mieki256's diary



2023/11/03(金) [n年前の日記]

#1 [cg_tools] ビットマップフォント画像を作れるツールについてメモ

ttfフォントを元にして、ビットマップフォント画像を作れるツールについてメモ。

昨日はBDFフォント関係のツールを探していたけど、本来は以下のようなツールを使ってビットマップフォント画像を作るのが妥当なのだろうなと…。

環境はWindows10 x64 22H2。

どれもグリッド状に各文字を配置してくれるわけではない点に注意。テクスチャ画像の中に各文字をギチギチに詰めて、どこにどの文字があるかは別途テキストファイルやxmlファイルで出力してくれる。らしい。まだそこまで試してないけど…。

こういった、文字をギチギチに詰めて、別途テキストファイルで位置情報を示すフォーマットを、bmfontと呼んでいるらしい。

github上で、bmfont、または bitmap-font-generator というタグで探すと色々見つかる模様。github はタグをつける機能があったのか。知らなかった…。

_bmfont - GitHub Topics
_bitmap-font-generator - GitHub Topics

Hiero :

_Hiero - libGDX

Java製アプリ。runnable-hiero.jar を入手してダブルクリックすれば実行できる。動作には Javaランタイムのインストールが必要。

右側に効果一覧が表示されてるので、それぞれ選んで「Add」をクリックしていくと、文字色以外にも、縁取り(Outline)、影付き(Shadow)の見た目にできる。ただ、下のほうの padding値を増やさないと、影が途中で切れてしまったりした。また、各効果の順番を意識しないと、思ったような見た目にはならないようにも見えた。効果の順番は、「Up」ボタンをクリックすれば変更できる。

BMFontX :

_anyicomplex/bmfontx: Cross-platform bitmap font packing tool. Based on Hiero (https://github.com/libgdx/libgdx/wiki/Hiero)'s open source.

Java製アプリ。Hiero の fork版らしい。bmfontx-0.0.3.jar を入手してダブルクリックすれば実行できる。

ただ、自分の環境で動かしたら、動作が異様に重くて…。何故か途中で応答なしになってしまった…。しかも、githubのプロジェクトページはReadonlyになってるし。放棄されたプロジェクトっぽい…。何を変更したのかも分らないし、Hiero を使ったほうがいいかもしれない。

BMFont (Bitmap Font Generator) :

_BMFont - AngelCode.com

bmfont1.14a.zip と bmfont64_1.14b_beta.zip を入手。解凍すると、bmfont32.exe や bmfont64.exe があるので、ダブルクリックすれば実行できる。

縁取りはできるけど、それ以外はできないっぽい?

使い方は以下が参考になりそう。

_BMFont(Bitmap Font Generator) で NGUI 向けのビットマップフォントを作る方法 - 強火で進め
_BMFont(Bitmap Font Generator) での高さ設定(Size [px])の注意点 - 強火で進め

snowb-bmf (Bitmap Font Generator Online) :

_Bitmap Font Generator Online - SnowB Bitmap Font
_SilenceLeo/snowb-bmf: Bitmap Font Generator Online

Webブラウザ上で動作するアプリ。昔、Littera という、Adobe Flash で実装されたビットマップフォント画像生成サービスがあったのだけど、ソレを今現在のWebブラウザ技術で再現したものっぽい。

ShoeBox :

_ShoeBox

Adobe AIR製。

これはちょっと毛色が違うツールで、いきなりビットマップフォント画像を作れるわけではない。あらかじめ、画像編集ソフト(Adobe Photoshop、GIMP等)で、所定の並びのフォント画像を作っておいて、そのフォント画像をこのツールに渡してやることで、各文字を切り出して1つのテクスチャ画像にギチギチに詰めてくれる。自分が使い慣れた画像編集ソフトを使って、好きなようにフォントを化粧(?)してから、その後の文字の切り出しと配置だけを自動化してくれるあたり、なかなか現実的な処理内容のように思える。

しかし、Adobe AIR製というのが、今となっては…。いつまで使えるのやら…。

font2bitmap (Font To Bitmap Converter) :

_Font To Bitmap Converter by stmn
_stmn/font2bitmap: This tool allows you to convert fonts (ttf, otf, woff) into bitmap fonts (png) just in your browser.

Webブラウザ上で動作するアプリ。これはビットマップフォントをグリッド上に並べて画像化してくれる模様。

任意のフォントを指定するには、ローカル側で持っているフォントファイルをアップロードする必要がある。

#2 [cg_tools] ShoeBoxを試用

ゲーム制作時に必要になりそうな機能をまとめてある、ShoeBox というツールがある。Adobe AIR 製。

_ShoeBox

動かそうとして ShoeBox_3.6.5_public.air をダウンロードして実行してみたのだけど、Windows上でインストール済みのはずの Adobe AIR がエラーを出してしまって…。解決できないものか試行錯誤。

環境は Windows10 x64 22H2。

以下のページが参考になった。ありがたや。

_ShoeBoxを使用したビットマップフォントの作成方法とGodot Engineでの設定方法 | 2dgames.jp

Adobe AIRの最終版をインストール :

Adobe AIR は、Adobe が手放してしまって、samsung の子会社、HARMAN なる会社が権利を持ってる。

_Adobe、「AIR」のサポートと機能開発をサムスンの子会社に移管 - 窓の杜
_Adobe、「Adobe AIR」の技術や資産をHARMANに移管 - Impress Watch

以下のページからランタイムだけならダウンロードできるっぽい。

_Adobe AIR SDK from HARMAN

AIR Runtime 50.2.1.1 を入手。ファイル名は AdobeAIR.exe。実行して、インストール済みの Adobe AIR をアップデートした。

ちなみに、WebKit同梱の最終版は 33.1.744 らしい。今のうちに落として残しておいたほうがいいのかもしれない…。

ShoeBoxをインストール :

