mieki256's diary



2008/08/15(金) [n年前の日記]

#1 [web][jiji] Googleマップのストリートビュー機能が親父さんの周囲では話題になってるっぽい

数日前、親父さんに、Googleマップのストリートビューを紹介したところ、親父さんは実家(埼玉)の周辺を見ててかなり面白がっていたのだけど。数日後、親父さんからの報告(?)で、親父さんとメールをやり取りしてる親戚筋や、親父さんの行きつけの歯医者さんから、ストリートビューが「凄い」「面白い」という話が出てたぞ、と耳にしたり。…どうやら一般大衆の感覚としては結構面白い・便利な機能、という扱いになりそうな予感。少なくとも親父さんの周辺ではそんな感じっぽい。

もっとも、あの機能は、プライベート云々の問題もあるわけで。

これは根拠のない勝手な妄想なのだけど。日本社会が、技術の進化で生まれた利便性の存続を優先するか、それともプライベート情報を守ることを優先するのか、そのあたりの流れを明確にする代表例、の一つ、になりそうな予感がしたり。>ストリートビュー機能。どっちに転ぶのかは、まだ判らないのだけど。

個人的には、利便性を得るために、プライベート問題にはちょっと目を瞑ってみようぜ、という方向に流れてほしい気もするのだけれど。

なんとなく思ったこと。 :

技術の進化や利便性は、実は際限なく得られるものではなくて、どうしても遅々とした進み方をするものなのだと思う。でも、プライベート問題は、問題にしようとすればどんなことでも問題にできてしまう。そこには際限がないというか、キリがない。技術の進化=人類にとっての利便性向上の足を引っ張ろうと思えば、いつまでも果てしなく引っ張ることが可能になってしまう。プライベート問題にはそういう性質があるような気がする。

技術も技術で、ある種餓鬼道に似た部分があるのだけれど。技術の進化が、万人に利便性その他を与えることに繋がっていく可能性ぐらいは秘めていることを考えると、プライベート問題云々は、本当の餓鬼道と言えなくもない感もあって。そんな虚しいことをしている人類の姿・生活には、到底喜ばしい未来などないのだろう、陰鬱とした閉塞感の漂う未来しか待っていないのではないか、となんとなく思ってしまったりする自分だったりもするので、何かの技術が出てきたときに、是非の判断を下す ―― 仮にその技術にNoを突き付けるのだとしても、自分達は何と何を秤にかけた上で、一体何を基準にして、こういったものの良し悪しを決めているのか、どのあたりまでならソレを活用することを許されるのか、といったあたりを明確に意識して選択していく、てな賢さぐらいはなんだかほしいような気もするのだった。

まあ、愚かしいからこそ人間、という定義もアリかもしれないからアレなんだけど。でも、世の中を不便にすることに血道を上げる人間より、世の中を便利にすることに精力を注ぐ人間のほうが、人間の真の姿であってほしいなあ、という子供じみた幻想を持ってる自分なのでした、というだけの話なんですが。

話は変わるけどドライブモードはないのかな>ストリートビュー。 :

男A「(携帯で通話)もしもし。○○だけど」
男B「おー、お疲れー。今どこ?」
男A「○○駅までは来たんだけど。どこの店に集まってんの?」
男B「ちょっと待って。道順、メールで送るわ」

男B、ストリートビューの該当位置のURLをメールで送る。
メール受信した男A、URLを開く。
携帯のGPS機能で、男Aの現在位置がストリートビューに渡されて、現在地から目的地までのドライブモードが設定される。
現在地から目的地までの風景が、スライドショーで、携帯の画面に順々に映し出される。

男A「(周囲を見渡しながら)えーと…ああ、商店街を通ってくのね。」
歩き出す男A。
男A「んで、ここを右に曲がって…あったあった。」

男A、店のドアを開ける。
男A「ウイーッス」
男B・その他「おお! 早かったなー」

てな光景もそのうち当たり前になるのかもしれないなと妄想。まあ、プライベート問題云々でサービスが廃止に追い込まれなければ、なんだろうけど。

以上です。

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