mieki256's diary



2021/07/11() [n年前の日記]

#2 [moho] Mohoで煙を作れるか実験

Moho Pro 13.5.1 を使って煙っぽいアニメを作れそうか実験。環境は Windows10 x64 21H1 + Moho Pro 13.5.1。

余談。Moho は発売元が Smith Micro から Lost Marble LLC に変わったそうで。Moho の原作者?の手に戻ったのだとか。ただ、13.0 で追加された機能は作りに無理があって、Moho全体を不安定にしていた/動作が遅くなっていたので、13.5 では、13.0 の追加機能は一旦削除されたとかで…。

とりあえず、13.0のユーザに対しては、今のうちなら 13.5.1 のアップデータを提供してくれてるっぽいので、今回は 13.5.1 をDL・インストールして作業してみました。とメモ。アップデータのDLに、かなり時間がかかりましたが。2回もDLが中断した…。混んでるのかな…。

実験の動機。 :

以下の記事を目にしたのです。After Effects + 達人の技って凄いなと…。こんなのが作れちゃうのかと…。プロはスゴイ…。

_エフェクトは自分で | ezBlog

で、じっと眺めてるうちに、こういうのって Moho では作れないのかなーと疑問が湧いてきて。素人なりに実験してみたくなったわけで。

作業手順。 :

まずは参考記事に倣って、素材のアニメを作成。もわもわしてる感じの団子(?)のアニメを作る。



団子アニメは…。ベクターレイヤーを2枚用意して、それぞれでシェイプアニメーションを作成。その2枚のベクターレイヤーを、グループレイヤーに入れて、グループレイヤーのマスク設定を変更。グループ内で、一番下のレイヤーが、上のレイヤー(影担当のレイヤー)をマスクする(切り取る?)ような設定に。

シェイプアニメーションは、シェイプの制御点の位置が時間に応じて変化することでアニメになるわけだけど、そこは単に形がもわもわするだけにしておいて。そのシェイプを置いているベクターレイヤーのほうを回転させることで、見た感じ、もわもわぐるぐるするようなアニメにしてみたり。

これで素材ができたので、パーティクル機能を使って大量発生させる。パーティクルレイヤーを新規作成して、その中に先ほど作った素材をグループレイヤーごと放り込む。これで、パーティクルレイヤーの設定次第で、先ほどの素材がぶわぶわっと大量発生するようになる。

パーティクルレイヤーが1種類だけだと見た目が今一つだったので、パーティクルレイヤーごと複製して(右クリックして複製)、大、中、小のパーティクルレイヤーを並べてみたり。

moho_layers_ss.png

それぞれの素材を ―― グループレイヤーを、レイヤーの拡大縮小でサイズを変えて、大、中、小の見た目になるように調整。パーティクルの発生の仕方もビミョーに異なる感じに ―― 速度や加速度を変えたり、発生する向きを変えたり、発生個数を変えたり等、テキトーに調整。

で。こんな感じに。



参考にした記事のソレとは全然違う感じになってしまったけど、これはこれで…。少なくとも、自分は手描きでこんなアニメを描けないわけで…。結構満足。

ただ、セルルックなんだから、輪郭線が欲しい気分になってきた。

Moho で輪郭検出をする方法が分からなかったので、フリーソフトの AviUtl 1.10 + 拡張編集プラグインを使ってみる。

AviUtl で拡張編集ウインドウを表示して、新規プロジェクトを作って、先ほど作った動画を2つのレイヤーに配置。手前に表示されてるレイヤーに対して、輪郭検出(エッジ検出)フィルタをかけていく。

aviutl_filter_ss1.png

右上の「+」ボタンをクリックすればフィルタが選べるので、エッジ検出フィルタを追加。これで、黒地に白で線が描かれたような見た目になる。更に、反転フィルタ(基本 → 反転)を追加して、輝度反転。これで、「黒地に白」が「白地に黒」へと変わる。更に、合成モードを乗算に。これで、黒い線は残るけど、白い部分は奥のレイヤーの色が ―― 元の煙動画の塗り部分が、そのまま出るようになる。

aviutl_filter_ss2.png


そして、こんな感じに。



個人的にはイイ感じになったような気がする…。もちろん、手描きのちゃんとした煙アニメと比べたら「なんじゃこりゃ」だろうけど、ろくに絵が描けない自分のようなド素人でもこういうアニメを作れてしまうのは単純に嬉しい。CG万歳。

問題点。 :

作業していて思ったけれど、素材を作る段階が難しいなと…。もわもわ団子の形が、煙全体のシルエットや影のシルエットの形を決めてしまうので、見た感じがそれらしい素材じゃないと、煙全体もそれらしい見た目に全然なってくれない。おそらく、そういうところで絵描きさんの能力が要求されてしまうのだろうなと…。

もっとも、絵描きさんなら、数フレームのループ動画を描いて終わらせそうな気もする。たしか有名なFLASHアニメーターの方が、作例としてそういう煙動画を描いてた記憶もあるし…。フツーはこうやって処理するものです、みたいな感じで…。

ただ、今回作ったコレは、ループ動画で置き換えられるレベルだけど、参考記事に掲載されてる、ブワッブワワッと出てくる煙は、手描きじゃ大変だよなと…。どういう動きを作ろうとしているかで、これは手描きでもOK、これは手描きじゃ無理と別れてくるのだろうなと…。たぶん。分からんけど。

課題。 :

Moho を使っても、一応ちょっとはそれらしいアニメを作れそうだなと分ったけれど。これ、たぶん、blender でも作れるんじゃないかと…。まあ、そのあたりは課題ということで。

煙が広がるタイミングも、もうちょっと工夫したい。ボンバンボワッ、みたいな動きにできないかなと。おそらくパーティクルの動作開始をタイムラインで指定しないといかんのだろうけど、Moho の操作がまだ分かってなくて…。まあ、そのあたりも課題。

余談。パーティクルの速度指定。 :

パーティクルレイヤーの速度指定の単位が分からなくて英文マニュアルを眺めてみたのだけど。
The speed that particles start at (a value of 2 will cause a particle to cross the entire screen vertically in one second)
英語は分からんけど…。2を指定すると1秒間で画面を垂直に横切る、と書いてあるのかな…。どうやら、画面の縦半分の長さが1という扱いになってるっぽい。

このあたり、単位がドットだったりすると、例えばプロジェクトの出力画面サイズを変更した時に、全パラメータを変更しなきゃいけなくなるので、画面の縦幅に対して、みたいな指定をすることになっているのだろう。たぶん。

余談。ffmpegの指定。 :

今回、Moho から 1280x720のmp4を出力して、それを ffmpeg で 512x288 の mp4 に変換した。その際の指定をメモ。
ffmpeg -r 24 -i smoke_effect.mp4 -vf "scale=512:-1" -pix_fmt yuv420p -c:v libx264 -crf 20 smoke_effect_half.mp4
  • -r 24 -i input.mp4 で、24FPSの動画として入力。
  • -vf "scale=512:-1" で、アスペクト比は変えずに、横幅512ドットの動画に縮小。
  • -pix_fmt yuv420p をつけないと、Webブラウザで再生可能な mp4 にならないので注意。
  • -c:v libx264 で、mp4のビデオフォーマット(x264)を指定。
  • -crf 20 で、品質を指定。

以下、参考ページ。

_H.264でエンコード:tech.ckme.co.jp
_FFmpegで動画をリサイズする - Askthewind’s diary

以上です。

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