この状態で ShoeBox_3.6.5_public.air を実行したところ、インストール処理が先に進んでくれた。インストール先のフォルダを途中で指定する。

これでようやく動いてくれた…。

余談。AIRやFlashについて思うこと :

ポエムです。

Adobe AIR製のツールは、別の何かで書き換えないと怖いところがあるなと…。かつては Adobe Flash製のツールもいくつか存在していたけど、今ではもう動かせないわけで…。

_jsroads/Littera-bitmap-font-generator: Littera - bitmap font generator

Adobe AIR製のツールも、いずれそうなりそうな不安が…。

今になって思うと、Flash関係の流れは全く納得できないところがあるなと。その技術がなんとなく自然消滅していくなら分かるけど、全世界でよってたかって叩きまくって、明確な意思を持って殺していったあたりが、かなり異常な展開だった気がする。全世界規模でのイジメとでもいうか。

もっとも、これがオープンソースのプロジェクトだったら、必要性を感じた人達が引き継いで、しかしモチベが続かなくなって開発停滞、というありがちな流れぐらいにはなったのだろうけど。一企業が提供していた技術だから、ソースも見れないしで…。いやまあ、大半の場合、ソースが見れたからと言ってどうにかなるものでもないけど。

なんというか、一番最悪な形になった技術消失事例のように思える。Adobe Flash上で動いてた様々なソフトウェアが問答無用で実行不可能な状態にされてしまった。そのソフトウェアが有用かどうかの精査も一切無く、「お前はユダヤ人だから生きてる資格無し」ぐらいの勢いで皆殺し。人種差別、民族差別ならぬ、技術差別だろうか。あるいは、どこか宗教戦争らしさも感じるわけで…。やっぱり異常だと思う…。

そのくせ、Flashの代替技術が未だに無かったりするし。例えば2Dベクターデータをリアルタイムに表示してアニメーションさせる技術は普及してないわけで。いやまあ、一応、SVG表示が各ブラウザでサポートされてるし、ブラウザ上でSVG使ってアニメ再生してたデモページも過去には存在していたから、基礎技術は既に内包されてるし一部では活用してる事例もあるのだろうけど、しかし誰でもソレを使えるほどにはアレコレがまとまってないというか…。詳しい人しか使えない状態じゃないのかと。

昔は非プログラマーのアマチュアさん達が色んなFlashコンテンツを作って皆でワイワイ遊んでたけど、今はもう、そういうことできないよな…。いや、むしろあの時期が異常だったのだろうか…。もう二度と、あんな面白い時期は訪れないのかもしれないなあ…。と思ったけどそうでもないか。動画をアップしてワイワイやってるソレはあの感覚に近いか。単に場所が変わっただけなんだろうか。

只のポエムでした。

#3 [windows] Windows10がBSODになって困ってる

VMware Player をアップデートしようとしたらWindows10 x64 22H2がBSOD(ブルースクリーン)に。何度試してもBSODになるので、セーフモードで起動して、msiサーバ(サービス?)を有効にして、VMware Player をアンインストールしてから Windows10 を通常起動して、VMware Player 17.5.0 をインストールした。

自分のメインPCのWindows10は、管理者権限を要求してくるインストール作業/アンインストール作業をすると高い確率でBSODになることが分かってきたのだけど、何が原因なのやら…。セーフモードでアンインストール作業を行うとBSODにならないあたり、通常起動してる際の、何かしらのサービスが悪さをしてるのではないかと思うのだけど。

とりあえず、システムに食い込んでそうな、怪しそうなアプリを少しだけアンインストールしてみることにした。 MSI Afterburner と N&P Remote Mouse and Keyboard は、うっかりしてバージョンをメモしておくのを忘れた…。この手の検証ではバージョンの把握が大事なのに…。

Npcap は今まで 1.76 をインストールしてあった。ググっていたら、Npcap がBSODの原因になるというバグ報告があって、1.77 で修正したというやり取りがあったので、まさかコレでは、と思ったのだけど…。

_BSoD SYSTEM_SERVICE_EXCEPTION - Issue #679 - nmap/npcap

Npcap の現行版は 1.78 なので、Npcap をインストールしてない状態でしばらく様子を見てから、後で 1.78 をインストールしてみるつもり。もし、未インストール状態でもBSODになったら、原因は Npcap じゃないと分かるはず。

もっとも、日記を検索してみたら、Npcap をインストールした時期には既にBSODが発生する状態になってた気配もあって…。どうもコレが原因じゃなさそうな予感も…。

明らかにWindows10の状態がおかしいと感じたのは、 _2022/08/03頃。 PowerToys がアンインストールできなくて困った、とメモしてある。つまり、それ以前にインストールしたアプリが悪さをしている可能性が高いのだろうなと…。Npcap をインストールしたのは _2022/11/26 だから、やはりコレが原因じゃない可能性が濃厚…。

あふの設定ファイルが破損してしまった :

今までBSODになっても、目に見えた実害に遭遇してなかったのだけど、とうとう損害発生。普段使ってる二画面ファイラー、あふw の設定ファイル、afxw.ini、afxw.his の中身がおかしくなって、あふwが変な動作になってしまった。

外付けHDDにバックアップしていた2023/08/24頃の設定ファイルを発掘して、多少は以前の動作に戻せたけれど。こんなことがまた起きたら困る…。いい加減、BSODになる原因を突き止めないと…。参ったなあ…。

以上、1 日分です。

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