2024/10/21(月) [n年前の日記]
#1 [proce55ing][processing] Processingをインストールした
プログラミング環境の Processing を Windows10 x64 22H2上でインストールしてみた。
_Welcome to Processing! / Processing.org
_Download Processing / Processing.org
_Welcome to Processing! / Processing.org
_Download Processing / Processing.org
◎ インストール :
processing-4.3-windows-x64.zip を入手して解凍。任意のフォルダに置く。今回は、D:\Prog\Processing\processing-4.3\ に置いた。
Processing 4.x から、64bit版のみの配布になったらしい。
以前書いたソースも動かしたいので、2.2.1 x86, 3.5.4 x86 も入手してインストールした。
_Releases / Processing.org
processing-2.2.1-windows32.zip と processing-3.5.4-windows32.zip を入手して解凍。それぞれ D:\Prog\Processing\ 以下に置いた。
processing.exe を実行すればエディタが開く。
Processing 4.x から、64bit版のみの配布になったらしい。
以前書いたソースも動かしたいので、2.2.1 x86, 3.5.4 x86 も入手してインストールした。
_Releases / Processing.org
processing-2.2.1-windows32.zip と processing-3.5.4-windows32.zip を入手して解凍。それぞれ D:\Prog\Processing\ 以下に置いた。
processing.exe を実行すればエディタが開く。
◎ JavaScript Modeが無くなってる :
昔の Processing は ―― 2.x の頃は JavaScript Mode (Processing.js)を追加して利用することができた。この JavaScript Mode (Processing.js) を使えば、Processing 用に書いたソースをほとんどそのままの状態で、Webブラウザ上でも動かすことができた。
しかし、Processing 3.x, 4.x では JavaScript Mode は無くなってしまったらしい。代わりに p5js Mode (p5.js) を使うことが推奨されるようになった。
手元のHDD内には、Processing + JavaScript Mode で書いたソースがいくつかあるのだけど、Processing 3.5.4 や 4.3 では「対応するモードが無いよ」と言われて開けなかった。困った。
JavaScript mode を正式にサポートしていたはずの Processing 2.x (2.2.1) 上で Mode を追加できないか試したけれど、選べるモードが何もリストアップされなかった。おそらくサーバのURLが変更されたり、サーバから渡される情報のフォーマットが変わってしまって、ネット経由では何もインストールできない状態になってしまったのだろう…。
JavaScript Mode 0.3.3 の zip を使って手動インストールを試みた。
_Tags - fjenett/javascript-mode-processing
Processing 3.1.2 上でも JavaScript Mode を使えるという話も見かけたので、Processing 3.1.2 x86 をインストールして、そちらも試してみた。ちなみに Processing 3.1.2 と、3.1.2 で動く JavaScriptMode は以下から入手できる。
_Release Processing 3.1.2 - processing/processing
_0.3.3 NOT Compatible with Processing 3.0 - Issue #35 - fjenett/javascript-mode-processing
Processing 3.1.2インストールフォルダ/modes/ に JavaScriptMode をコピーしたものの、Mode の選択項目としては出てこなかった。ただ、設定ウインドウ上で指定されてるユーザフォルダ/modes/ 以下にコピーしたら動くようになった。
ちなみに、JavaScript Mode に正式に対応していたのは Processing 3.0b5 までらしい。また、Processing 3.1.2 より後のバージョンでは JavaScript Mode は動かないとのこと。
しかし、Processing 3.x, 4.x では JavaScript Mode は無くなってしまったらしい。代わりに p5js Mode (p5.js) を使うことが推奨されるようになった。
手元のHDD内には、Processing + JavaScript Mode で書いたソースがいくつかあるのだけど、Processing 3.5.4 や 4.3 では「対応するモードが無いよ」と言われて開けなかった。困った。
JavaScript mode を正式にサポートしていたはずの Processing 2.x (2.2.1) 上で Mode を追加できないか試したけれど、選べるモードが何もリストアップされなかった。おそらくサーバのURLが変更されたり、サーバから渡される情報のフォーマットが変わってしまって、ネット経由では何もインストールできない状態になってしまったのだろう…。
JavaScript Mode 0.3.3 の zip を使って手動インストールを試みた。
_Tags - fjenett/javascript-mode-processing
- javascript-mode-processing-0.3.3.zip を入手。
- 解凍すると、release というフォルダがあるので、その中の JavaScriptMode.zip を使う。
- JavaScriptMode.zip を解凍して、Processing 2.2.1 x86 インストールフォルダ内の modes/ 以下に、JavaScriptMode というフォルダ名でコピー。
