mieki256's diary



2011/02/18(金) [n年前の日記]

#1 [nitijyou] 自転車で

朝は雨が降っていたけど昼頃には降り止んだので自転車で。お金を振り込んできたり、スーパーで煙草や夜食を買ったり。

#2 [cg_tools] 結局Shade12を注文してしまった

あれだけ文句を言っておきながら、なんだかな…。

Shade 11 で追加された機能がどうにも気になってしまって。Shade 12 で追加された新機能は比較的どうでもいい。こういうこともあるから、最新版の新機能ばかり宣伝してればそれでいいというわけではないだろう、と思うのだけど。

最新版の新機能だけが訴求力を持つわけではないよな。 :

売る側は、最新版の新機能をとにかく前面に出して宣伝すべきと思い込んでしまい、各種広告・宣伝媒体において、ただそれだけを打ち出してしまう傾向があるのだろうけど。しかし、2つ以上前のバージョンを使っているユーザに対しては、最新版の機能のみならず、それより前の版の新機能もアピール材料として充分に役に立つ。こともあるわけだから、それを積極的に活用しない手はない。と思うのだけど。

そのあたりを考えると、バージョンアップ時に、「n世代前のバージョンからはバージョンアップできますが、それより古いバージョンは対象外です」という売り方は、既存ユーザに対するアピール材料が減るという点で上手くないような気がする。どのバージョンからでもバージョンアップできるなら、ユーザが持っているバージョンから、最新版に至るまで、追加してきた全機能がアピール材料になる。「これだけ進化していたなら…そろそろ買うかな」と誘導しやすいのではないか。

などと思ったけれど、Shade 11 が出た時点でどうして自分がバージョンアップ版を買わなかったのかを思い返すと…。なんだか考え込んでしまう。

ただ、しかし、自分が今まで買ってきたソフトの中には、バージョンアップの制限がある故にソフトをそのものを使わなくなった・見捨てたものもいくつかあるわけで。Photoshop とか Flash とかは見捨ててしまった。それを考えると、危険なやり方だろうとは思う。今回も、ここで見捨てるかどうか、結構悩んだ。そんなギリギリの選択を毎回ユーザに強要して、本当に大丈夫なのか。デファクトスタンダードになってるメジャーなソフトならともかく、Shadeはそうではないだろう。見捨てられる場面のほうが多いのではないか。本当に大丈夫なのか。

まあ、販売会社は他にも様々な3DCGソフトを扱ってるわけで、自滅したらそれはそれで、なのかもしれない…。やっぱり注文するのではなかったか。失敗したような気がしてきた。

#3 [zatta] バージョンアップ版に制限をつけるのはマズイやり方だと思う

バージョンアップに制限を設けるということは、対象外の版を持ってるユーザに対して「お前はもう客でも何でもねえ! さっさとどっか行け! しっしっ!」的なメッセージを、企業がユーザに絶えず送り続けている、ようなものだと思う。

もしそのあたりの制限が無ければ、「これだ。この版は買いだ」とユーザが思ったその時に最新版を買ってくれて、そのまま継続してユーザで居てくれるし、「このソフトは便利だよ」「結構使える」と口コミで宣伝してくれる場面だってあるだろう。が、制限があるとそうはいかない。旧版を持ってるユーザは、「…切り捨てられた!」と感じるだろう。

切り捨てられたと感じたユーザは、企業に対して「恨み」を持つだろうし、坊主憎けりゃなんとやらで、商品に対する印象も悪くなりがち。つまり、企業と商品に対して、執拗に攻撃を繰り返すアンチへと変化する。そうなると各所で、「あの会社はろくなもんじゃないよ。サポート最悪だよ」「あんな商品使ってるの? ダメダメ、あれはダメ。あんなの買うのはバカだね」等々色んな悪評を立て始める。内容が事実かどうかは関係ない。恨みを持った企業に対して報復してやる、という気持ちになってしまっているだろうから、その行為はおそらく際限なく続く。もしそこで、その商品に興味を持って新規ユーザになってくれそうな人が、それらの悪評を目にしたらどうなるか。「あのソフト、気になってたけど、ダメソフトみたいだな。買うのはやめておこう」。こういう展開は企業にとってありがたい展開なのだろうか? …いや、この展開は勝手な想像・妄想なのでアレなのだけど。

とはいえ。大昔に買った版があるからと言って、安く最新版を買われてしまうのも…と企業側は当然思うはず。どうせなら、少しでも高く買わせたい。

ということで妥協案(?)を思いついた。バージョンアップする版の差に応じて、値段を変えてしまえばいい。1つ前の版からは新規に買うより50%引き、2つ前からは40%引き、3つ以上昔の全てのバージョンに対しては30%引き、の値段でバージョンアップ版が買えますよ、てな売り方にする。「昔の版を持っているユーザさんを私達は切り捨てたりしてません。ちゃんと安く買えるプランを御用意させていただきました」というポージングをしておく。あくまでポージングで、よくよく計算してみると実は価格comで検索して新規に買ったほうが安かったりする価格設定だったとしても、それでもポージングは大事。「お前はもう客でも何でもねえ!」というメッセージを送り続ける企業と、「昔買っていただいたのですから、今回もお安くさせていただきますよ」というメッセージを(表面的にでも)送り続ける企業。どっちが受けがいいだろうか。

「そのやり方では、複数のバージョンアップ版を作ることになるではないか。手間がかかる。やってられない」と言われそうではあるが、例えば Shade の場合だと、バージョンアップ版をダウンロード販売しているわけだから、実のところCDやDVDをプレスする必要はない。また、Shadeは、元の版がどれであってもバージョンアップ版の中身は同じらしい。このことから分かるように、価格が異なるのだから複数のバージョンアップ版を作らねば、というのは思い込みに過ぎない。そんなもの最初から作る必要など無い。種類が必要になるのは、注文を受け付けて金を払ってもらう時だけ。であれば注文を受け付けるサーバ側で、ユーザが持ってる版に応じて請求する額を変えればいい。…これで手間がかかるのだろうか。

あるいは時々、旧版を持っているユーザに対してキャンペーンをしてもいい。バージョンアップ版よりは高いですが、新規に買うよりはお安いですよ。期間限定です。今がチャンスです。…それだけでも印象は随分と違うのではないか。

てなことを思いついてしまうと、Shadeしかり、ホームページビルダーしかり、バージョンアップ時に制限を設け始めた企業は、なんだかなと思う。一度は、あるいは何度か、自社商品を買ってくれたユーザを、わざわざ敵にしてしまう必要はないだろうに。と思うのですが、いかがなものでしょうか。

まあ、いっそのことバージョンアップ版・アップグレード版を売らないという選択肢もアリだろうけど。安いソフトだとそんな感じだし。

などとグダグダ書いてしまうぐらいに、自分はその手のソレに良い印象を持ってないという話でした。

以上、1 日分です。

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