2017/08/23(水) [n年前の日記]
#2 [anime][neta] 逆に感心してしまった話
思考メモ。
ちょっと気になるニュースを見かけて。
_アニメ「活撃 刀剣乱舞」に性的な演出とスタッフがTwitterで発言 制作会社が謝罪 - ねとらぼ
_アニメ『活撃 刀剣乱舞』スタッフが性的演出アピール「男性器みたいで面白かった?」⇒制作会社が謝罪文で釈明
_活撃刀剣乱舞アニメ8話の演出家 高橋タクロヲさんが薬研が馬に舐められる演出をわざと性的にして大炎上 - NAVER まとめ
女性ファンから嫌悪される結果になったようではあるけど…。自分はちょっと違った印象を受けてしまって。「たかだか動物がキャラを舐めるだけの、通常なら単なる記号カットとして扱われる場面ですら、そんな演出意図を込めて、こだわりを持って作っていたのか…」と、逆にある意味感心してしまったというか。
言われてみれば、キャプチャ画像をざっくり眺めただけでも、作画の仕方、尺の取り方からして、フツーのアニメとは明らかに一線を画すシーンになってるよなと…。件の作品はあらゆる箇所で異様なまでのこだわりを持って作ってる、という話は聞いてたけど…。たしかにガチだ…。ufotable、恐ろしいなあ。こんなカットすらここまでやってたんかい。みたいな。放送に間に合わせることだけを最優先で作ってるアニメもまだチラホラあるこんな状況下で、気合入れまくってるなあ、と。
とは言え、こだわる方向性がアレだったというか、ちとマニアック(?)過ぎて、メインの視聴者層には「違う。そうじゃない」「コレジャナイ」と思われてしまったのだろうけど…。なんというか、方向性って大事ですね、とも。ただ、そこにあったこだわりだけは、ファンの方々は否定しないであげてほしいものだよなと…。「わかったわかった。スタッフがこだわって作ってることは痛いほどわかった。そこは認めよう。だが…そっちじゃないんだよおお! 違うんだよおお!」みたいなノリで一つ、と願ってしまったりもして。 *1
まあ、思考メモです。そんなことを思ってしまいました、てなだけの話です。
ちょっと気になるニュースを見かけて。
_アニメ「活撃 刀剣乱舞」に性的な演出とスタッフがTwitterで発言 制作会社が謝罪 - ねとらぼ
_アニメ『活撃 刀剣乱舞』スタッフが性的演出アピール「男性器みたいで面白かった?」⇒制作会社が謝罪文で釈明
_活撃刀剣乱舞アニメ8話の演出家 高橋タクロヲさんが薬研が馬に舐められる演出をわざと性的にして大炎上 - NAVER まとめ
女性ファンから嫌悪される結果になったようではあるけど…。自分はちょっと違った印象を受けてしまって。「たかだか動物がキャラを舐めるだけの、通常なら単なる記号カットとして扱われる場面ですら、そんな演出意図を込めて、こだわりを持って作っていたのか…」と、逆にある意味感心してしまったというか。
言われてみれば、キャプチャ画像をざっくり眺めただけでも、作画の仕方、尺の取り方からして、フツーのアニメとは明らかに一線を画すシーンになってるよなと…。件の作品はあらゆる箇所で異様なまでのこだわりを持って作ってる、という話は聞いてたけど…。たしかにガチだ…。ufotable、恐ろしいなあ。こんなカットすらここまでやってたんかい。みたいな。放送に間に合わせることだけを最優先で作ってるアニメもまだチラホラあるこんな状況下で、気合入れまくってるなあ、と。
とは言え、こだわる方向性がアレだったというか、ちとマニアック(?)過ぎて、メインの視聴者層には「違う。そうじゃない」「コレジャナイ」と思われてしまったのだろうけど…。なんというか、方向性って大事ですね、とも。ただ、そこにあったこだわりだけは、ファンの方々は否定しないであげてほしいものだよなと…。「わかったわかった。スタッフがこだわって作ってることは痛いほどわかった。そこは認めよう。だが…そっちじゃないんだよおお! 違うんだよおお!」みたいなノリで一つ、と願ってしまったりもして。 *1
まあ、思考メモです。そんなことを思ってしまいました、てなだけの話です。
◎ 女性向けのアレコレについてなんとなく連想。 :
たしか昔、腐女子を自称してる方が、「私達は石ころの裏にひっそり身を隠してるダンゴ虫やナメクジ」「わざわざ石ころをひっくり返してお天道様に晒さないでくれ」とどこかでつぶやいてた、そんな記憶が。自分は男ではあるけど、「あー、その感覚ちょっとわかる…」「上手い喩えをするもんだなあ」と思ってしまったもので。
その喩えからすれば、今回の件のつぶやきは、石ころをひっくり返しながら、「お前たちってさあ、これが好物なんだろ?」とビールをジャバジャバかけられた状態、みたいなソレだったのかなと…。
そこに居るのはちゃんと分ってるけど、あえて見てみぬふりをして、しかし石ころの周りには、腐った落ち葉や野菜くずを、そっと、びっしりと敷き詰めてやる、みたいなソレが繁栄の秘訣、だったりするのだろうか…。「お前ら! エサ置いといたぞ! 食えよな!」と大声で知らせたりしない。ダンゴ虫達が驚いて逃げるから。なんとなくここに置いただけなんだよねー、君達が居るなんて、いやー知らなっかたなー、的な白々しいすっとぼけ演技をしながら御馳走をそっと置く。みたいな。
