2014/10/16(木) [n年前の日記]
#1 [anime] ローニャ、1〜2話を視聴
録画してたソレをようやく視聴。見せてもらおうか、NHK+ゴロー監督+ポリピクのアニメの実力とやらを! なんちてぽくん。
以下、思ったことをだらだらとメモ。
失礼ながら正直なところ、もっと酷い出来を想像してたので、「これは意外と…いいんじゃね?」てな印象。3DCGでも名作劇場っぽい映像が作れるのだなと感心。
業界のアニメーターさんがtwitter上で、「3DCGなのに近藤勝也キャラデザなんてもったいねえ」と呟いてた場面を見かけた記憶があるけれど。3DCG側からしたら「近藤キャラデザ、ありがてえ」かもしれず。あのキャラデザじゃなかったら、こんな見た目には絶対にならなかったはず。近藤キャラデザは強い。もちろん、モデリングした人達は苦労しただろうと想像するけれど。お疲れ様です。コレ、イケてるほうだと思います。ガッツポーズ取ってください。
モーションは、ちと海外アニメっぽい動かし方がチラホラあって、そこは少し気になったけど。日本風の動かし方をしているつもりが、3DCGになると何故か海外風に見えてしまうのか、それとも最初から普段やってる海外風で付けているのか、素人目では判断がつかなくて悩んだりもして。まあ、面白ければどっちでもいいですわな。
背景美術で随分助けられてる部分はあるなと。背景美術の方々は、「この作品をソレっぽく見せてるのは俺達の手腕」と胸張って自慢してもいいような気が。もちろん、キャラデザや3DCGが無ければ完成映像にならないので、スタッフ全員の仕事振りが作品を成立させてるわけだけど。その中でも背景美術の功績はかなり大きい気がしたり。番宣番組内で美術の方が「コレもうTVアニメのクオリティじゃねえだろ…助けて…」と嘆いてたけど、苦労した分の成果は画面に出てる、のではないかなあ。
影付けはなんだか引っ掛かったり。光源等を計算してリアルについてるはずなのに、何故か不自然に見える…。手描きのほうが、はるかにインチキでテキトーでいい加減でぞんざいな、不自然な影の付け方をしているはずなのに…。かといって、影をつけないとショボイ画になるのは容易に想像できるし。そういや随分前に、OLMが影の形をコントロールするツールを開発してたっけ…。このあたり、セルアニメ風映像を3DCGで作る際の課題なんだろうなと。どのスタジオでも苦労してそう。
事前の番宣で、「とにかくゆっくりした作品だから、ゆっくりした気持ちで見てほしい」とプロデューサーさんが主張してたので、テンポが悪いとか、間がおかしいとか、そのへんは無視して見てみたり。一応それぞれ、「ここでこういう間を置くことで笑いを取ろう」という意図はちゃんと見えるので、何も考えずにコンテ切ったり編集してるわけでもなさそうだから、まあいいやと。経験値が圧倒的に足りてない監督さんだし望んでもしょうがない。最後まで作り終わった時に経験値が溜まることを期待というか。
たぶん一応最後まで見そうな気がする。というのも、「名作劇場ノリ」「子供向け」という企画が現在皆無なので。そういう企画を通そうとした際に、「あのゴロー監督の新作」「3DCGアニメ」「ジブリが協力」という売り文句は効果的に働いたんじゃないか、逆に考えると、そういう工夫でもしない限り、あの手のジャンルの企画は通らない現状がありそうだなと。なので、今ではもう絶滅危惧種に近いジャンルのアニメだから、一応最後まで見ておきたいかも、と思っていたり。
これが成功すれば、ジブリが3DCG制作に移行する展開だってあり得るかもしれない…。それはそれで見てみたいので、そこそこ成功してくれるといいなと。結局、現在の完成度を評価するのではなくて、これが育ってくれたらと期待して眺めてる、てなところが自分の中にあるのかなと。
肝心要の子供達の反応が気になるところ。子供さんは、とにかくシビアだから…。
「ゴロー監督の新作か。どれ、御手並み拝見といくか」
「ふむふむ。これが日本の3DCGアニメの技術力か」
などと言いながら見てくれる子供は絶対に居ないので。「おもしろーい」「つまんなーい」で即断だから、チョー怖いよなと。
たしか宮崎駿監督も、コナンを作ってた時、子供達の反応が怖かったと言ってたはず。息子さん(子供時代のゴロー監督?)がファンになってくれたから、気持ち的には救われた、と漏らしてたような。
さて、ゴロー監督は自身のお子さんを、この作品のファンにできるのだろうか…。お子さんに喜んでもらえたら、ひとまず成功だろうけど。逆に「お爺ちゃんのアニメ、おもしろーい。お父さんのアニメ、つまんなーい」だったらキッツイわあ…。ソレは避けたいわあ…。ここは踏ん張りどころですな。子供達をハートキャッチ! ゴロー。なんちてぽくん。
