mieki256's diary



2012/08/14(火) [n年前の日記]

#1 [anime][neta] 学生運動とロボットを組み合わせた設定ってどうかな

と何故か唐突に思ったのだけど。直後、ソレって _RIDEBACK じゃないか、と思い出した。

ロボットではなくて戦闘スーツだけど。押井守監督の赤い眼鏡シリーズも、もしかしたらソレなのかな。見たことないから分からないけど、なんだかそんなイメージ。

学生運動じゃなくて労働組合活動、かつ、ロボットモノじゃなくてファンタジー(?)だけど。高畑勲監督の _太陽の王子 ホルスの大冒険 も、もしかしたらソレなのか。

押井監督と高畑監督のソレは、その時代を当人が体験している、という共通項があるのだろうけど。やはり、「その時代」を体験しているということは、創作をする上で強みになったりするのだろうかと思えてきたり。水木しげる先生が戦争漫画を描くと、そのほとんどが創作だとしても、妙にリアリティのある作品になる、みたいなもんで。

となると、仮に自分達の世代が、学生運動なり労働組合なりを描写しようとしても、それはなんだか絵空事というか、リアリティに欠ける描写になってしまうのかな、という不安も。何せ、デモに参加なんてしたことない・団結して権力側に異を唱えてみることを一度もしたことがない人がほとんどだったりする世代なわけだし。活動者側を嘲笑する描写はリアリティを持って描けても、活動者側のリアリティは描けない予感。

ならば、自分達の世代は、自分達の世代が体験したことを描写したほうがいい…のかもしれないけれど、さて、自分達の世代が体験した「時代」って、一体何があるんだろうなと悩んでしまったり。学生運動や労働組合活動が盛んだった時代にどこかしら似ている、ある種の熱気・狂乱とも言えそうな何かを、自分達の世代は体験したことがあるのだろうか? 体験しているとしたら、それは一体何だろう?

コミケかなあ…? って飛躍し過ぎか。しかし、熱気とか狂乱とか言い出したら、それぐらいしか思いつかない。学生運動や労働組合に比べたらシリアスさが欠片も無いけど。でも、「その熱気なら知ってる! 体験した!」という人も多い予感。

とすれば、主人公はコミケ参加者で、そこに権力側が不当な弾圧を実力行使でかけてきて、それに対抗してロボットに乗って戦う、みたいな設定になるんだろうか。自分で書いててイメージがさっぱり湧かないけど。

もしかすると、ソレって図書館戦争じゃないのか。あるいは、AKB0048じゃないのか。創作、あるいは文化に対して、不当な弾圧を行う権力側。それに反抗する主人公側。そういう図式。なるほど、自分達の世代にとっては、図書館戦争やAKB0048が、赤い眼鏡シリーズやホルスに相当していたのか。…ってそんな結論でいいの?

それはともかく。自分達の世代が体験したであろう「時代」を認知できれば、そこから何か、設定なり企画なりを生み出せそうな予感も。自分はちょっと思いつかないけど。自分達の世代が体験した「時代」。そんなもの、あるのかなあ…?

以上です。

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