Processing 3.1.2 上でも JavaScript Mode を使えるという話も見かけたので、Processing 3.1.2 x86 をインストールして、そちらも試してみた。ちなみに Processing 3.1.2 と、3.1.2 で動く JavaScriptMode は以下から入手できる。
_Release Processing 3.1.2 - processing/processing
_0.3.3 NOT Compatible with Processing 3.0 - Issue #35 - fjenett/javascript-mode-processing
Processing 3.1.2インストールフォルダ/modes/ に JavaScriptMode をコピーしたものの、Mode の選択項目としては出てこなかった。ただ、設定ウインドウ上で指定されてるユーザフォルダ/modes/ 以下にコピーしたら動くようになった。
ちなみに、JavaScript Mode に正式に対応していたのは Processing 3.0b5 までらしい。また、Processing 3.1.2 より後のバージョンでは JavaScript Mode は動かないとのこと。
◎ JavaScript Mode と p5js Mode と Python Mode :
p5js Mode (p5.js) について少し調べてみたけれど、Processing 用のソースとは細かいところで記述が違うようで…。
そして、p5.js 用のソースは VSCode (Microsoft Visual Studio Code) でも書けるらしい。p5.js 用の拡張もいくつかある。
Processing、要らないじゃん…。VSCode 使えばいいじゃん…。
また、Processing には Python Mode というモードもあるけれど、このモードを使う時も Python っぽい記述に修正しないといけない。
そして、Python のモジュールとして p5 や py5 などがあるので…。
_Processing風のPythonライブラリ(Python Mode for Processing に変わるCPythonのライブラリ) #processing - Qiita
やっぱり Processing、要らないじゃん…。
p5js Mode にしろ、Python Mode にしろ、一体何のために Processing 上でも編集できるようにしているのか、ちょっと意味が分からないなと…。昔の JavaScript Mode (Processing.js) のように、Processing用の記述をほとんど変えずにソースを流用できるなら、そういうモードをサポートするのも分かるけど、もはやそうではないわけで…。
Processing のアプローチは、他の言語/ライブラリにも影響を与えたと思うのだけど。Processing そのものは、もはや要らない子になってきているのかもしれないなと…。
なんだか Ruby を思い出す。Ruby も色々な言語に影響を与えてきたらしいのだけど、実際のプロジェクトではまず使われないだろうし…。 *1
- Processing Mode 用に書いたソースは、p5js Mode では動かない。
- p5js Mode 用に書いたソースは、Processing Mode では動かない。
そして、p5.js 用のソースは VSCode (Microsoft Visual Studio Code) でも書けるらしい。p5.js 用の拡張もいくつかある。
Processing、要らないじゃん…。VSCode 使えばいいじゃん…。
また、Processing には Python Mode というモードもあるけれど、このモードを使う時も Python っぽい記述に修正しないといけない。
- Processing Mode 用に書いたソースは、Python Mode では動かない。
- Python Mode 用に書いたソースは、Processing Mode では動かない。
そして、Python のモジュールとして p5 や py5 などがあるので…。
_Processing風のPythonライブラリ(Python Mode for Processing に変わるCPythonのライブラリ) #processing - Qiita
やっぱり Processing、要らないじゃん…。
p5js Mode にしろ、Python Mode にしろ、一体何のために Processing 上でも編集できるようにしているのか、ちょっと意味が分からないなと…。昔の JavaScript Mode (Processing.js) のように、Processing用の記述をほとんど変えずにソースを流用できるなら、そういうモードをサポートするのも分かるけど、もはやそうではないわけで…。
Processing のアプローチは、他の言語/ライブラリにも影響を与えたと思うのだけど。Processing そのものは、もはや要らない子になってきているのかもしれないなと…。
なんだか Ruby を思い出す。Ruby も色々な言語に影響を与えてきたらしいのだけど、実際のプロジェクトではまず使われないだろうし…。 *1
◎ 2024/10/22追記 :
この日記に、Processing 3.1.2以降でも JavaScript Mode で開けるようにする方法がメモしてあった。
_mieki256's diary - Processing 3.3.6 x64をインストール
_mieki256's diary - Processing 3.3.6 x64をインストール
*1: Rubyは後方互換性を無視して先進的機能の追加を優先する方針で開発が進んだため、Ruby本体をアップデート/アップグレードすると今まで書いたスクリプトが動かなくなるので他の言語を使ったプロジェクトよりメンテナンスコストがかかってしまう、という話をどこかで見かけた。また、なぜその仕様変更が必要かといった議論が日本語圏内で行われてしまうので興味を持ってくれた英語圏の開発者さん達が議論に参加できずストレスを感じて離れてしまい国際的な求心力/訴求力をみるみる失っていった、とも聞いた。どこまで本当の話なのかは知らない。ただ、新言語が出てくるたびにそれら言語の開発者が「Rubyを参考にした」「Rubyの影響を受けた」と言及する場面を結構見かけるあたり、逆に考えると「Rubyでは使い物にならん」「Rubyはダメでしょ」と判断されてる/見捨てられているから新言語が生まれてる面もありそうだなと…。知らんけど。
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以上です。