだけど。焦っている男性主人公のカットに切り替わると、まるで戦場にでも居るかのような非常に険しいBGMに切り替わって。また女性客のカットに戻ると平和なBGM。男性主人公のカットになると戦場BGM。それを何度か繰り返す、という…。

見ていて笑いながら唸ってしまった。このBGMの使い方は上手い…。なんというギャップ…。音楽は場の空気を支配する。場の空気を一変してしまう。その特性を活かして、こういう使い方もできるのかと…。飽きるほど見てきたシチュも、たったこれだけの工夫で笑えるシーンになるのだなと…。音楽の力ってスゴイ。いや、こういう使い方にちゃんと気づいて盛り込んでみせたこの演出家さんは偉い。素晴らしい。

これがまた、BGMがブツ切りで切り替わるあたりも上手かった、ような気がする。そのあたり記憶がちょっと定かではないけれど…。実は調整してあったのかもしれないけど…。

例えば映画音楽では、カットやシーンの内容に応じて曲調を変えるというのは比較的当たり前なので、カット毎に流れてる曲の雰囲気が違っているのは全然珍しくもなく…。例えば宮崎アニメも、音楽を担当してる久石譲さんが、横に置いてあるモニタに完成映像を映しながらタイミングを取りつつ指揮棒振ってオーケストラに演奏させて収録していたりするし…。

_劇伴(サウンドトラック)に15.73kHzが収録されている | 音響・映像・電気設備が好き

ただ、その場合、曲調が変わる瞬間も音楽としては一通り繋がってる感じになってしまうはずで…。

そういった事例と比べると、BGMがブツ切りで切り替わるというのは…。各キャラが、同じ時間、同じ場所に居ながら、しかしそれぞれ全く異なる心情が並列して発生しちゃってる感が、音楽の力でより強調されていた感じがするなと…。TVのリモコンのボタンを無造作に押して各チャンネルをザッピングしてるあの感覚に近いのだろうか。それぞれが繋がっていない、異なる流れが、並列してそこにまとまって存在してる感覚。

おそらく曲を作ったり演奏してる側からすれば「ブツ切りで切り替えるのは止めてくれ。それはダサい。カッコ悪い」「言ってくれればちゃんと曲として繋げながらキッチリ切り替わってる音源作りますよ」と言い出しそうな気もするけれど。映像作品に限っては、有無を言わせず曲がブツ切りで変わってしまったほうがより効果的だし、演出としてはそのほうが正解、という場面もあったりするのかもしれないなと…。 *2

このあたり、 _「床屋の満足」 がちょっと潜んでそうな気もする…。

思考メモです。オチは無いです。


*1: もっとも、ああいった構成の延長線上に ―― あの作品のアップデート版として不条理ギャグ漫画群の隆盛が位置しているようにも思うので、ギャグ漫画の歴史というか、変化と発展の流れを示す上ではけして無視できない重要な作品ではなかろうかとも思っているけれど、逆に言えば発展途上中の作品とも言えてしまうわけで、そりゃまあ今となっては面白くないのも自明なのだろうか、とも…。Windows10/11 を使ってる現代において Windows 3.1を「さあどうですか」と差し出されても扱いに困る…。当時としては画期的だったのかもしれんけど…。せめて Me か Vista ならネタになるのになあ。みたいな? 全然違うか。
*2: などと書いてしまったけど、「えっ。あのシーンは映像に合わせて曲を作ってましたよ?」とか言われたらどうしよう…。でもまあ、いつものOPやEDが流れてる途中でいきなりブツッと妙な何かが割り込んでくる系の演出が効果的だった事例もあるので(JOJOシリーズとか)、各要素を単体で見た時の仕上がりと、全部くっつけた時に現れる効果はまた別ですよねということで一つ。

以上、1 日分です。

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