mieki256's diary



2011/12/31() [n年前の日記]

#2 [zatta][neta] 最近「中二病」という言葉が褒め言葉になりつつあるような気がする

元々は伊集院光が作った言葉で、少年期の特徴を分類認知、場面によっては自虐的に用いてギャグにする形で使われていた、と聞いている。本当にそうだったかどうかは知らない。それを誰かが、自分ではなく、他者を否定するための罵倒語として利用し始めてしまい、そちらのほうが普及してしまった。しかし、普及し過ぎると否定的な意味合いが弱まるのかもしれない。どうも最近は、「中二病だ。だが、それがいい」等、現象・状況を肯定する意味合いで使われる場面がチラホラ見えている。…元々はそういう使い方をしてた言葉のような気もするので、グルッと一回りした、ということかもしれないが。

ひょっとすると、「バカ」「クレイジー」などと同じ言葉に変質したのかもしれない。否定の言葉のようでありながら、褒め言葉としても使われる。そんな言葉の仲間入りを果たしたのではあるまいか。…誰かこのあたりの展開を考察してくれないものか。

何にせよ、否定的意味合いばかりで件の言葉を使い続けていると、時代の流れについていけない遅れてる人に思われてしまいそう。怖い。空気を読んで・TPOで使い方を変えていかないと。

「空気」と言えば、そのうち「KY」も肯定的意味合いで使われる場面が増えていくのだろうか? ちょっと想像できないけれど。

そういや全然関係ないけど、「老人力」という流行語もあったっけ。アレも、否定肯定が入れ替わったり誤用が普及する現象が見られたと聞いた記憶があるが…。

言葉は変化していくのだな、なんだか面白い、と思った次第。

以上です。

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