mieki256's diary



2019/08/21(水) [n年前の日記]

#1 [ubuntu] AMD Sempron 3100+機に Ubuntu 18.04 をインストールしようとして四苦八苦その2

昨日に引き続き作業中。

オンボードビデオが VIA S3 UniChrome Pro というかなり古い環境で、Ubuntu 18.04 の iso を使っていきなりインストールしようとすると、画面解像度が 640x480 になってしまってインストール作業ができないわけで。また、最初からUSB接続の無線LAN子機を使うと、何かのタイミングでネット接続できなくなってインストーラの動作がおかしくなる気配もあり。

結局、Ubuntu 16.04 の iso、かつ、一旦有線LAN接続を使って 16.04 をインストールしてから、18.04 にアップグレードするという流れで、どうにか 18.04 の状態にできた。その状態で、USB接続の無線LAN子機、BUFFALO WLI-UC-GNM (Ralink RT8070) を繋げば、ネット接続も問題が起きない模様。

しかし、この方法だと、アップグレード処理で、とにかく時間がかかる。ほとんど半日かかったような気がする…。

Ubuntu Serverをインストールしようとしておかしなことに。 :

もしかすると、Ubuntu Server をインストールしてからデスクトップ環境をインストールしていけばよいのではないか、と思い立ち。ubuntu-18.04.3-live-server-amd64.iso をDLして、USBメモリに書き込んで、インストールしようとしたのだけど。

インストール作業が終了して「再起動しろ」と言ってきたので再起動してみたら。起動しない…。

それどころか、妙な状態になっていることに気が付いた。BIOSのセットアップ画面に入れない。Boot Menu も出せない。電源投入後、CPU名、メモリ容量、IDE接続HDDの一覧を表示したところで固まってしまう。

BIOS破壊ではあるまいかと不安に。 :

症状についてググってたら、Ubuntu 17.10 で、BIOSを破壊するバグを混入してしまった時期があるようで。

_Ubuntu 17.10にBIOSを「破壊」するバグが発覚!原因は?対応策はあるのか?問題の詳細と現状まとめ | LFI

Intel製CPUを使っていて、かつ、UEFI BIOS が乗ってる環境で起きていた話らしいので、今回の環境、AMD Sempron 3100+ + MSI K8MM-V + Award BIOS は該当しないはずだけど。しかし、もしかして、今回のような大昔の環境では動作確認をしてなくて、その手のバグが混入し続けていた可能性は…。

HDDが壊れたっぽい。 :

試しに、M/B上でCMOSクリアをしつつ *1 、HDD Hitachi(HGST) IC35L120AVV207-1 (120GB, IDE, Ultra ATA100, 7200rpm, Cache 8MB) を外して起動してみたら、BIOS設定画面に入れた。

となると、BIOSが破壊されたわけではなかったらしい。良かった。助かった。

さておき。IDE接続HDDを繋ぎ直すと、BIOSが先に進まなくなる。となると、HDDが壊れた可能性が高そう。HDDの基板のあたりに熱がこもるケースになってたし、Ubuntu Server のインストール時、ひっきりなしにHDDにアクセスしてたから、HDDを制御するチップが熱で壊れてしまったのかもしれない…。

試しに、手持ちの別HDDを ―― Western Digital WD5000AAKB-00YSA0 (WD Caviar SE16, 500GB, IDE, Ultra ATA100, 7200rpm, Cache 16MB) をつけてみた。すんなりBIOS設定画面に入れた。

やはり、今まで使っていたHDDが壊れてしまった模様。そうとしか思えない。

HDDを変えてインストールし直し。 :

このまま、WD5000AAKB-00YSA0 に、OSをインストールしてしまおう。

その前に、中身を確認しないといけない。USBメモリに KNOPPIX_V7.2.0CD-2013-06-16-JA-LCR.iso を書き込んで起動。/media/sda1 の中には何も入っていないことを確認。

また Ubuntu Server を入れて同じことになったら怖いので、Ubuntu 18.04 の Minimal iso を使ってインストール。今までは、無線LAN子機でネット接続しながら、インストール作業をしようとして途中で止まっていたけれど、今回は有線LAN接続、かつ、最初の選択画面で日本語を選ばずに、English のまま作業を進めてみる。

今回は途中で止まらずにインストールできた。HDDから起動できることを確認。日本語化してからシャットダウンして、LANケーブルを抜いて、無線LAN子機を接続。起動後、「Wi-Fiが使えるよ」と表示された。

つまり、Ubuntu 18.04 を Minimal iso を使ってインストールする場合、有線LAN接続、かつ、英語表示の状態で作業を進めればハマらずに済む可能性がある、ということかもしれず。

*1: M/B上のジャンパーピンを差し直せばCMOSクリアができる。

以上です。

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