2021/08/19(木) [n年前の日記]
#1 [cg_tools][povray] Wings 3D 2.2.6.1 をインストール
ふとなんとなく、3DCGモデリングソフト Wings 3D 2.2.6.1 x64 を、Windows10 x64 21H1上にインストール。SSDが吹っ飛んでから、ずっとインストールしてなかったわけで…。
_Wings 3D
_Downloads | Wings 3D
今現在は 2.2.6 が公開されてるらしい。ただ、Sourceforge上では 2.2.6.1 になってる。後から何か修正したんだろうか…?
_Wings 3D - Browse /wings at SourceForge.net
wings-x64-2.2.6.1.exe をDLして実行。今回は C:\Prog\wings3d_2.2.6.1_x64\ にインストールした。Wings3D.exe を実行すれば起動する。
以前は、何かというと erl.exe がクラッシュしてた記憶があるけれど、このバージョンは特にそういった挙動は見られなかった。
Edit → Preferences → User Interface → Language で、Japanese を選んで再起動すれば、日本語化される。ありがたや。
_Wings 3D
_Downloads | Wings 3D
今現在は 2.2.6 が公開されてるらしい。ただ、Sourceforge上では 2.2.6.1 になってる。後から何か修正したんだろうか…?
_Wings 3D - Browse /wings at SourceForge.net
wings-x64-2.2.6.1.exe をDLして実行。今回は C:\Prog\wings3d_2.2.6.1_x64\ にインストールした。Wings3D.exe を実行すれば起動する。
以前は、何かというと erl.exe がクラッシュしてた記憶があるけれど、このバージョンは特にそういった挙動は見られなかった。
Edit → Preferences → User Interface → Language で、Japanese を選んで再起動すれば、日本語化される。ありがたや。
◎ YafaRay をインストール。 :
Wings 3D だけではレンダリングができないので、外部レンダラーも一応インストールしておく。ひとまず、YafaRay 3.5.1 をインストール。
_Releases - YafaRay/Blender-Exporter
使い方は、何かしらモデルを作ってから、File → レンダリング → YafaRay、を選択。設定ウインドウが開く。
_Releases - YafaRay/Blender-Exporter
- YafaRay.v3.5.1.build.for.Blender.2.79.Windows.MinGW-GCC7.64bit.zip をDLして解凍。任意のフォルダに置く。今回は C:\Prog\YafaRay\ に置いてみた。
- Wings 3D の、Edit → プラグイン環境設定 (Plug-in Preferences) → YafaRay... を選択。
- Executable に、(YafaRayインストールフォルダ)\bin\yafaray-xml.exe を指定。
- Yafaray Plugins Path に、(YafaRayインストールフォルダ\bin\yafaray-plugins を指定。
使い方は、何かしらモデルを作ってから、File → レンダリング → YafaRay、を選択。設定ウインドウが開く。
- General options → Output で、出力画像フォーマットを選択。
- Camera → Width, Height で、レンダリング画像のサイズを指定。
◎ POV-Ray をインストール。 :
外部レンダラーとして、POV-Ray 3.7 もインストールしておいた。
_POV-Ray: Download
使い方は、何かしらモデルを作ってから、File → レンダリング → POV-Ray (.pov)... を選択。設定ウインドウが開くので、設定してOKを押せば、画像の保存場所を尋ねてくる。
_POV-Ray: Download
- povwin-3.7-agpl3-setup.exe をDL。実行するとインストールできる。今回は、C:\Prog\POV-Ray\ にインストールした。
- インストール直後に povwin-3.7-editor.exe のDL・インストールをするかと尋ねてくるので従う。
- Wings 3D で、Edit → プラグイン環境設定 → POV-Ray (.pov)... を選択。
- Executable に、(POV-Rayインストールフォルダ\v3.7\bin\pvengine.exe を指定。
使い方は、何かしらモデルを作ってから、File → レンダリング → POV-Ray (.pov)... を選択。設定ウインドウが開くので、設定してOKを押せば、画像の保存場所を尋ねてくる。
◎ その他のレンダラー。 :
他に、Kerkythea というレンダラーも利用できるのだけど…。
_mieki256's diary - Wings 3Dを試用中
以前試用した際、色々問題があったので、今回はインストールしないことにした。
_mieki256's diary - Wings 3Dを試用中
