mieki256's diary



2015/04/04() [n年前の日記]

#3 [anime] ローニャ、最終話を視聴

一応最後まで、ちゃんと見ました。今では絶滅危惧種に近いジャンルなのでこれは絶対見ておかないと、などと若干妙な気合いを入れながら見てました。クロスアンジュの対極に位置するアニメだよな…。謎の白い光が大活躍しないし。仮に海外で放映しても全く問題無いだろうと思える内容。まあ、たぶん海外市場も狙ってるだろうけど。

実のところ、途中で制作が間に合わなくなって未完に終わるのではないか、てな大変失礼な展開も想像してたので、よくまあここまで作ったなあ、完走できたのだなあ、という印象で。これはポリピクや美術さん達の力が大きいのだろうな…。

テンポが悪い悪いと言われるけど、そのあたりは監督というよりシリーズ構成の川崎ヒロユキ氏の傾向じゃないかと自分は思っていて。ただ、低年齢向け作品も手掛けてきた方だから、わざとやってそうだよなと。考えてみれば自分が子供の頃(幼児期)に見ていたアニメもそんなにテンポが良かったわけでもないし。情報を矢継ぎ早に幼児にぶつけて、それが良い結果に繋がるかといえば怪しいし。このくらいの按配がいいんだよ、てな感覚を持ってるんじゃないか、と邪推?しながら眺めてました。 *1

ゴロー監督にとってはどうだったんだろう…。たぶん、映画一本作るよりは勉強になったのではと想像するのだけど。1本1本が短いとは言え、26回もチャレンジができたわけだし。高畑監督も宮崎駿監督もTVアニメで鍛えられてきたので、ひとまず親世代と同じ機会を貰えたあたり、良い話だったのではないのかと。

各話のコンテについては、ゴロー監督と連名で色んな方がスタッフロールに出てたので、どれがゴロー監督の手柄か、あるいは失態か、見ただけで判断は難しいだろうなと。上手いと思ったシーンがいくつかあるけど、そこは連名の方がやってた可能性もあるし。各話演出も、ゴロー監督以外が立っているし。

何にせよ、3DCGでここまで作れるようになったと実証する一作品としては褒められてもいいんじゃないかと思うわけで。もちろん、「団地ともお」「蒼き鋼のアルペジオ」「楽園追放」等々、他にも色々あるわけですけど。

そういえば、たしかどこかで、鳥女が出てくるシーンで小さいお子さんがお母さんの後ろに隠れながら覗き見てた、という話を見かけた記憶があるけれど。ちゃんとそういう年齢層に見てもらえる作品にはなってたのかなと。なってたらいいな。
*1: まあ、戦隊シリーズを思い浮かべると、テンポが早くてもイケるんじゃないかという気もするけど。内容を噛みしめてほしい場合は少しゆっくりにしたほうが、てな考えだってできそうな。

以上です。

過去ログ表示

Prev - 2015/04 - Next
1 2 3 4
5 6 7 8 9 10 11
12 13 14 15 16 17 18
19 20 21 22 23 24 25
26 27 28 29 30

カテゴリで表示

検索機能は Namazu for hns で提供されています。(詳細指定/ヘルプ


注意: 現在使用の日記自動生成システムは Version 2.19.6 です。
公開されている日記自動生成システムは Version 2.19.5 です。

Powered by hns-2.19.6, HyperNikkiSystem Project