2021/07/21(水) [n年前の日記]
#2 [linux] KNOPPIX 9.1 DVDをUSBメモリにインストールした
先日まで KNOPPIX 8.6.1 DVD を使って作業をしていたけれど、KNOPPIX 9.1 DVD が公開されていると知ったので、手持ちのUSBメモリにインストールしてみた。メンテナンス作業やファイルの救出作業をする際に、USBメモリからブートさせて作業したい。
◎ USBメモリにインストール。 :
USBメモリの容量は8GB。DVD版を入れるので、4.7GBより容量が大きくないといけない…と思う。たぶん。作業は Windows10 x64 21H1上で行った。
使用したソフトは以下。
USBメモリは、SD Card Formatter 5.0.1 を使って、事前に初期化しておいた。
_KNOPPIX - Live Linux Filesystem On CD
KNOPPIX_V9.1DVD-2021-01-25-EN.iso をDL。
Windows10 x64 21H1 + VMware Player上で、KNOPPIX_V9.1DVD-2021-01-25-EN.iso を使って起動する仮想PCを新規作成。かつ、仮想PCを起動。
KNOPPIXの起動時に以下を打ち込んで、日本語表示/日本語キーボード/3D描画無効化/日本時間で起動させる。
VMware Player 側からUSBメモリを扱えるようにする。VMware Player のウインドウの右上の、リムーバブルメディアっぽいアイコンを右クリックして「接続」。これで、USBメモリがホストOS(Windows10)から切断されて、ゲストOS(KNOPPIX)に接続される。
KNOPPIXデスクトップ画面の、左下のスタートボタン → Knoppix → Install KNOPPIX to flash disk、を選択。ウイザード形式でUSBメモリにインストールするための指定をする。
書き込み先のメディアの容量をよく見て、USBメモリ以外に書き込んでしまわないように気を付ける。
書き込みが終わったら、USBメモリからブートさせる際の起動オプションを、あらかじめUSBメモリ内で指定しておく。
USBメモリ内の \boot\syslinux\ 以下、3ファイルを修正。
おおよそ、以下のような変更を行う。
これで、起動時にオプションを打ち込まなくても、日本語表示/日本語キーボード/3D表示機能無効化/日本時間でOSが立ち上がるように設定できる。
以下、参考ページ。
_Linux活用レシピ KNOPPIXの活用 最新版 KNOPPIX9.1 の日本語化
_KNOPPIX 9.1 DVD/CD 出てました - palm84.com
_KNOPPIX 9.1 CDで日本語版 Remaster USBメモリ作成 - palm84.com
使用したソフトは以下。
- SD Card Formatter 5.0.1。USBメモリの初期化に使用。
- VMware Workstation 16 Player 16.1.0 build-17198959。KNOPPIX 9.1 DVD を起動してUSBメモリにインストールするために使う。
USBメモリは、SD Card Formatter 5.0.1 を使って、事前に初期化しておいた。
_KNOPPIX - Live Linux Filesystem On CD
KNOPPIX_V9.1DVD-2021-01-25-EN.iso をDL。
Windows10 x64 21H1 + VMware Player上で、KNOPPIX_V9.1DVD-2021-01-25-EN.iso を使って起動する仮想PCを新規作成。かつ、仮想PCを起動。
KNOPPIXの起動時に以下を打ち込んで、日本語表示/日本語キーボード/3D描画無効化/日本時間で起動させる。
knoppix64 lang=ja xkeyboard=jp no3d tz=Asia/Tokyo
VMware Player 側からUSBメモリを扱えるようにする。VMware Player のウインドウの右上の、リムーバブルメディアっぽいアイコンを右クリックして「接続」。これで、USBメモリがホストOS(Windows10)から切断されて、ゲストOS(KNOPPIX)に接続される。
KNOPPIXデスクトップ画面の、左下のスタートボタン → Knoppix → Install KNOPPIX to flash disk、を選択。ウイザード形式でUSBメモリにインストールするための指定をする。
書き込み先のメディアの容量をよく見て、USBメモリ以外に書き込んでしまわないように気を付ける。
書き込みが終わったら、USBメモリからブートさせる際の起動オプションを、あらかじめUSBメモリ内で指定しておく。
USBメモリ内の \boot\syslinux\ 以下、3ファイルを修正。
syslinux.cfg syslnx32.cfg syslnx64.cfg
おおよそ、以下のような変更を行う。
DEFAULT auto APPEND lang=en apm=power-off initrd=minirt.gz nomce hpsa.hpsa_allow_any=1 loglevel=1 ↓ DEFAULT auto APPEND lang=ja xkeyboard=jp no3d tz=Asia/Tokyo apm=power-off initrd=minirt.gz nomce hpsa.hpsa_allow_any=1 loglevel=1エディタの置換機能で、「lang=en」を「lang=ja xkeyboard=jp no3d tz=Asia/Tokyo」に全置換。
