2023/02/17(金) [n年前の日記]
#1 [debian][linux] twmを試用
Debian Linux 11 bullseye上で twm を試用してみた。ちなみに、Debian は、Windows10 x64 22H2 + VMware Workstation Player 17.0.1 build-21139696上で動かしてる。
twm というのは、ウインドウマネージャの一つ。かなり昔に作られたから色々不便なところもあるけれど、その分圧倒的にサイズが小さい。らしい。
_twm - Wikipedia
_How To Use Basics of twm Window Manager
_X Windows System の消費メモリの一覧 - OpenBSD で システム構築
Debian上では以下でインストールした。
ログイン画面で twm を選ぶと、真っ黒な画面とマウスカーソルだけが表示された。画面のどこかを左クリック、というか左ボタンを押しっぱなしにするとメニューが開いて、そこからアプリケーションを選んで起動させたり、twmを終了させたりできた。
ただ、メニューの状態が、巷の解説記事とは全然違う…。ウインドウに対してアレコレできる機能等が一切見当たらない。どうやら Debian/Ubuntu のソレは独自性を出そうとして使い辛い感じのデフォルト設定になってしまっているっぽい。
_M.Hiroi's Home Page / Memorandum
twm は ~/.twmrc というファイルでカスタマイズできるらしいけど、Debian の場合、初期設定は /etc/X11/twm/system.twmrc-menu (あるいは /etc/X11/twm/system.twmrc?)に書いてあるので、これをユーザのホームディレクトリに ~/.twmrc としてコピーしてカスタマイズしていくことになるのだろうか。
とりあえず、端末さえ出せば後はどうにでもなりそうなので、左クリックで表示したメインメニューを辿って、Debian → Applications → Shells → Bash を起動。何故か xfce4-terminal が起動した。そこは xterm とちゃうんかい…。いやまあ、Xfce もインストールしてある環境だから、xfce4-terminal が起動したのだろうけど。
twm というのは、ウインドウマネージャの一つ。かなり昔に作られたから色々不便なところもあるけれど、その分圧倒的にサイズが小さい。らしい。
_twm - Wikipedia
_How To Use Basics of twm Window Manager
_X Windows System の消費メモリの一覧 - OpenBSD で システム構築
Debian上では以下でインストールした。
sudo apt install twm
ログイン画面で twm を選ぶと、真っ黒な画面とマウスカーソルだけが表示された。画面のどこかを左クリック、というか左ボタンを押しっぱなしにするとメニューが開いて、そこからアプリケーションを選んで起動させたり、twmを終了させたりできた。
ただ、メニューの状態が、巷の解説記事とは全然違う…。ウインドウに対してアレコレできる機能等が一切見当たらない。どうやら Debian/Ubuntu のソレは独自性を出そうとして使い辛い感じのデフォルト設定になってしまっているっぽい。
_M.Hiroi's Home Page / Memorandum
twm は ~/.twmrc というファイルでカスタマイズできるらしいけど、Debian の場合、初期設定は /etc/X11/twm/system.twmrc-menu (あるいは /etc/X11/twm/system.twmrc?)に書いてあるので、これをユーザのホームディレクトリに ~/.twmrc としてコピーしてカスタマイズしていくことになるのだろうか。
とりあえず、端末さえ出せば後はどうにでもなりそうなので、左クリックで表示したメインメニューを辿って、Debian → Applications → Shells → Bash を起動。何故か xfce4-terminal が起動した。そこは xterm とちゃうんかい…。いやまあ、Xfce もインストールしてある環境だから、xfce4-terminal が起動したのだろうけど。
◎ 画面解像度を変更 :
LXDE や Xfce と違って、画面解像度が低い。変更したい。
_ARandRがめっちゃ良いって話 - Qiita
_debian9.1にGUI環境をセットアップ | atominux
_xrandr - ArchWiki
xrandr と打つと選べる解像度が表示されるので、ヨサゲな解像度を設定。
まあ、arandr を起動して変更するほうが楽だろうけど。モニター → Virtual1 → 解像度、で好きな解像度を選んで、ツールバー上の適用ボタンをクリックすればいい。
- CUI なら xrandr を利用。
- GUI なら arandr をインストールして利用。
sudo apt install arandr
_ARandRがめっちゃ良いって話 - Qiita
_debian9.1にGUI環境をセットアップ | atominux
_xrandr - ArchWiki
xrandr と打つと選べる解像度が表示されるので、ヨサゲな解像度を設定。
xrandr --output Virtual1 --mode 1440x900
まあ、arandr を起動して変更するほうが楽だろうけど。モニター → Virtual1 → 解像度、で好きな解像度を選んで、ツールバー上の適用ボタンをクリックすればいい。
◎ urxvtを試用 :
xterm をインストールして起動してみたけれど、日本語文字列が化ける。ウインドウ内で、Ctrl + 右ボタン押しで設定メニューっぽいものが出てくるので、TrueType Fonts にチェックを入れると、日本語も表示されるけど…。
巷の記事を眺めたら、urxvt (rxvt-unicode-256color) を使うとイイ感じになるという話を見かけたので試用してみた。
_urxvt こと rxvt-unicode を使うことのメモ | Jenemal Notes
_urxvt(1) - Linux man page
細かい設定は、~/.Xresources に記述して、xrdb で反映させるらしい。以下を記述。
xrdb で反映。
実行してみる。
設定確認は以下。
巷の記事を眺めたら、urxvt (rxvt-unicode-256color) を使うとイイ感じになるという話を見かけたので試用してみた。
_urxvt こと rxvt-unicode を使うことのメモ | Jenemal Notes
_urxvt(1) - Linux man page
sudo apt install rxvt-unicode-256color
urxvt -fg white -bg black -fn "xft:DejaVu Sans Mono-12,xft:IPAGothic" &
- デフォルトでは、文字色が黒、背景色が白で表示されるけど、-fg white -bg black をつけると、文字色が白、背景色が黒になる。
- -fn "xft:monospace-12" 等をつければフォント指定ができる。
- 最後に & をつけるとバックグラウンドで実行。
細かい設定は、~/.Xresources に記述して、xrdb で反映させるらしい。以下を記述。
!! ~/.Xresources !! rxvt-unicode-256color (urxvt) URxvt.geometry: 80x25 URxvt.scrollBar_right: true URxvt.scrollBar_floating: true URxvt.scrollstyle: plain URxvt.cursorBlink: true URxvt.cursorUnderline: false URxvt.pointerBlank: true URxvt.visualBell: true URxvt.saveLines: 8192 URxvt.fading: 40 URxvt.font: xft:DejaVu Sans Mono-12,xft:IPAGothic
xrdb で反映。
xrdb -merge ~/.Xresources
実行してみる。
urxvt -fg white -bg black &
設定確認は以下。
$ xrdb -query *customization: -color URxvt.cursorBlink: true URxvt.cursorUnderline: false URxvt.fading: 40 URxvt.font: xft:DejaVu Sans Mono-12,xft:IPAGothic URxvt.geometry: 80x25 URxvt.pointerBlank: true URxvt.saveLines: 8192 URxvt.scrollBar_floating: true URxvt.scrollBar_right: true URxvt.scrollstyle: plain URxvt.visualBell: true Xcursor.size: 18 Xcursor.theme: DMZ-White Xcursor.theme_core: true
◎ 余談。 :
メモリ使用量が少ないと言っても、さすがに twm は利用するのにちょっとツラいものがあった…。極端にRAMが少ない環境で動かすなら良い選択肢なのかもしれないけれど…。
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以上です。