2023/11/21(火) [n年前の日記]
#1 [cg_tools] svgでエクスポートできるCGソフトを試用
Windows10 x64 22H2上で、ベクターレイヤーをSVGでエクスポートできるCGソフトについて、使い勝手を確認していた。
普段は、Inkscape 1.3 x64 というドローソフトを使っているのだけど、どうも使い勝手の面でしっくりこない感じがあって、もっとサクサク作業できるソフトがあるならそっちを使ってみたいなと思えてきたので…。
普段は、Inkscape 1.3 x64 というドローソフトを使っているのだけど、どうも使い勝手の面でしっくりこない感じがあって、もっとサクサク作業できるソフトがあるならそっちを使ってみたいなと思えてきたので…。
◎ CLIP STUDIO PAINTを試用 :
CLIP STUDIO PAINT PRO 1.13.2 はベクターレイヤーを扱えるけれど、そのベクターレイヤーを、svgでエクスポートすることもできる。1.10.0 の時点で svg の読み書きに対応していたらしい。
_CLIP STUDIO PAINTはSVG形式に対応していますか? - CLIP STUDIO 公式サポート
エクスポートできるのはあくまで線画のみ、ということらしい。塗りはエクスポートされない。
使い方としては、まずベクターレイヤーを新規作成して、その上に色々描いて、ファイル → ベクター書き出し、を選べばいい。現在選択中のベクターレイヤーをsvgとして保存できる。
少し触ってみたけれど、図形の類を描く分には問題無く使えそうだなと…。ただ、フリーハンドで描くと、制御点の数が膨大になって、これはちょっとどうなんだという感じに…。補正をもっと強くかけたら違ってくるのだろうか。
線修正ツールの、「ベクター線単純化」を使って線をなぞれば、制御点の数を減らすことができなくもないけれど、かなりアバウトな感じの作業になるので、そこは単純化されると困るなあ、みたいな場面がちょくちょくあって…。ちょっとしっくりこなかった。
CLIP STUDIO の場合、曲線はベジェ曲線ではなくてスプライン曲線相当になってるようにも見えた。絵描きさんにとってはそのほうが分かりやすいのだろうか。
_CLIP STUDIO PAINTはSVG形式に対応していますか? - CLIP STUDIO 公式サポート
エクスポートできるのはあくまで線画のみ、ということらしい。塗りはエクスポートされない。
使い方としては、まずベクターレイヤーを新規作成して、その上に色々描いて、ファイル → ベクター書き出し、を選べばいい。現在選択中のベクターレイヤーをsvgとして保存できる。
少し触ってみたけれど、図形の類を描く分には問題無く使えそうだなと…。ただ、フリーハンドで描くと、制御点の数が膨大になって、これはちょっとどうなんだという感じに…。補正をもっと強くかけたら違ってくるのだろうか。
線修正ツールの、「ベクター線単純化」を使って線をなぞれば、制御点の数を減らすことができなくもないけれど、かなりアバウトな感じの作業になるので、そこは単純化されると困るなあ、みたいな場面がちょくちょくあって…。ちょっとしっくりこなかった。
CLIP STUDIO の場合、曲線はベジェ曲線ではなくてスプライン曲線相当になってるようにも見えた。絵描きさんにとってはそのほうが分かりやすいのだろうか。
◎ Kritaを試用 :
Krita 5.2.1 x64 もベクターレイヤーをsvgでエクスポートできるので試用してみた。4.0 の時点でsvgのインポートとエクスポートに対応してたらしい。
_Krita 4.0 リリースノート | Krita
_高機能ペイントソフト「Krita」がv4.0に 〜SVGやPythonスクリプティングをサポート - 窓の杜
使い方としては、ベクターレイヤーを新規作成して、その上に色々描いてから、レイヤー → インポート/エクスポート → ベクターレイヤーをSVGとして保存、を選択。
Krita のベクターレイヤーはsvgで管理されているそうで、線だけではなく塗りもエクスポートすることができる。単色塗りはもちろん、グラデーション塗りもエクスポートできた。
ベクターレイヤー上で描く際、利用できるツールは限られてくるので注意。もっとも、svg画像を作成するには十分なツール種類が揃ってるので問題無さそう。
制御点を移動する際に、移動前の位置に一瞬戻るのがちょっと気になる。これはこういう仕様なんだろうか?
フリーハンドパスツールを使えば、フリーハンドで描いた線を自動的にパスにしてくれる。ツールのオプションで、補正 → 描画精度をカーブにすれば、イイ感じに制御点を減らしつつパスにしてくれるように見えた。
_Krita 4.0 リリースノート | Krita
_高機能ペイントソフト「Krita」がv4.0に 〜SVGやPythonスクリプティングをサポート - 窓の杜
使い方としては、ベクターレイヤーを新規作成して、その上に色々描いてから、レイヤー → インポート/エクスポート → ベクターレイヤーをSVGとして保存、を選択。
Krita のベクターレイヤーはsvgで管理されているそうで、線だけではなく塗りもエクスポートすることができる。単色塗りはもちろん、グラデーション塗りもエクスポートできた。
ベクターレイヤー上で描く際、利用できるツールは限られてくるので注意。もっとも、svg画像を作成するには十分なツール種類が揃ってるので問題無さそう。
制御点を移動する際に、移動前の位置に一瞬戻るのがちょっと気になる。これはこういう仕様なんだろうか?
フリーハンドパスツールを使えば、フリーハンドで描いた線を自動的にパスにしてくれる。ツールのオプションで、補正 → 描画精度をカーブにすれば、イイ感じに制御点を減らしつつパスにしてくれるように見えた。
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以上です。