以前試用した際、色々問題があったので、今回はインストールしないことにした。
◎ 雑感。 :
レンダリングまでやりたいなら、最初から blender を使ったほうがいいのではないかという気もする。blender なら、標準でレンダラーを内蔵してるだけあって、モデリング作業からレンダリング作業までシームレスに繋がってるし…。
例えば Wings 3D Windows版は、マテリアル編集ウインドウを開くだけでも数秒待たされたりするので、モデリング作業だけならともかく、レンダリング用の各種設定もするとなると、ちょっとイライラしてきたりもして。まあ、あくまでモデリングツールだろうから…。
例えば Wings 3D Windows版は、マテリアル編集ウインドウを開くだけでも数秒待たされたりするので、モデリング作業だけならともかく、レンダリング用の各種設定もするとなると、ちょっとイライラしてきたりもして。まあ、あくまでモデリングツールだろうから…。
◎ POV-Rayのレンダリング結果がしっくりこない。 :
Wings 3D でモデルを作って POV-Ray でレンダリングすると、どうも妙な感じの結果になる…。
例えば、箱と球だけでモデルを作ってレンダリングするとこうなる。
箱にまでスムージング(?)がかかっているような…。
一応、箱をカッチリ見せる方法は分った。箱の辺をハードエッジにすればいいらしい。やり方は、箱だけ選択 → 辺選択に切替 → 右クリック → エッジ属性の切替 → ハードエッジにする、を選択。ハードエッジになった辺は、黄色い表示になる。
ハードエッジを指定した状態で、POV-Ray でレンダリングするとこうなる。
ちゃんとカッチリした見た目になった。
ただ、球の表面に、四角いゴツゴツした影が…。ポリゴンをたくさん並べて球の形にしているけれど、各ポリゴンの形で影がついちゃってるのだな…。
ちなみに、YafaRay でレンダリングするとこんな感じ。特に何もしなくても箱はカッチリとした見た目になる。
おそらく、マテリアル設定を新規作成した際、YafaRay用のマテリアル設定はデフォルトで Auto-smooth が有効になっていて、箱のように各面が90度で繋がってる場合はスムージングがかからない状態になってるのではないかなと。
しかし、球の表面をよく見ると、POV-Ray と同様に、ポリゴン単位で影がついてて、四角いゴツゴツした影が…。
こういうのってどうすればいいんだろう。球に対してサブディビジョンサーフェスをガンガンかけて細かくするしかないのだろうか…? でもそんなことをしたら、後から修正が難しくなるよな…。レンダリング設定で Subdivisions を指定する手もあるけど…。
そもそも、POV-Ray の解説ページを色々眺めてみた感じでは、どうやら POV-Ray は形状を作る際にプリミティブ(球や箱等々)を設置して形を作っていくのが本来のスタイルのようで…。たしかに、大昔のレイトレーシングのサンプルプログラムってそういうアレだったなと…。
「球を表示したいの? じゃあ球を置けばいいじゃん」
「なんでわざわざポリゴンたくさん並べて球モドキ作って『球じゃねえ』とか言ってんの意味わかんない」
そういうことなのかもしれないなと。
例えば、箱と球だけでモデルを作ってレンダリングするとこうなる。
箱にまでスムージング(?)がかかっているような…。
一応、箱をカッチリ見せる方法は分った。箱の辺をハードエッジにすればいいらしい。やり方は、箱だけ選択 → 辺選択に切替 → 右クリック → エッジ属性の切替 → ハードエッジにする、を選択。ハードエッジになった辺は、黄色い表示になる。
ハードエッジを指定した状態で、POV-Ray でレンダリングするとこうなる。
ちゃんとカッチリした見た目になった。
ただ、球の表面に、四角いゴツゴツした影が…。ポリゴンをたくさん並べて球の形にしているけれど、各ポリゴンの形で影がついちゃってるのだな…。
ちなみに、YafaRay でレンダリングするとこんな感じ。特に何もしなくても箱はカッチリとした見た目になる。
おそらく、マテリアル設定を新規作成した際、YafaRay用のマテリアル設定はデフォルトで Auto-smooth が有効になっていて、箱のように各面が90度で繋がってる場合はスムージングがかからない状態になってるのではないかなと。
しかし、球の表面をよく見ると、POV-Ray と同様に、ポリゴン単位で影がついてて、四角いゴツゴツした影が…。
こういうのってどうすればいいんだろう。球に対してサブディビジョンサーフェスをガンガンかけて細かくするしかないのだろうか…? でもそんなことをしたら、後から修正が難しくなるよな…。レンダリング設定で Subdivisions を指定する手もあるけど…。
そもそも、POV-Ray の解説ページを色々眺めてみた感じでは、どうやら POV-Ray は形状を作る際にプリミティブ(球や箱等々)を設置して形を作っていくのが本来のスタイルのようで…。たしかに、大昔のレイトレーシングのサンプルプログラムってそういうアレだったなと…。
「球を表示したいの? じゃあ球を置けばいいじゃん」
「なんでわざわざポリゴンたくさん並べて球モドキ作って『球じゃねえ』とか言ってんの意味わかんない」
そういうことなのかもしれないなと。
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