mieki256's diary



2012/07/09(月) [n年前の日記]

#2 [anime] ノイタミナの最終回を観賞

坂道のアポロン、つり球の最終回を視聴。

以下ネタバレ。

アポロンは、イイ感じのラストだと思えた。登場人物達の セッションだけでも間違いなく盛り上がるのに、その後にOP曲が流れて、これは最終回における勝利の方程式だな! と思ったらその後 通常通りのEDが流れ始めてアレアレアレ?みたいな。何故OPを流したところでスパッと終わらないのだ…。尺が余ってしまったのだろうか…。BRSで、ED→OPで終わる流れを見ていたので、それと比べると、少々残念。

作品そのものに対しては、渡辺信一郎監督が何かのインタビューで語ってた通り、全編通して映像とサウンドで何かを伝える場面が ―― 監督曰く「映画的」と称していたソレが多く、大変好印象。アニメが総合芸術であることを意識した作り方は、制作上の制約が多いのであろう日本のアニメにおいては贅沢な作りと思うわけで。…やってる作品はちゃんとやってるけれど、やってない作品はとことんやってない・気にしてないし。アニメは総合芸術なんだよ、忘れちゃいかんよ、とコラムで苦言を呈していた故・首藤剛志さんが生前目にしていたら、おそらくは褒めてくれたであろう作品、なのではないかなあ、てな勝手な妄想すら。

つり球は、盛り上がっていたような気がする。やってることはむちゃくでツッコミどころ満載なのだけど。なんとなく、BGMの力は偉大、てなことを思ったり。 *1

カードバトルだの、ミニ4駆だの、TVゲームだの、そういったもので 世界を救うアニメは見かけた気がするのだけど。 釣りで世界を救うアニメは、今まで見た記憶が無いような。もしかすると、つり球は、そういう面では世界初のアニメ、いや、世界初の映像作品だったんじゃあるまいか、と今頃気が付いたり。…いや、自分が無知なだけで、既に存在してる可能性は高いか。なんだか戦隊シリーズの一エピソードで、そういう設定がありそうな気もしてきた。

UN-GO、ギルクラ、BRSも含め、アニメ砂漠の田舎にとっては、とてもありがたい枠だなと。ノイタミナ、ありがとう…。心の中で手を合わせ拝みながら視聴させていただいております。
*1: 曲と叫びでどうにかしちゃうあたり、考えてみたらギルクラとほとんど似た感じの最終回だったような気もしたり。なのに印象が違ったのは、もしかすると絵柄のせいだったりもするのだろうか。かっちりした密度の濃い絵柄では、それに相応しい密度を持った内容を、無意識に要求してしまう…? つり球はさっぱり系の絵柄だから、そういったものを要求せずに済むのでハードルが下がる…? いや、単に、期待値で印象が違っただけかも。ギルクラは最終回数話前の時点で、自分の中では妙に期待しちゃってたし。期待しながら作品を見てしまうと、えてして面白さを感じなくなるのでマズイと分かっていたのに…。それでも期待してしまったあたり、ギルクラもよく出来た作品だったのだろうと思っているのだけど。

以上です。

過去ログ表示

Prev - 2012/07 - Next
1 2 3 4 5 6 7
8 9 10 11 12 13 14
15 16 17 18 19 20 21
22 23 24 25 26 27 28
29 30 31

カテゴリで表示

検索機能は Namazu for hns で提供されています。(詳細指定/ヘルプ


注意: 現在使用の日記自動生成システムは Version 2.19.6 です。
公開されている日記自動生成システムは Version 2.19.5 です。

Powered by hns-2.19.6, HyperNikkiSystem Project