以下、思ったことをだらだらとメモ。
失礼ながら正直なところ、もっと酷い出来を想像してたので、「これは意外と…いいんじゃね?」てな印象。3DCGでも名作劇場っぽい映像が作れるのだなと感心。
業界のアニメーターさんがtwitter上で、「3DCGなのに近藤勝也キャラデザなんてもったいねえ」と呟いてた場面を見かけた記憶があるけれど。3DCG側からしたら「近藤キャラデザ、ありがてえ」かもしれず。あのキャラデザじゃなかったら、こんな見た目には絶対にならなかったはず。近藤キャラデザは強い。もちろん、モデリングした人達は苦労しただろうと想像するけれど。お疲れ様です。コレ、イケてるほうだと思います。ガッツポーズ取ってください。
モーションは、ちと海外アニメっぽい動かし方がチラホラあって、そこは少し気になったけど。日本風の動かし方をしているつもりが、3DCGになると何故か海外風に見えてしまうのか、それとも最初から普段やってる海外風で付けているのか、素人目では判断がつかなくて悩んだりもして。まあ、面白ければどっちでもいいですわな。
背景美術で随分助けられてる部分はあるなと。背景美術の方々は、「この作品をソレっぽく見せてるのは俺達の手腕」と胸張って自慢してもいいような気が。もちろん、キャラデザや3DCGが無ければ完成映像にならないので、スタッフ全員の仕事振りが作品を成立させてるわけだけど。その中でも背景美術の功績はかなり大きい気がしたり。番宣番組内で美術の方が「コレもうTVアニメのクオリティじゃねえだろ…助けて…」と嘆いてたけど、苦労した分の成果は画面に出てる、のではないかなあ。
影付けはなんだか引っ掛かったり。光源等を計算してリアルについてるはずなのに、何故か不自然に見える…。手描きのほうが、はるかにインチキでテキトーでいい加減でぞんざいな、不自然な影の付け方をしているはずなのに…。かといって、影をつけないとショボイ画になるのは容易に想像できるし。そういや随分前に、OLMが影の形をコントロールするツールを開発してたっけ…。このあたり、セルアニメ風映像を3DCGで作る際の課題なんだろうなと。どのスタジオでも苦労してそう。
事前の番宣で、「とにかくゆっくりした作品だから、ゆっくりした気持ちで見てほしい」とプロデューサーさんが主張してたので、テンポが悪いとか、間がおかしいとか、そのへんは無視して見てみたり。一応それぞれ、「ここでこういう間を置くことで笑いを取ろう」という意図はちゃんと見えるので、何も考えずにコンテ切ったり編集してるわけでもなさそうだから、まあいいやと。経験値が圧倒的に足りてない監督さんだし望んでもしょうがない。最後まで作り終わった時に経験値が溜まることを期待というか。
たぶん一応最後まで見そうな気がする。というのも、「名作劇場ノリ」「子供向け」という企画が現在皆無なので。そういう企画を通そうとした際に、「あのゴロー監督の新作」「3DCGアニメ」「ジブリが協力」という売り文句は効果的に働いたんじゃないか、逆に考えると、そういう工夫でもしない限り、あの手のジャンルの企画は通らない現状がありそうだなと。なので、今ではもう絶滅危惧種に近いジャンルのアニメだから、一応最後まで見ておきたいかも、と思っていたり。
これが成功すれば、ジブリが3DCG制作に移行する展開だってあり得るかもしれない…。それはそれで見てみたいので、そこそこ成功してくれるといいなと。結局、現在の完成度を評価するのではなくて、これが育ってくれたらと期待して眺めてる、てなところが自分の中にあるのかなと。
肝心要の子供達の反応が気になるところ。子供さんは、とにかくシビアだから…。
「ゴロー監督の新作か。どれ、御手並み拝見といくか」
「ふむふむ。これが日本の3DCGアニメの技術力か」
などと言いながら見てくれる子供は絶対に居ないので。「おもしろーい」「つまんなーい」で即断だから、チョー怖いよなと。
たしか宮崎駿監督も、コナンを作ってた時、子供達の反応が怖かったと言ってたはず。息子さん(子供時代のゴロー監督?)がファンになってくれたから、気持ち的には救われた、と漏らしてたような。
さて、ゴロー監督は自身のお子さんを、この作品のファンにできるのだろうか…。お子さんに喜んでもらえたら、ひとまず成功だろうけど。逆に「お爺ちゃんのアニメ、おもしろーい。お父さんのアニメ、つまんなーい」だったらキッツイわあ…。ソレは避けたいわあ…。ここは踏ん張りどころですな。子供達をハートキャッチ! ゴロー。なんちてぽくん。
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以上です。