mieki256's diary



2019/09/19(木) [n年前の日記]

#1 [linux][ubuntu] sambaの共有フォルダにアクセスできなくて悩んだり

Ubuntu 18.04上で動いてる sambaサーバによって提供してる、誰でもアクセスできる共有フォルダに、Windows10 x64 1903 からアクセスできなくて悩んだり。

どうやら /etc/samba/smb.conf に記述した、hosts allow の指定が絡んでるようで。

今までは、LAN内のPCのみアクセスできるように、
hosts allow = 192.168.1.
と指定していたのだけど。Ubuntu 18.04 で IPv6 を使えるようにデフォルト設定に戻したら、Windows10 が IPv6 のアドレスでアクセスして、「そのアドレスは許可されてない」と弾くようになってしまったようで…。

一応、以下のように指定したらアクセスできるようになったけど。
   hosts allow = 192.168.1.0/24 2001:c90::/32
たぶんコレ、LAN内のPCだけアクセス可能、という指定ではなくなっている気がする…。だったら、hosts allow の指定行を削ってしまってもいいのでは…。

LAN内のPCであることを示す、プライベートなIPv6アドレスって無いのだろうかとググってみたけど、そんなものは無さそうで。

まあ、ルータが外部からのアクセスは弾いてくれるだろうから、この手の指定は無くてもいいのかな…。どうなんだろ…。

#2 [anime] 「彼方のアストラ」最終回を視聴

宇宙を舞台にしたSF作品、という説明でいいのだろうか。最終回を視聴。

フツーに面白かった。タイトルはそういう意味だったのかと感心したりもして。実に綺麗な終わり方で、気持ちよく視聴できた。

おそらくはジュブナイルSF、というジャンル分けになるのだろうか…。ガチガチのSFではないだろうけど、ちゃんとSF要素が絡みながら展開していくあたりが好印象。

原作漫画は色々な賞を取っているらしい。この内容なら納得。元々は少年ジャンプ本誌で没になった企画で、Webコミックとして息を吹き返したそうで。紆余曲折があったのだな…。

なんとなくだけど、NHK教育あたりで放送されてもおかしくないアニメだったなと…。キャプテンフューチャーとか宇宙船サジタリウスとか、子供向けにSFアニメを作れていた時代を思い出したりして…。今はもう絶滅危惧種だけど…。そう考えると、このアニメは、今の時代だからこそ貴重な作品、ではないのかなと。

#3 [zatta] 例の裁判

普段この手のソレは書かないようにしてたけど、あまりにアレな話なので、一応メモ。

_原発事故 東電旧経営陣に無罪判決「津波の予測可能性なし」 | NHKニュース

この国のことだからそうなるだろうと予想はしていたけど、やっぱり酷い判決が出ちゃったなあ、と。

この判決はマズいのだよなあ…。何故なら…。

今後、日本国内のどこかの企業で、下のほうから「現状はヤバイっス! このままでは大事故になるッス!」という情報が上がってきたとして。しかし、上の人が、何やかやと言いがかりをつけて突っ返して、そのことで本当に事故が起きてしまっても、上の人は何ら罪を問われない ―― という判決が出てしまったわけで。

日本って滅茶苦茶な国だなと。

事故を防ぐ意思があったかどうか。 :

そもそもこの件、予測可能・不可能、とか、対策で事故を防げた・防げなかった、とか、そういう話ではないやろ、と自分は思っていて。

つまるところ、「経営陣はそもそも最初から重大事故を防ごうという意識すら持っていなかったのではないか?」という、根本的なところが疑われてるというか。

その、「防ぐつもりがサラサラなかった」という姿勢が最も分かり易く露呈していると思われたのが、津波の予測データを「信じられんわ」で突っ返して何もしなかったエピソード、だったからソレを持ち出して裁判になっただけの話で…。

上の人達は、「そんなことしたら金がかかる」だの、「面倒臭い」だの、「コイツ嫌いだからコイツの話なんか聞く耳持たんわ」だの、そういうアレな理由でせっかくの有用な危機情報を平気で無視するけれど、しかし、そんな理由で重大事故を起こされたら社会としてはたまったもんじゃない。ので、「上に居るからにはそれなりに責任持てよ」「せめて、事故を防ごうという意思ぐらいはあるように振舞えよ。高給貰ってんだからさあ」とトップ連中に要求するわけで。

堤防を作ってもソレを超える津波が、とか、堤防作る計画を進めてたけど先に津波が、とか、つまりは、「ソレをしても事故を防げたか、防げなかったか」という話も、実は結構どうでもよくて。

当時、やれることはやろうとしたんだけど残念ながらダメでした、という状況なら、日本人が大好きな「仕方ない」という感想が出てくるはずで…。もちろん、それでも叩く人は絶対必ず出てくるだろうけど、大多数の人が、「いや、これはさすがに仕方ないでしょ」と思える状況なら、どんな判決が出ても大多数はそこそこ納得しちゃうよなと。

しかし、コレ、やれることがあったけどそもそもやろうとしてなかった、やる素振りすら見せなかった、最初からやる気が無かった、そうとしか見えねえよ、という…。「防げたかどうか」以前の、「そもそも防ぐ気、ありましたか?」って事例だから…。

コレを無罪とするのは、やっぱり酷いな、と。

事故を防ごうという意思が一応あるように見える程度のポージングすらしてなかったトップの人達に対しては、やはり有罪にしないと、社会的にマズイよなと…。重い刑罰じゃなくていい。めちゃくちゃ軽いプチ有罪でいい。有罪でさえあれば、「そういうことしてちゃダメなんだよ」と一応社会全体に伝わるわけだから。これが無罪では全然伝わらない。

まあ、戦い方を間違えたのかも…。と言っても、事故を防ぐ意思が無かった云々では、全体的にぼんやりとした話になるから、そういう方向では戦いようもないのかなと思えるけれど。

原発を持ってる県は気を付けてほしいなと。 :

今後日本でまた原発が重大事故を起こしても、電力会社の上の連中は、こうやって誰も責任を取りませんよー、という流れが見えてきたわけだから…。原発を再稼働させた各県の人達は気を付けてほしいなと…。

まあ、事故なんて起きないと思い込んで他人事で見てるんだろうけど…。事故前の福島県民のように…。

2019/09/20追記。 :

NHKのクローズアップ現代で、「東電裁判 見えてきた新事実」という回が流れてたので録画して視聴してみたけれど。これは…。太平洋戦争中から日本は変わってないなあ…。上に立つ人達の、「組織における責任の所在をあいまいにしておく」という状況が、大事件や大事故を引き起こすという…。

「とんでもない津波が来るぞ」と示している「長期評価」に基づいて、ちゃんと対策してた会社もあるのだよな…。防潮堤建設は時間がかかるから、早目に、かつ、安くできる、盛り土と、建屋の防水対策をひとまず進めておいて、結果、大事故も防げていたそうで。しかしそのことを外部には隠してた・伏せていたという…。明らかにしちゃうと他の会社(東電)もやらなきゃいけない雰囲気になるから隠してた、と…。何なんだ、この民族…。

以上、1 日分です。

過去ログ表示

Prev - 2019/09 - Next
1 2 3 4 5 6 7
8 9 10 11 12 13 14
15 16 17 18 19 20 21
22 23 24 25 26 27 28
29 30

カテゴリで表示

検索機能は Namazu for hns で提供されています。(詳細指定/ヘルプ


注意: 現在使用の日記自動生成システムは Version 2.19.6 です。
公開されている日記自動生成システムは Version 2.19.5 です。

Powered by hns-2.19.6, HyperNikkiSystem Project