mieki256's diary



2008/12/10(水) [n年前の日記]

#4 [anime] 銀河鉄道999劇場版とさよなら銀河鉄道999を再度鑑賞

HDDレコーダから消す前にもう一度鑑賞。

改めて見てみると酷い作品だなと。いや、作画と音楽はグッドなんだけど。クライマックスシーンの金田エフェクト的な作画はやっぱり見ていて気持ちいいし。しかし、脚本と言うか、台詞がとにかく酷い。その場その場でなんとなく思いついたカッコヨサゲな台詞を前後の脈絡を考えずただ羅列した、みたいな印象。展開もひたすら御都合主義の連続。また、さよ銀に至っては、編集(?)にもかなりの難があるように思えたり。1カットあたりの無駄な時間が多過ぎるような気がする。上手い人が編集し直したら、10〜30分ぐらい短くなるんじゃないのかとすら。どうもさよ銀は見てる途中で眠くなるなと不思議だったけど、原因はそのあたりにあるのかな、と今頃気づいたりもして。

「当時はコレが好きだったっけ」的感傷なくして正視できない作品のように思えたり。や、観客へのサービスを優先していったらこうなったのかもしれんし。松本零士作品的な不整合性を映像作品においても再現しようと意識的にやってたのかなと邪推してみたり。各シーンの空間の広さを映像で見せようとしたことでだらだらしたPANカットばかりになったのかなと勘繰ったり。つまりはあえて意図的に狙ってこういう作りにしたのかな、と想像したりもするのだけど。にしても、これはちょっと自分の中では擁護できる範疇を超えてるように思える。

まあ、りんたろう監督作品に整合性云々を求めちゃいかんのだろうけど。打ち上げ花火みたいなもんで、映像が綺麗だなーといったあたりを楽しむのが正解かもしれず。

以上です。

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