他にも、これもまた腐女子を自称する方が、「公式がそこまでやるな! 私達の仕事が無くなる!」とつぶやいてるソレを見た記憶もあって。ネタは公式が提供するけど、醸すのはファンの仕事、てのはたしかにそうで、公式が醸すところまでやってはいかんのだろうなと…。でも、下ごしらえはしとかないとファンの側で醸せないし。「これじゃまだ足りないかな?」「むむっ。やり過ぎたか?」のジャッジが難しそう。
その喩えからすれば、今回の件のつぶやきは、石ころをひっくり返しながら、「お前たちってさあ、これが好物なんだろ?」とビールをジャバジャバかけられた状態、みたいなソレだったのかなと…。
そこに居るのはちゃんと分ってるけど、あえて見てみぬふりをして、しかし石ころの周りには、腐った落ち葉や野菜くずを、そっと、びっしりと敷き詰めてやる、みたいなソレが繁栄の秘訣、だったりするのだろうか…。「お前ら! エサ置いといたぞ! 食えよな!」と大声で知らせたりしない。ダンゴ虫達が驚いて逃げるから。なんとなくここに置いただけなんだよねー、君達が居るなんて、いやー知らなっかたなー、的な白々しいすっとぼけ演技をしながら御馳走をそっと置く。みたいな。
他にも、これもまた腐女子を自称する方が、「公式がそこまでやるな! 私達の仕事が無くなる!」とつぶやいてるソレを見た記憶もあって。ネタは公式が提供するけど、醸すのはファンの仕事、てのはたしかにそうで、公式が醸すところまでやってはいかんのだろうなと…。でも、下ごしらえはしとかないとファンの側で醸せないし。「これじゃまだ足りないかな?」「むむっ。やり過ぎたか?」のジャッジが難しそう。
◎ どういう方向でこだわればよかったんだろう。 :
こだわる方向が適切ではなかったらしい、とは思うけど、であれば、どういう方向でこだわれば良かったんだろう…。
例えばだけど、リアクションかな…。いや、本編ちゃんと見てないから、実はリアクションもちゃんと見せてたのかもしれんけど。
馬にベロンと舐められた後、キャラによっては…。
で、視聴者に、「うわあ。こんな舐められ方をしたら俺だったら即グーパンだわ。なのにこの反応…。さすが○○」と思ってもらうためには、聞いただけで「うへえ」と思えるぐらいのSEや、見るからに「ちょ、馬、待てよ。やめろよー」と思える濃い目の作画も必要になる。
「…と考えてココは生々しいSEやねっとりした作画にこだわってみました!」という話だったら女性ファンも「お、おう…」となった可能性は、などと妄想を。
でもそこで「馬の首を男性器に」とか言い出したら、そりゃあ…浅いよなと。いや、浅くはないのか。明後日の方向で深いというか。しかしそっちじゃないらしい。じゃあどっちなんだ。どっちなんでしょう。せっかくの機会だから、「そうかー、そっちじゃなくてこっちかー」的に気付いて次回作の演出で活かして欲しいものだよなと…。
まあ、そんな妄想をしました、とメモ。
例えばだけど、リアクションかな…。いや、本編ちゃんと見てないから、実はリアクションもちゃんと見せてたのかもしれんけど。
馬にベロンと舐められた後、キャラによっては…。
- 無言で刀を一閃して馬の首を切り落とすキャラ。
- 「ハハハ、こやつめー!」と笑顔なんだけど本気で馬の首を絞めてくるキャラ。
- 「コラ、ダメだろ」と馬の頭を拳でコツンと軽く小突くキャラ。
- ほっぺたをプクーと膨らませて「めっ!」をするキャラ。
- 突然のことで棒立ちのまま固まってしまうキャラ。
- 無表情で馬の顔を睨むキャラ。馬もキャラを見つめる。キャラのアップ。馬のアップ。キャラのアップ。馬のアップ。馬が察してシュンとなってキャラが「よし」で終わるキャラ。…枚数節約できるなコレ。
で、視聴者に、「うわあ。こんな舐められ方をしたら俺だったら即グーパンだわ。なのにこの反応…。さすが○○」と思ってもらうためには、聞いただけで「うへえ」と思えるぐらいのSEや、見るからに「ちょ、馬、待てよ。やめろよー」と思える濃い目の作画も必要になる。
「…と考えてココは生々しいSEやねっとりした作画にこだわってみました!」という話だったら女性ファンも「お、おう…」となった可能性は、などと妄想を。
でもそこで「馬の首を男性器に」とか言い出したら、そりゃあ…浅いよなと。いや、浅くはないのか。明後日の方向で深いというか。しかしそっちじゃないらしい。じゃあどっちなんだ。どっちなんでしょう。せっかくの機会だから、「そうかー、そっちじゃなくてこっちかー」的に気付いて次回作の演出で活かして欲しいものだよなと…。
まあ、そんな妄想をしました、とメモ。
*1: まあ、ufotable作品って、まるでufoのように妙な方向に飛んでく(力を入れる)時があって。今回も「えっ? ああ…そっちに向かって飛んでしまったのか…」と思ってしまったところも…。
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以上です。