mieki256's diary



2008/02/07(木) [n年前の日記]

#1 [iappli] BG画像の容量削減を模索中

一番容量を食ってるのがBG画像なわけで。上下左右反転を使えばもっと減らせるのではないかということで、元画像に対して左右反転を各所で行ったり、スクリプトでセルのサイズを変えて分割したり。

100KByteほど減らせた。よっしゃ。(ガッツポーズ) …しかし、反転描画、なおかつ、128個以上のセル画像を使うことになるから、ImageMap では機能が足りない。 *1 自前でBG描画ルーチンを書かないといけないわけで。実機上で256x256ドットのImageを作成できるなら多少は楽なのだけど、たしかDシリーズは画面と同サイズの Image しか作れないという制約があったような記憶も…。DoJa3.5以降は改良されていれば助かるのだけど、そのへんどうなんだろう。ちと調べてみないと。
*1: DoJa3.5のImageMapは、テーブルをbyte配列で持つ関係上、128個までのセルしか扱えない。DoJa4.0以降なら、int配列になったので、その制約はなくなった。

#2 [anime][comic][neta] 「明治時代の作家が書いた未来小説が存在する」という架空の設定で遊べないものか

明治時代の作品でありながら、まるで現代の人間が書いたような未来小説で。巨大人型兵器は登場するわ、宇宙人は出てくるわ、時間旅行はするわ、ヒーローに変身するわ、萌えキャラは出てくるわ、BL系要素てんこもりだわ、てな内容。そんな未来小説がかつて明治時代の日本には存在していたのだ、と仮定して遊ぶ。みたいな。

明治時代の作品だから既に著作権は切れている。であるから、漫画・ゲーム・映像・音楽等の別メディア化だろうと、二次創作だろうと、各人好きなだけ何でもやりたい放題。…と言っても現実に「原作小説」に相当する部分を書いているのは現代の人間なので、実のところ著作権は全然まったく切れていないのだけど。そこは、クリエイティブ・コモンズ (Creative Commons)の「表示」のみ要求するライセンスを適用することで、「原案:○○○○」「原作:○○○○」とどこかに書いてさえおけば、売ろうが何しようがOKということにして著作権切れの作品っぽい扱いができるようにしておく。ちなみに「原案:○○○○」の「○○○○」に入る作家名ってのは、要するに、「八手三郎」「東堂いづみ」「アラン・スミシー」「矢立肇」あたりを連想すればなんとなく雰囲気が伝わりそうな。

昔、伊集院光が架空のアイドルをでっちあげて、それをネタに皆で盛り上がったりしたらしいけど。ソレの、漫画・アニメ・ゲーム版とでもいうか。

_仮面ライダーダルダ あたりの遊びと変わらないか。もっともアレは、「仮面ライダー」という呼称が入っちゃってるあたり権利関係がどうなんだろうという疑問もあったりするんだけど。

法的にはどうなんだろう。 :

例えば写楽の浮世絵なんてのは、どうやら複数の人間が描いていたという話があったりもするわけだけど。 *1 現代において、誰かが、現代人の描いた絵を「これは写楽の絵だ」と言い張ったら、扱いとしてはどうなるのかなと。それが社会的に江戸時代の人間の作であるとして扱われるのであれば、当然著作権は切れているだろうから、Tシャツだの何だのにしても文句は言われないだろうし、誰かが意匠登録しようとしても「それは写楽の描いた絵だから登録できんやろ」ということになるのだろうか。また、写楽という人物が複数居たという説が本当であれば、写楽という人物名は架空の人物名だったということになるだろうから、そこにもう一人加わっただけの状態、という扱いにもなったりするのだろうか。

架空の人物が作った・書いたとされる作品の扱いは、法的にはどうなるのだろう。例えば、2chでは、「名無しさん」が日々テキストを書き込むわけだけど。その「名無しさん」に架空の人物名・組織名等を当てはめたらどうなるのか。…ある「名無しさん」が「俺のこのカキコは、民明書房刊『拳法興亡史』からの引用なんだけどね」と嘯いた場合、その書き込み内容の権利はどこの誰が持つことになるのだろう。 *2 仮に、その「民明書房」が、明治時代に出版していたが大正時代に倒産してしまった、てな設定だった場合、「名無しさん」の書いたテキスト内容は、誰でも利用できるテキストとして扱われるのだろうか。

東映の「八手三郎」は現代に生きている人物、ということになってるのかなと思うのだけど。これがもし、「八手三郎は明治時代の作家です」てな話が出てきたら、「八手三郎」名義の原作・原案はどういう扱いになるのかなと。その場合、円谷プロが東映作品をリメイクして映像化しても、これといって問題にはならないのだろうか。

もし、架空の、大昔に生きていた人物名をつけることで、その作品が大昔に作られたものと同等の扱いを受けるのであれば。「誰にでも使ってもらいたい」が「誰かに独占されたくはない」作品に対して、「コレは○○○○が作った作品ですよ」と嘯けば、その作品の「フリー=自由性」を権利的に守ることができたりするのだろうか。…いや、たぶん、そのように上手くはいかない気もするのだけど。そんなことをするだけで作品の「自由性」を守れるのであれば、やる人がたくさん出てきてるはずだよな。

*1: 実際は、「いやいややっぱりこの人でしょ」という説が有力らしいけど。ここでは複数居る方が比喩として使いやすいのでそちらの説で。
*2: 民明書房は、とある漫画に出てきた架空の出版社名。

以上、1 日分です。

過去ログ表示

Prev - 2008/02 - Next
1 2
3 4 5 6 7 8 9
10 11 12 13 14 15 16
17 18 19 20 21 22 23
24 25 26 27 28 29

カテゴリで表示

検索機能は Namazu for hns で提供されています。(詳細指定/ヘルプ


注意: 現在使用の日記自動生成システムは Version 2.19.6 です。
公開されている日記自動生成システムは Version 2.19.5 です。

Powered by hns-2.19.6, HyperNikkiSystem Project