mieki256's diary



2008/12/12(金) [n年前の日記]

#2 [anime] Mr.インクレディブルを途中から鑑賞

階下で、親父さんとお袋さんと一緒に、途中から鑑賞。

参った。ここまでカッコいい映画とは想像してなかった。あんなデザインなのに、動きやシチュエーションがとにかくカッコイイ。これがCOOLってやつなのかと。

表情その他のモーションも作り込みが凄くて、普段まったくこの手の映画を見ないお袋さんですら、「よくこんな表情出せるねえ」「表情が面白い」と大絶賛。キャラ達の特殊能力の使い方・発想も素晴らしく、日頃映画は寅さんぐらいしか見ない親父さんですら、それぞれのカットを見ただけで「そんなバカな」「すごいなあ」と大笑い。台詞回しも秀逸で、生命の危機的状況下で日常生活レベルのミクロな台詞がポンと出てくるたびに、親父さんもお袋さんも笑っていた。

自分の親の世代ですら笑って見れていたあたり、これは、子供からお年寄りまで、どの世代でも楽しめる作品であることが明らかだなと。昨今の宮崎アニメのTV放映すら、親父さんやお袋さんは途中で寝ちゃったり、「つまらん」「わけがわからん」とチャンネルを変えてしまったりするので、それに比べるとこれは凄い作品だな、てな感じで感服。

COOL過ぎるとついてこれない人が居ることにも気づいたり。 :

総じて良くできた映画なのだけど。カット割りその他の技巧があまりにCOOL過ぎたことで、若干理解を妨げるところがあったようでもあり。

例えば、説明カットで、
  1. ヒーローの顔写真とロボットの図を横に並べて、どちらかに赤線を斜めに引く。
  2. ロボットがロケットに乗せられて都市に運ばれるの図。
  3. 時間表示。
といった図が次々にスクリーンに表示されるカットがあったのだけど。お袋さんに、件のシーンの意味が判ったかと尋ねてみたら、「なにがなんだか判らなかった」との返事で。一応、
  • 赤線は、ヒーローとロボットを対戦させてどっちが倒されたか示していたこと。
  • ロケットの図は、ロボットを都市に運んで暴れさせる計画があることを示していたこと。
  • 時間表示は、計画が実行されるまでのタイムリミットを示していたこと。(だからヒーローは早く計画を阻止しないといけない。)
  • そしてそれらの説明を一切の台詞抜きで ―― 全世界の人が見る作品だから言葉を使わずに ―― 伝えようと試みていたこと。
を説明してみたら、お袋さんも納得、かつ、感心していたけれど…。せっかく台詞を抜いて、図だけで説明するような工夫をしてるのに、意味が判らないと言われてしまったのでは…。

また、母親キャラと息子キャラが特殊能力を生かして島まで辿り着くシーンや、娘キャラがバリアー能力を生かして拘束ビームから逃れるシーンでは、親父さんが「何が起きているんだ?」と疑問を呈していた。一応解説したら、「なるほど。凄いこと考えるな」と感心していたけど…。一つのカットの中で複数の動きが同時に進行してるから、伝わりにくいのかなと。

パッと見せて意味が伝わらないのでは、そのカットの存在意義がないに等しいわけで。すると、そこで起きてる全ての事象を台詞にして説明してやらないとダメなのか、そこまでやらなきゃ商品にならんのか、という気もしてきたり。だけどそれをやってしまうと…。そういう作りを意識的にしているコンテンツに対しても、それはそれで評価はするのだけど。そんな作品ばかりでは、つまらないよなと。なんていうか、全然COOLじゃない。


以上です。

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