mieki256's diary



2020/09/16(水) [n年前の日記]

#1 TIC-80 0.80betaを試用

TIC-80 0.80beta が公開されていたので試用してみたり。たしか以前は 0.70.6 を使っていた気がする。環境は Windows10 x64 2004。

_TIC-80 tiny computer

TIC-80 というのは、ファミコンっぽい感じの2Dゲームが作れるゲーム制作環境。Fantasy Console と呼ばれるジャンルのソフト。TIC-80自体は fantasy computer と言ってるけれど…。要は、今時のPC上で、仮想的なゲーム機を作って遊ぶ、みたいな感覚のソフトというか。

入手について。 :

実行ファイルの入手は、公式サイトの Create ページから。

_Create - TIC-80 tiny computer

下のほうに、Windows版、Linux版、Mac OS X版等があるので、ダウンロードして解凍。Windows版なら、中に tic80.exe というファイルが入ってるので、任意のフォルダに置いて実行すれば起動する。

とりあえず、surf と打って、カーソルキーの上下で「[tic80.com/play]」を選んでZキーを押せば、公式サイトにユーザさん達がアップロードしたプログラムを実行することができるので、どんなことができるのかは分かるのではないかと。

surfモード(?)の終了は、ESCキー。

変更点。 :

少し触って気づいた点をメモ。

0.80beta で、dofile() 関数が削除されたらしい。今までは、コードの最初に dofile("game.lua") と書いておけば、同じフォルダに置いてある game.lua を読み込んで実行することができていたので、自分が普段使ってる任意のエディタで game.lua を編集してゲームを作っていくことが可能だったけど、そういうことはできなくなった。

しかし、代わりに、例えば save mygame.lua と打って保存すれば、luaファイル(テキストファイル)の形で保存できるようになった模様。保存した luaファイルを任意のエディタで開いて編集すれば、今までと似た感じで作業ができる。…これってもしかして、今まではPro版でしか使えなかった機能を、無料版でも少し開放した、ということだろうか。

ちなみに、TIC-80 で読み込み直す時は load mygame.lua と打てばいい。

保存された luaファイルは、プログラムコードの直後に、コメント行の形で画像データやサウンドデータが列挙されていた。そこを弄ってしまうと画像データやサウンドデータが壊れてしまうので、コード部分だけ弄るように心掛けないといけない。

他の変更点としては、スプライトエディタ(ドットエディタ)に機能が追加されたり、サウンドエディタ、シーケンスエディタの見た目が大幅に変更された模様。

ちょっと気になる点としては…。0.70.6 の頃には動いていたサウンド関係のツールプログラムが、一部エラーを出して動かなかったりもして。サウンド関係の仕様が変わったのか、それとも…。自分が以前書いたプログラムも稀にエラーが出るのだけど、必ずエラーを出すというわけでもなく…。何が原因なのか、まだ把握できてない。

詳細は、changelog を参照のこと。

_Release TIC-80 tiny computer 0.80-beta - nesbox/TIC-80

以上、1 日分です。

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