2007/01/24(水) [n年前の日記]
#6 [zatta] _理系、とカテゴリされるひとは、どうしても「これは難しい」とか、「これは大事」とか自分の考え方だけでものをしゃべってしまう傾向があるように思います。
「ダメで全部やり直し」な可能性も知っておいてもらわないと万が一そういう状況になってしまったときに「そんな話聞いてないよ!」と一方的に悪者にされてしまうし。とはいえ悪者になったところで何か状況が変わるわけでもないのだから黙ってたほうがいいのかしら。なんでもかんでも「大丈夫です」「問題なしです」と返事したほうがトラブルは避けられるのか。心証を悪くしないという状況は得られるだろうけど万が一ダメだったときは事前に不安要素を伝える云々ではないレベルで心証を悪くする・信用を無くす気もする。いや。できなかった時点でどのみち信用は無くなるのかもしれん。だったらダメになる可能性なんて一切口にしないほうが得か。土壇場で大変なことが起きてもオラシラネ。みたいな。それとは別に不安要素を口にする側にしてみれば万が一そういう状況になったときでも対処・解決できる状況を用意できそうな信頼のおける人が目の前に居るという無意識化での認識がある故にそのような会話の流れになるのかもしれないと思ったりもする。何を言ってみたところで何一つ状況を良くしてくれるわけがないと思えるような人には最初から諦めて「大丈夫です」「問題ないです」「上手く言ってます」しか言わなくなるような。というかこの事例の場合は単に順番の問題か。「全体的にはイケそうです。しかしちょっと問題が」と悪い情報を後から出せばいいのかな。世間一般的には悪い話を先に出して最後は良い話を出しててな順番にするのが会話する際に心証を良くするテクニックと言われるけど。場面によってはむしろ逆のほうがいいのか。でも最初に「たぶん大丈夫」と言ってしまうとその後に続く悪い話を聞いてもらえない可能性も。
などと悶々としたが。コメント欄で「進捗だけを知りたいのに」という話が出ていて、なんとなく納得。たぶん大丈夫そうなら「大丈夫です」と言って、ダメになったらその時点で初めて「ダメになりました」と言えばいいだけの話なのか。何が原因でそうなったとか、事前に予測できるのか、等の情報は要らんのだな。上の人も知っていれば事前に打てる手があるかもしれんから、などと余計なことを下は考えちゃいかんのだ。ということなのかもしれん。知らんけど。
などと悶々としたが。コメント欄で「進捗だけを知りたいのに」という話が出ていて、なんとなく納得。たぶん大丈夫そうなら「大丈夫です」と言って、ダメになったらその時点で初めて「ダメになりました」と言えばいいだけの話なのか。何が原因でそうなったとか、事前に予測できるのか、等の情報は要らんのだな。上の人も知っていれば事前に打てる手があるかもしれんから、などと余計なことを下は考えちゃいかんのだ。ということなのかもしれん。知らんけど。
この記事へのツッコミ
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以上です。
誠実な相手だと、
いろいろな代案を出してきたり、
スケジュールの調整をしてくれたり、
金銭的に折り合いをつけてくれたり…
ところが、
ビジネスの世界はその辺の弱点を突いて、
それができないんなら金は払わないよ、とか
約束が違うからこの話はナシね、とか
何が何でも何とかしろ、とか。
どんな話でも、
金を持っている側(払う側)が強いということだけは変わらないんですがね。
なるほど…。技術者ってのは、懸念事項が目の前にあったら
「どうやったら解決できそうか」をつい考えちゃう人種だと思うんですが、
「懸念事項」=「その人・組織にとっての弱点」と捉える人が相手だと、
迂闊なことは言えなくなりますな…。なかなか難しい…。