2010/02/12(金) [n年前の日記]
#1 [anime] ルパン三世TVSPを視聴
TVをつけたら流れてたので、途中から。Last jobがどうとかの回。拳銃が出てくる作品なら、実写・アニメを問わず適任と評判らしい大川脚本。
とにかく爆発また爆発で、なんだか気に入ってしまった。自分、爆発してればそれでよしの人なので。<オイ。無駄にスケールのでかい大嘘なハッタリ設定も、なんだかアニメ版ルパンらしくてイイ感じ。かもしれないと。
見ているうちに、銭形の後任にあの女性キャラが収まらないかなと妄想してしまったり。銭形の中の人を休ませることもできるだろうし。美人刑事に追いかけられるルパンの図というのも面白いし、すらすらとベタなエピソードも思いつきそうだし。や、以前もそういうTVSPがあった記憶があるけど。
とにかく爆発また爆発で、なんだか気に入ってしまった。自分、爆発してればそれでよしの人なので。<オイ。無駄にスケールのでかい大嘘なハッタリ設定も、なんだかアニメ版ルパンらしくてイイ感じ。かもしれないと。
見ているうちに、銭形の後任にあの女性キャラが収まらないかなと妄想してしまったり。銭形の中の人を休ませることもできるだろうし。美人刑事に追いかけられるルパンの図というのも面白いし、すらすらとベタなエピソードも思いつきそうだし。や、以前もそういうTVSPがあった記憶があるけど。
◎ クリカンは前人未到のジャンルに足を踏み込んでいるチャレンジャー。のような気がする。 :
フツーに上手いよなあ、と感心しながら視聴していたのだけど。よく考えたら、いや、よく考えなくても、これって凄いことだよなと。起用当時は、正直なところ、「えー、モノマネかよ…」みたいな後ろ向きな印象を持ってしまったけど。今では単純に、これはこれで素晴らしい、いや、凄過ぎる、と思えるようになってきたり。>自分。
特定キャラを、特定の声優さんが担当したときの声の演技を、新規に創作をしつつ再現する、などという仕事のジャンル自体が今まで無かったわけだから、これはまさしく前人未到の仕事に相違ないわけで。いやまあ、代理でちょこっと、全く別の声を当てることは頻繁にあっただろうけど。初代の声を定期的に何度も再現するというのは、日本の映像制作の事例の中では、かなり珍しいのではないかと。
昔は、声優さんという職業区分自体が無く、役者さんが、本業に対するバイトというか副業みたいなつもりで演じていたと聞くわけで。だから昔の声優さんは、声優と呼ばれることを嫌がってたらしいけど。だが、しかし、声だけで演技するというのは、更に特殊な演技力を要する、ということが今では認知されていて。キャラに命を吹き込むことができるかどうかは、声優さんの演技にかかってる。上手い人は上手いし、棒は棒のままなので、力量の差がはっきりと表れる。であるから、今では声優という職業区分も、しっかり認められているわけだけど。
クリカンがチャレンジしているジャンルも、もしかしたら、そういうものなのかもしれないと。あり得るのかどうかは判らないけど、もし、ルパン声の再現を、更に引き継ぐ人が出現したら、歌舞伎の型?のように、おそらく「ルパン声」という新ジャンルが出来上がるのではないか。や、別に、「永井一郎声」でも「銀河万丈声」でもいいんだけど。
100年、200年、300年立っても、誰かが「○○声」をずっと再現していたなら、それはそれで一つのジャンルになるのだろうと思える。「やっぱり、こういうキャラはルパン声じゃないとねえ」てな会話が、数百年後の娯楽コンテンツ制作の現場でされているかもしれない。もし、そんな状態になったら、その始祖の中に、クリカンという名が、必ず残っているはずで。クリカンは、もしかすると、そんな偉業を ―― 今まで存在していなかった新ジャンル自体の立ち上げに、まあおそらくは当人の意志や希望とは関係なく、いつの間にやらチャレンジさせられてしまっている、のかもしれない。
たぶん、数十年後に、どこかの若い声優さんが、「ダメだ…! 俺はクリカンさんのように上手くできねえ…!」とか飲み屋で愚痴ってたりするのです。でもって、先輩が、「いやいや、俺はクリカンの最初の頃を知ってるが、最初からあそこまで出来てたわけじゃないぞ。大丈夫。お前も続けてたら、あのレベルに行ける」とか言って励ますんですよ。たぶん。
てな妄想をしながら見てました。そう考えると、新作を出し続けるという、ただそれだけでも、何かを切り開いている、ということなのだろうなと。
特定キャラを、特定の声優さんが担当したときの声の演技を、新規に創作をしつつ再現する、などという仕事のジャンル自体が今まで無かったわけだから、これはまさしく前人未到の仕事に相違ないわけで。いやまあ、代理でちょこっと、全く別の声を当てることは頻繁にあっただろうけど。初代の声を定期的に何度も再現するというのは、日本の映像制作の事例の中では、かなり珍しいのではないかと。
昔は、声優さんという職業区分自体が無く、役者さんが、本業に対するバイトというか副業みたいなつもりで演じていたと聞くわけで。だから昔の声優さんは、声優と呼ばれることを嫌がってたらしいけど。だが、しかし、声だけで演技するというのは、更に特殊な演技力を要する、ということが今では認知されていて。キャラに命を吹き込むことができるかどうかは、声優さんの演技にかかってる。上手い人は上手いし、棒は棒のままなので、力量の差がはっきりと表れる。であるから、今では声優という職業区分も、しっかり認められているわけだけど。
クリカンがチャレンジしているジャンルも、もしかしたら、そういうものなのかもしれないと。あり得るのかどうかは判らないけど、もし、ルパン声の再現を、更に引き継ぐ人が出現したら、歌舞伎の型?のように、おそらく「ルパン声」という新ジャンルが出来上がるのではないか。や、別に、「永井一郎声」でも「銀河万丈声」でもいいんだけど。
100年、200年、300年立っても、誰かが「○○声」をずっと再現していたなら、それはそれで一つのジャンルになるのだろうと思える。「やっぱり、こういうキャラはルパン声じゃないとねえ」てな会話が、数百年後の娯楽コンテンツ制作の現場でされているかもしれない。もし、そんな状態になったら、その始祖の中に、クリカンという名が、必ず残っているはずで。クリカンは、もしかすると、そんな偉業を ―― 今まで存在していなかった新ジャンル自体の立ち上げに、まあおそらくは当人の意志や希望とは関係なく、いつの間にやらチャレンジさせられてしまっている、のかもしれない。
たぶん、数十年後に、どこかの若い声優さんが、「ダメだ…! 俺はクリカンさんのように上手くできねえ…!」とか飲み屋で愚痴ってたりするのです。でもって、先輩が、「いやいや、俺はクリカンの最初の頃を知ってるが、最初からあそこまで出来てたわけじゃないぞ。大丈夫。お前も続けてたら、あのレベルに行ける」とか言って励ますんですよ。たぶん。
てな妄想をしながら見てました。そう考えると、新作を出し続けるという、ただそれだけでも、何かを切り開いている、ということなのだろうなと。
[ ツッコむ ]
以上です。