2020/07/02(木) [n年前の日記]
#1 [ubuntu][linux] VcXsrvを使ってLinux上のGUIアプリをWindows10のデスクトップ画面に表示
VcXsrv を使うと、X11アプリ(Linux上で動くGUIアプリ類)をWindows上でも表示できるらしいので試用してみたり。
まずは、メインPCと別に、Ubuntu Linux 20.04 LTS が入ってるサブPCを起動。Xubuntu のデスクトップ画面が表示されている状態にしておいた。
VcXsrv を入手してインストール。今回は vcxsrv-64.1.20.8.1.installer.exe をDLしてインストールした。
_VcXsrv Windows X Server download | SourceForge.net
XLaunch というアイコンがデスクトップに作られたのでダブルクリックで実行。色々尋ねてくるけどデフォルト設定のままで進める。タスクトレイ(通知領域、システムトレイ)に VcXsrv のアイコンが表示される状態になった。
PuTTY を起動して、Ubuntu機に接続する設定を見直す。
PuTTYのウインドウ上で、xclock & だの xeyes & だの xcalc & を実行。VcXsrv が Windowsのデスクトップ上に、Xアプリのウインドウを表示してくれた。ちなみに、最後につけてる「&」は、バックグラウンドで実行せよ、という指示。
証拠画面。Windows10のデスクトップ画面に、Linuxで見慣れた各アプリのウインドウが表示されてる。
上記の画面は、以下のアプリを実行してる。
ということで、VcXsrv + PuTTY を使えば、Linux機上で動かしているGUIアプリをWindows上でも表示して使うことができる、と分かった。
まあ、こういうことをしたければ、MobaXterm を使うという選択肢もあるけど…。
_MobaXterm free Xserver and tabbed SSH client for Windows
_mieki256's diary - MobaXtermをまたまた試用
MobaXterm なら単体で、かつ、これといった設定をしなくても同じことができる。
- 環境は Windows10 x64 1909 + VcXsrv 1.20.8.1 + PuTTY 0.74-ranvis。
- 接続先のPCは、Ubuntu Linux 20.04 LTS機。
まずは、メインPCと別に、Ubuntu Linux 20.04 LTS が入ってるサブPCを起動。Xubuntu のデスクトップ画面が表示されている状態にしておいた。
VcXsrv を入手してインストール。今回は vcxsrv-64.1.20.8.1.installer.exe をDLしてインストールした。
_VcXsrv Windows X Server download | SourceForge.net
XLaunch というアイコンがデスクトップに作られたのでダブルクリックで実行。色々尋ねてくるけどデフォルト設定のままで進める。タスクトレイ(通知領域、システムトレイ)に VcXsrv のアイコンが表示される状態になった。
PuTTY を起動して、Ubuntu機に接続する設定を見直す。
- 接続 → SSH → X11 → X11転送を有効にする、にチェックを入れる。
- 接続 → SSH → X11 → ディスプレイの場所、は空欄に。
PuTTYのウインドウ上で、xclock & だの xeyes & だの xcalc & を実行。VcXsrv が Windowsのデスクトップ上に、Xアプリのウインドウを表示してくれた。ちなみに、最後につけてる「&」は、バックグラウンドで実行せよ、という指示。
証拠画面。Windows10のデスクトップ画面に、Linuxで見慣れた各アプリのウインドウが表示されてる。
上記の画面は、以下のアプリを実行してる。
- xclock
- xeyes
- xcalc
- AzPainter Linux版 (ペイントソフト)
- KolourPaint (ペイントソフト)
- Tgif (ドローソフト)
ということで、VcXsrv + PuTTY を使えば、Linux機上で動かしているGUIアプリをWindows上でも表示して使うことができる、と分かった。
まあ、こういうことをしたければ、MobaXterm を使うという選択肢もあるけど…。
_MobaXterm free Xserver and tabbed SSH client for Windows
_mieki256's diary - MobaXtermをまたまた試用
MobaXterm なら単体で、かつ、これといった設定をしなくても同じことができる。
◎ 参考ページ。 :
_Windows 10のLinuxでGUIアプリを使う方法とは? | マイナビニュース
_WSL上にXサーバをインストールしてGUIを実現する(VcXsrv編):Tech TIPS - @IT
_3.4 VcXsrvによるX Window利用 [AFFRIT Portal]
_Windowsクライアントを使って、クラウド上のLinuxサーバでGUIアプリを実行したい(2) - Qiita
_WSL上にXサーバをインストールしてGUIを実現する(VcXsrv編):Tech TIPS - @IT
_3.4 VcXsrvによるX Window利用 [AFFRIT Portal]
_Windowsクライアントを使って、クラウド上のLinuxサーバでGUIアプリを実行したい(2) - Qiita
◎ 余談。 :
こういったGUIアプリを起動して、ファイルを開いたり保存したりしようとしても、接続先のLinux機のファイルシステム上でファイルを開いたり保存したりするので、なんだかちょっと感覚的に混乱するなと…。
このあたり、本来はどういう状態で操作できるのが望ましいのだろう。例えば、クラウドを利用してファイルの保存先を一元化する、とか? いやまあ、LAN内のサーバに保存するとか、そういうのでもいいのかもしれんけど。
このあたり、本来はどういう状態で操作できるのが望ましいのだろう。例えば、クラウドを利用してファイルの保存先を一元化する、とか? いやまあ、LAN内のサーバに保存するとか、そういうのでもいいのかもしれんけど。
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以上です。