これで、起動時にオプションを打ち込まなくても、日本語表示/日本語キーボード/3D表示機能無効化/日本時間でOSが立ち上がるように設定できる。
以下、参考ページ。
_Linux活用レシピ KNOPPIXの活用 最新版 KNOPPIX9.1 の日本語化
_KNOPPIX 9.1 DVD/CD 出てました - palm84.com
_KNOPPIX 9.1 CDで日本語版 Remaster USBメモリ作成 - palm84.com
◎ KNOPPIXにsshでアクセス。 :
Windows機からKNOPPIX側にsshでアクセスしたい。
KNOPPIXのスタートボタン → Knoppix → Start SSH Server で、sshサーバを起動できる。初回起動時はパスワードを尋ねてくるので入力。Enterを押すと端末が閉じる。この状態で、既にsshサーバがバックグラウンドで動作している。
Windows機から、PuTTY等を使って ssh でログイン。ユーザ名は knoppix。パスワードは先ほど入力したパスワード。
KNOPPIX側のIPアドレスが分からないと ssh でアクセスできないかもしれない。ip a もしくは ip address でIPアドレスが確認できる。
KNOPPIXのスタートボタン → Knoppix → Start SSH Server で、sshサーバを起動できる。初回起動時はパスワードを尋ねてくるので入力。Enterを押すと端末が閉じる。この状態で、既にsshサーバがバックグラウンドで動作している。
Windows機から、PuTTY等を使って ssh でログイン。ユーザ名は knoppix。パスワードは先ほど入力したパスワード。
KNOPPIX側のIPアドレスが分からないと ssh でアクセスできないかもしれない。ip a もしくは ip address でIPアドレスが確認できる。
◎ KNOPPIXでsambaを起動。 :
KNOPPIXには、本来、sambaを起動するランチャー?があるけれど。8.6 や 9.1 はそのランチャーが正常に動作しないらしい。端末を開いて、手動で設定ファイル (etc/samba/smb.conf) を編集して、手動で nmbd と smbd を起動しないといかんらしい…。
_KNOPPIX 9.1 CDで日本語版 Remaster USBメモリ作成 - palm84.com
_KNOPPIX 9.1 DVD/CD 出てました - palm84.com
まず、ランチャーを起動して、設定ファイルを作成。スタートボタン → Knoppix → Samba Server。config を選択してOK。パスワードを入力。
終わったら、start と config の選択ウインドウが再度開くので、キャンセルして終了。
設定ファイルを編集。
# secutity = user の行の「#」を削除して有効化。
自分の環境の場合、以下も書き換えた。
sambaを利用するユーザを追加。
nmbd と smbd を起動。
Windows機から、KNOPPIX側のIPアドレス、もしくはホスト名に、ping を打ってみる。ping が無反応なら、LAN内で KNOPPIX側にアクセスできる回線状況にはなってない。
エクスプローラ等でアクセスしてみる。Win+Rキーを押して、以下を打ってみても良い。
開く際、ユーザ名(knoppix) とパスワードを尋ねてくるので入力。
_KNOPPIX 9.1 CDで日本語版 Remaster USBメモリ作成 - palm84.com
_KNOPPIX 9.1 DVD/CD 出てました - palm84.com
まず、ランチャーを起動して、設定ファイルを作成。スタートボタン → Knoppix → Samba Server。config を選択してOK。パスワードを入力。
終わったら、start と config の選択ウインドウが再度開くので、キャンセルして終了。
設定ファイルを編集。
sudo vi /etc/samba/smb.conf
# secutity = user の行の「#」を削除して有効化。
自分の環境の場合、以下も書き換えた。
#workgroup = WORKGROUP workgroup = HOGEGROUP netbios name = MICROKNOPPIX
sambaを利用するユーザを追加。
sudo smbpasswd -a knoppixパスワードも入力。
nmbd と smbd を起動。
sudo /etc/init.d/nmbd restart sudo /etc/init.d/smbd restart
Windows機から、KNOPPIX側のIPアドレス、もしくはホスト名に、ping を打ってみる。ping が無反応なら、LAN内で KNOPPIX側にアクセスできる回線状況にはなってない。
ping 192.168.x.x ping microknoppix
エクスプローラ等でアクセスしてみる。Win+Rキーを押して、以下を打ってみても良い。
\\192.168.x.x \\microknoppix
開く際、ユーザ名(knoppix) とパスワードを尋ねてくるので入力。
[ ツッコむ ]
以上です。