mieki256's diary



2006/11/10(金) [n年前の日記]

#3 [anime] ライダーカブト、トンボと怪人の回

井上脚本+田崎演出。そしてトンボライダー。

妹の色恋話を耳にして錯乱するカブトの人。…いかにも井上脚本っぽいなぁ。

この作品に登場したレシピって、本の形で出たりするのであろうか。あるいは既に出てるのだろうか。…そういうのって売れるのかな。よくわからん。

兄弟ラーメン登場。コダワリどころが珍妙。いいぞ、もっとやれ。<オイ。

王子様が肩を落として去っていくシーンが、いい。まるで、「みんなのうた」の映像を見てるみたいだ…。<なんだその感想。

地下駐車場。カブトの人の背後で奥から飛んでくる、CGによるアイテム。既に撮影用アイテムを持っているであろう役者の手の先は、絶えず画面外に置いて。CGのアイテムが到達すると同時に画面内へと手を動かして、飛んできたソレを“掴んだ”ように見せている。<実際は手の動きにCGを合わせてると思うけど。絶妙だなぁ。

砕け飛ぶコンクリートの柱。石田監督お得意の技を田崎監督まで! と思ったがコマ送りで見てみたら、どうもCGで破片・破壊前後の柱を作ってるような。同じシチュエーションでも監督によって実現するための手法が違う、のかしら。あるいは石田監督担当回のソレも、今まで気づかなかっただけで実は合成だったのかな。 *1 …現実にあるものを合成等で作り出す分には、不自然さに気づかない場合が多いわけで、 *2 こういう使い方は上手いなと。いや、現実の柱は壊せないから、それら技術を使わざるをえないのだけど。

番組終了時の寸劇。カブトの人が壊れていく…。いいぞ、もっとやれ。<オイ。

手前に向かって走りながら変身するクワガタの人。 :

変身前後の動き・シルエットに明らかなズレが。さすがに走りながらの変身は無理だったか…。背景が赤1色になってるためにシルエットが強調されるあたりも輪をかけてる。…もしかして、切り抜き作業等を軽減するために背景を1色で統一してる、といった事情もあったりするのだろうか。

響鬼や剣でも同様の変身シーンがあったけど、あちらは変身する際に炎で包まれる・畳をくぐるという設定があったので、それらエフェクトを全身に被せてズレを判らなくすることができてたような記憶が。また、555や戦隊シリーズは画面をフラッシュさせることで誤魔化してた印象も。だが、今作においては役者を覆うエフェクトが無い・徐々にタイル上のソレが被さっていくという見せ方なので、シルエットのズレが明確になってしまう。

その手のエフェクトを入れずに変身させるというのは技術的冒険と言えるのだろうから、そのチャレンジ精神(?)は評価すべきと思いつつ、しかしやっぱり仕上がりには難が。わずか1秒前後のフレーム数でありながら、解決できそうな気がしない。厳しい戦いだなぁ…。

これがキャストオフであれば、衝撃波の表現も兼ねて、画面をぶらす・ブラーをかける等が使えるからまだ誤魔化せるところもありそうだけど、変身はなぁ…。ん? 変身する際に衝撃波がくる設定にすればいいのか。って変身するたびにブワーンドワーンとなったら脚本レベルでも制限が加わりそう。こっそり変身することができなくなってしまう。まあ、子供さんにとっては迫力が増していいかもしれんとも思うけど。キャストオフがそもそもそうだけど、スーパーサイヤ人になるのと似たような状況、だよな…。ハッ! そうか、そもそも変身させなきゃいいんじゃん! <本末転倒。ていうか変身しない仮面ライダーってどんなライダーなんだか。

*1: でも、石田監督担当回のソレは発泡スチロールっぽいような印象もあるんだよな…。
*2: 現実にはありそうもない風景と、現実にありそうな風景では、マットペインティングの技が同じであっても、前者はペインティングであると気づかれてしまい、後者はほとんど気づかれない、ということを、 STAR WARS の雲の上の都市に関連付けて、ILMの人が語ってたような記憶が。

以上です。

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