2021/10/11(月) [n年前の日記]
#2 [anime] 「SWITCHインタビュー 達人達 鈴木敏夫 x 津野海太郎」の回を視聴
スタジオジブリのプロデューサー鈴木敏夫さんと、雑誌編集者・作家の津野海太郎さんの対談番組。NHK Eテレで再放送されていたので録画して視聴。2020/11/28に初回放送だったらしいけど、当時放送があることを知らなくて見れなかったので再放送はありがたい。ちなみに、「アーヤと魔女」がNHK総合で放送されてない時期の対談映像。
鈴木Pは、トトロとの火垂るの墓の企画書を出したら偉い人に怒られたという、いつもの(?)エピソードを披露。ただ、「お偉いさんは昭和30年代が大嫌い」「新潮社の本を徳間書店が映像化するのは面白いと訴えたらお偉いさんが乗り気になってトントン拍子で話が進み始めた」という裏話は聞いた記憶が無かったので興味深かった。対談相手の津野さんも、徳間書店は新潮社にコンプレックスがあるという話に同意してたあたり、出版業界内の共通認識があるのだろうなと。
「アーヤと魔女」は予算がかかり過ぎてしまったけどNHKが追加の予算を出してくれなくて困ってる、という話も気になった。TV放映した作品を何故劇場公開するのだろうと不思議だったけど、赤字になった分を少しでも補填したいということだったのかなと邪推したりもして。もしそういう理由であれば、これまでの劇場向けジブリ作品並みの結果は最初から求められてないのかも。NHKがその分を出してくれてたら、劇場公開せずに済んだかもしれない…?
津野さんの作業部屋で、「本を読むことは良いことだという認識が近年無くなってしまった」「自分達は本を読むことは良いことと無条件で思い込んでる世代」という話が出ていて、そのあたりも興味深かった。文章を読んだり、文章を書いたり(打ち込んだり)する機会は、インターネットの普及でむしろ増えた気もするけれど、twitterのような文字数制限があるサービス上での話だったりするだろうから、本を読んでいる状態と比べると、文章への付き合い方が違っている可能性もありそうだなと…。このあたり、津野さん自身が電子書籍云々について言及した書籍を10年以上前に書いていたようで、対談内ではもっと深いところまで言及していたけど映像ではカットされてたりするのかなと思ったりもして。ていうか、そこだけを取り上げて別番組が作れそうなテーマではあるよな…。
鈴木Pは、トトロとの火垂るの墓の企画書を出したら偉い人に怒られたという、いつもの(?)エピソードを披露。ただ、「お偉いさんは昭和30年代が大嫌い」「新潮社の本を徳間書店が映像化するのは面白いと訴えたらお偉いさんが乗り気になってトントン拍子で話が進み始めた」という裏話は聞いた記憶が無かったので興味深かった。対談相手の津野さんも、徳間書店は新潮社にコンプレックスがあるという話に同意してたあたり、出版業界内の共通認識があるのだろうなと。
「アーヤと魔女」は予算がかかり過ぎてしまったけどNHKが追加の予算を出してくれなくて困ってる、という話も気になった。TV放映した作品を何故劇場公開するのだろうと不思議だったけど、赤字になった分を少しでも補填したいということだったのかなと邪推したりもして。もしそういう理由であれば、これまでの劇場向けジブリ作品並みの結果は最初から求められてないのかも。NHKがその分を出してくれてたら、劇場公開せずに済んだかもしれない…?
津野さんの作業部屋で、「本を読むことは良いことだという認識が近年無くなってしまった」「自分達は本を読むことは良いことと無条件で思い込んでる世代」という話が出ていて、そのあたりも興味深かった。文章を読んだり、文章を書いたり(打ち込んだり)する機会は、インターネットの普及でむしろ増えた気もするけれど、twitterのような文字数制限があるサービス上での話だったりするだろうから、本を読んでいる状態と比べると、文章への付き合い方が違っている可能性もありそうだなと…。このあたり、津野さん自身が電子書籍云々について言及した書籍を10年以上前に書いていたようで、対談内ではもっと深いところまで言及していたけど映像ではカットされてたりするのかなと思ったりもして。ていうか、そこだけを取り上げて別番組が作れそうなテーマではあるよな…。
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以上です。