2018/11/16(金) [n年前の日記]
#2 [tic80] TIC-80用のソースコードを外部エディタで編集したい
TIC-80は、エディタ、スプライトエディタ(ドットエディタ)、マップエディタ、サウンドエディタ、ミュージックエディタ ―― 全部入っているので、気軽に触り始めることができて便利なのだけど。しかし、エディタが貧弱なので、せめてソースコードを外部エディタで編集出来たらな、と思う時があって。
まあ、お金を出してPro版を買えば、外部エディタで編集することもできるらしいのだけど。そこらへん、無料版でも、ちょっとはどうにかならんか…。
と思ってググっていたら、「ソースコードの一行目に dofile("game.lua") と書けば game.lua を読み込んで使えるよ」という話を見かけて。
_Add the ability to export/import the game code so it can be edited externally - Issue #85 - nesbox/TIC-80
_TIC-80さんのツイート: "TIC tip: if you place your game.lua file near TIC exe, add dofile('game.lua') to the code you can edit game in your favorite editor
なるほど…。その機能を使えば、.lua ファイルを外部エディタで編集できそうだなと。
注意点としては…。
更に、以下によると「dofile() は非推奨」と書いてあるので、いつまでこの機能が使えるのかは不明。
_Time Tripper: TIC-80の新バージョン(0.50.0)がリリースされました。
まあ、お金を出してPro版を買えば、外部エディタで編集することもできるらしいのだけど。そこらへん、無料版でも、ちょっとはどうにかならんか…。
と思ってググっていたら、「ソースコードの一行目に dofile("game.lua") と書けば game.lua を読み込んで使えるよ」という話を見かけて。
_Add the ability to export/import the game code so it can be edited externally - Issue #85 - nesbox/TIC-80
_TIC-80さんのツイート: "TIC tip: if you place your game.lua file near TIC exe, add dofile('game.lua') to the code you can edit game in your favorite editor
なるほど…。その機能を使えば、.lua ファイルを外部エディタで編集できそうだなと。
注意点としては…。
- tic80実行ファイルが置いてあるフォルダ(ディレクトリ)に .lua を置いてないと読み込めない。らしい。
- リリースする際は、カートリッジ(.tic)にソースコードを含めておくこと。うっかり分離したまま配布して「あのー動かないんですけど」と言われたりしないように。
更に、以下によると「dofile() は非推奨」と書いてあるので、いつまでこの機能が使えるのかは不明。
_Time Tripper: TIC-80の新バージョン(0.50.0)がリリースされました。
◎ 試してみた。 :
とりあえず試してみた。環境は Windows10 x64 + TIC-80 0.70.6。
任意のディレクトリを作って、以下のようなファイル構成にして。
DOS窓を開いて、そのディレクトリをカレントディレクトリにして。(cd C:\hoge\fuga)
コマンドラインオプションをつけて、TIC-80を起動。
_Home - nesbox/TIC-80 Wiki
load stgsample5 で、カートリッジ(.tic)をロード。
F1キーを押してエディタに入って、ソースコードを全部消して(Ctrl+Aで全選択、Deleteで消去)、1行目に、dofile("stgsample5.lua") とだけ書いておく。
この状態で Ctrl+R を叩いて実行してみたら、.lua に書かれた内容で動いてくれた。
外部エディタで .lua を修正して、TIC-80上で ESCキー → run をしたら、修正内容が反映された動作になった。
つまり、無料版の TIC-80 0.70.6 でも、外部エディタを使って .lua を編集することが一応可能な状態にできるっぽいなと。
任意のディレクトリを作って、以下のようなファイル構成にして。
. |-- tic80.exe |-- stgsample5.lua `-- stgsample5.tic
DOS窓を開いて、そのディレクトリをカレントディレクトリにして。(cd C:\hoge\fuga)
コマンドラインオプションをつけて、TIC-80を起動。
tic80 .「.」をつけて起動すると、いつもと違って、カレントディレクトリをストレージ場所にした状態で起動できるらしい。ちなみに、folder と打てばストレージ扱いの場所がエクスプローラで開かれるので、反映されてるかどうかも確認できる。
_Home - nesbox/TIC-80 Wiki
tic80 . will use current directory as storage tic80 ../path/to/cart.tic will use ../path/to/ as storage and load cart.tic tic80 -code game.lua load and run the code without startup animation tic80 -code-watch game.lua same as -code but also reload it when TIC is focused tic80 game.tic -code game.lua load cartridge, inject the code and run without startup animation
load stgsample5 で、カートリッジ(.tic)をロード。
F1キーを押してエディタに入って、ソースコードを全部消して(Ctrl+Aで全選択、Deleteで消去)、1行目に、dofile("stgsample5.lua") とだけ書いておく。
この状態で Ctrl+R を叩いて実行してみたら、.lua に書かれた内容で動いてくれた。
外部エディタで .lua を修正して、TIC-80上で ESCキー → run をしたら、修正内容が反映された動作になった。
つまり、無料版の TIC-80 0.70.6 でも、外部エディタを使って .lua を編集することが一応可能な状態にできるっぽいなと。
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以上です。