mieki256's diary



2018/11/25() [n年前の日記]

#1 [windows] SPTKがWindows上で使えるか確認

SPTK (Speech Signal Processing Toolkit) が Windows10上でも使えそうかどうかを確認してみたくなったので、そのあたり試してみたり。

SPTK は、Windows用バイナリが配布されてないので、ソースをビルドしないといけない。とりあえず、手元の Windows10 には MSYS2 がインストールされているので、その上でビルドしてみようかと。

Cortana に msys2 と打ち込んで、「MSYS2 MinGW 32-bit(32bit)」を起動。

ホームフォルダ以下に build/sptk/ を作って、中に SPTK-3.11.tar.gz をコピー。
cd ~/build/sptk
tar zxvf SPTK-3.11.tar.gz
cd SPTK-3.11
./configure
make
make install

$ which impulse
/mingw32/bin/impulse

$ impulse -h
ひとまず、SPTK 3.11 をビルド、かつ、インストールできたらしい。

動作させるために X Window が必要になる xgr については、ビルドされなかった。当然インストールもされてない。また、今回のソレだと、「MSYS2 MinGW 32-bit(32bit)」上でしか使えない点にも少し注意。

ちなみに、「MSYS2 MSYS (32bit)」を起動して同じ作業をしてみたところ、MSYS上でも使えるようになった。

Windows版gnuplotもインストール。 :

gnuplotがあると波形の類を表示することも容易と知って、試しにインストールしてみたり。

_gnuplot homepage
_gnuplot - Browse /gnuplot at SourceForge.net
_Windows PCへのgnuplotのインストール (2016年8月)

今回は、gp525-win64-mingw.exe をDLしてインストールしてみた。以下を参考に、SPTK の rawデータをテキスト出力したものを渡してみたら、たしかに波形っぽいものが表示された。

_SPTKの使い方 (1) インストール・波形描画・音声再生 - 人工知能に関する断創録
dmp +s data.short > data.txt
wgnuplot
gnuplot > plot "data.txt" w l

以上です。

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