2019/01/16(水) [n年前の日記]
#2 [cg_tools] Jw_cadを試用
自分が製図っぽいノリで図面を作成する時は、えてして AR_CAD を使うのだけど。
_「AR_CAD」直感的な操作で手軽に図面を作成できる2次元CAD - 窓の杜
_フリーの2D汎用CADソフト「AR_CAD」 - オフィシャルサイト『AR_CAD MANIA』
ただ、世間一般的には、フリーの2D用CADと言うと Jw_cad がメジャーなようで。
_「Jw_cad」定番の無料2次元CADソフト - 窓の杜
AR_CAD とどんな違いがあるのか、Jw_cad ならではの機能があったりするのだろうかと気になってきたので、少し試用してみたり。環境は Windows 10 x64 + Jw_cad 8.03a。
_「AR_CAD」直感的な操作で手軽に図面を作成できる2次元CAD - 窓の杜
_フリーの2D汎用CADソフト「AR_CAD」 - オフィシャルサイト『AR_CAD MANIA』
ただ、世間一般的には、フリーの2D用CADと言うと Jw_cad がメジャーなようで。
_「Jw_cad」定番の無料2次元CADソフト - 窓の杜
AR_CAD とどんな違いがあるのか、Jw_cad ならではの機能があったりするのだろうかと気になってきたので、少し試用してみたり。環境は Windows 10 x64 + Jw_cad 8.03a。
◎ 感想。 :
感想としては…。Jw_cad は、AR_CAD と比べるとUIが分かりにくいなと。Jw_cad は元々DOS上で動いてたCADらしいので、どうもDOSアプリのノリが、良くも悪くも継承されているのではないかと邪推したりもして。
例えば、レイヤーの、表示/非表示/ロック切り替え仕様。
AR_CAD は Photoshop 等と同様に、目のアイコン、鍵のアイコンをクリックして設定するので、他のCGソフトを触ってる人ならどういう操作をすればいいのかすぐにピンとくるけれど。Jw_cad は、丸付き数字、数字非表示、数字のみ、という表示だったりするので、意味が分かるまで、ちょっと…。
おそらく、低解像度しか使えなかったDOSアプリ時代に、レイヤー情報を如何に少ない面積で伝えるかを考慮して、そういう仕様になったのだろうなと。そして、DOSアプリ時代の操作に慣れたユーザ向けに、Windows版も、仕様をそのまま継承したのだろう…。
また、各コマンドのボタンも…。AR_CAD はアイコンになっているので、どこにどのコマンドがあるか分かりやすいけど。Jw_cad は単語が並んでるだけなので、どこに何があるのか、順に読んでいかないと探し出せない。なかなかツライ。
もっとも、アイコンで機能の説明をするのは難しいけれど、単語が並んでいればどんな機能かおおよそ想像できるので、このほうがありがたいと思う人も居るのかもしれない。更に、Jw_cad は、クロックメニューという、マウスカーソルのある場所で時計のようなメニューを即座に表示して使うこともできるので、単語が並んだコマンド群のボタンをクリックするより、その場でクロックメニューを出してコマンドを選ぶほうが推奨されてる気配もあり、そのあたり問題にはなっていないのかもしれない。
そんな感じで、UIの分かりにくさには若干閉口したものの、機能面は AR_CAD とほぼ似たような感じで ―― というかおそらく AR_CAD がこのあたりを参考にしたのかなと思えてくる印象で、UIや操作に慣れてしまえばフツーに使えそうな気もしたり。
何より、Jw_cad なら、Web上で閲覧できる初心者向けページがそこそこあるし、解説書籍も販売されていた時期があるようで、そのあたりは利点だろうなと。これが AR_CAD の場合、公式マニュアルすらユーザ登録しないと閲覧できないわけで…。
そんな感じで、UIは分かりにくいというか、一般的なWindowsアプリとは異質なUIと感じたけれど、機能面は問題無さそうだし、解説ページも多いしで、この選択肢もアリかもしれないなと。もっとも、自分の場合、やれることが同じなら、慣れてる AR_CAD を使ってしまいそうではあるけれど…。
例えば、レイヤーの、表示/非表示/ロック切り替え仕様。
AR_CAD は Photoshop 等と同様に、目のアイコン、鍵のアイコンをクリックして設定するので、他のCGソフトを触ってる人ならどういう操作をすればいいのかすぐにピンとくるけれど。Jw_cad は、丸付き数字、数字非表示、数字のみ、という表示だったりするので、意味が分かるまで、ちょっと…。
おそらく、低解像度しか使えなかったDOSアプリ時代に、レイヤー情報を如何に少ない面積で伝えるかを考慮して、そういう仕様になったのだろうなと。そして、DOSアプリ時代の操作に慣れたユーザ向けに、Windows版も、仕様をそのまま継承したのだろう…。
また、各コマンドのボタンも…。AR_CAD はアイコンになっているので、どこにどのコマンドがあるか分かりやすいけど。Jw_cad は単語が並んでるだけなので、どこに何があるのか、順に読んでいかないと探し出せない。なかなかツライ。
もっとも、アイコンで機能の説明をするのは難しいけれど、単語が並んでいればどんな機能かおおよそ想像できるので、このほうがありがたいと思う人も居るのかもしれない。更に、Jw_cad は、クロックメニューという、マウスカーソルのある場所で時計のようなメニューを即座に表示して使うこともできるので、単語が並んだコマンド群のボタンをクリックするより、その場でクロックメニューを出してコマンドを選ぶほうが推奨されてる気配もあり、そのあたり問題にはなっていないのかもしれない。
そんな感じで、UIの分かりにくさには若干閉口したものの、機能面は AR_CAD とほぼ似たような感じで ―― というかおそらく AR_CAD がこのあたりを参考にしたのかなと思えてくる印象で、UIや操作に慣れてしまえばフツーに使えそうな気もしたり。
何より、Jw_cad なら、Web上で閲覧できる初心者向けページがそこそこあるし、解説書籍も販売されていた時期があるようで、そのあたりは利点だろうなと。これが AR_CAD の場合、公式マニュアルすらユーザ登録しないと閲覧できないわけで…。
そんな感じで、UIは分かりにくいというか、一般的なWindowsアプリとは異質なUIと感じたけれど、機能面は問題無さそうだし、解説ページも多いしで、この選択肢もアリかもしれないなと。もっとも、自分の場合、やれることが同じなら、慣れてる AR_CAD を使ってしまいそうではあるけれど…。
◎ 余談。 :
レイヤーの表示・非表示を切り替えても、キャンバス内の表示が変化しなくて首を捻ったけれど。一旦マウスカーソルをキャンバス内に入れないと、表示・非表示等が変化しないのだな…。
[ ツッコむ ]
以上です。