2019/02/24(日) [n年前の日記]
#2 [anime][neta] ラノベをいきなりアニメ化しないほうが良かったりしないかな
思考メモというか妄想メモ。
ラノベを原作とする深夜TVアニメを眺めていると、どれも出来が今一つになりがちな印象を受けてしまうのだけど、何故なんだろうなと。
例えば、漫画原作をイイ感じにアニメ化した監督さんが、ラノベを原作にしたアニメを手掛けた途端、急に「アレレ」てな感じのアニメになったりして。不思議だなあと。いやまあ、小説とアニメはメディア自体が違うので、そんなに上手く変換できるわけもないのだけど。
考えてみれば、日本のTVアニメは「鉄腕アトム」という漫画原作から始まってるわけだし、ある時期まで「テレビまんが」と言われてたジャンルでもあるわけで。つまり、日本のアニメは、出自からして漫画との親和性が高いと言えそうだなと。また、漫画をアニメ化する分にはノウハウが色々溜まっていて、それほど失敗しない傾向もあるように思えたり。
ところが、ラノベを原作とした映像化に関しては、どうも漫画原作の映像化よりノウハウが溜まってない、そんな気もしてくるわけで。何十年も作り続けているのに必勝ノウハウが未だに溜まってないというのもソレどうなのと首を捻るけど、それはさておき。
そこでふとなんとなく思ったのだけど。いっそのこと、ラノベをいきなりアニメ化するのをやめてみたらどうかなと。一旦、ラノベを漫画化して、その漫画版を原作としてアニメ化する。みたいな。そういう流れで進めれば、どの企画もイイ感じのアニメになったりしないかなと。
もっとも、異なるメディアに2回も変換しちゃうわけだから、ラノベ原作から随分と乖離した映像化になる可能性が高いけれど。ただ、それでも、いきなりアニメ化して「ナニコレ…」なアニメになるより、「これならフツーに見れるね」なアニメになるほうが、まだマシかもしれないよなと。
ラノベを原作とした漫画版が、あまり面白くない出来になったとしても、それはそれで意味があるよなと。叩き台として使えるというか、こういう方向で作るとマズいね、ぐらいのことは事前にちゃんと判るはずで。アニメを作ると予算も時間もかかるけど、漫画ならアニメほど予算も時間もかからないはずだから、トライ&エラーがしやすいところもありそうな。
もし、そういう流れで作ると爆死の回避率が高まるのであれば、ラノベに限らず、ゲーム原作のアニメ化でも利用できそうだなと。まずは一旦漫画版を作って、アニメ化した際に遭遇しそうな問題点を洗い出す。みたいな。
例えば、地平を埋め尽くすほどの大軍が出現する、そんなシーンがラノベ原作にあった場合でも、アニメ化を企画してる段階では、そんなシーンが存在することに関係者が気づいてない、てな場面もフツーにありそうだよなと。そして、体力の無い制作スタジオにうっかり発注しちゃったりして、トホホなアニメ版が出来ちゃったりして。だけど、一旦漫画化しておけば、漫画版をペラペラとめくるだけで、「あっ! ここにとんでもないシーンがあるじゃねえか」「このアニメ化は大変だぞ」と誰でも認識できる状態になるはずで。
もっとも、今現在のアレコレを眺めると、アニメ版と漫画版が並行して作られる、てな状態になってる気配もあるから、無理だろうなと。それに、一旦漫画版を作ってから、となると、アニメ化まで更に時間がかかるから、人気が出そうな旬の時期を逃しそうな気もするし。もっとも、急いでアニメ化した結果、トホホな出来になったら、それってアニメ化した意味あるの、てな気分にもなりそうな。
まあ、頭のいい人達が、真剣に悩みながら、お金をジャブジャブ注ぎ込んで、今現在の作り方をわざわざ選んできたのだから、漫画版を先に、なんて方法は、何かしら事情があって難しいのだろう…。やれるようなら、そして効果がありそうなら、皆がもうやってるはず。あえてやってないのだから、そこには理由があるはず。たぶん。
ラノベを原作とする深夜TVアニメを眺めていると、どれも出来が今一つになりがちな印象を受けてしまうのだけど、何故なんだろうなと。
例えば、漫画原作をイイ感じにアニメ化した監督さんが、ラノベを原作にしたアニメを手掛けた途端、急に「アレレ」てな感じのアニメになったりして。不思議だなあと。いやまあ、小説とアニメはメディア自体が違うので、そんなに上手く変換できるわけもないのだけど。
考えてみれば、日本のTVアニメは「鉄腕アトム」という漫画原作から始まってるわけだし、ある時期まで「テレビまんが」と言われてたジャンルでもあるわけで。つまり、日本のアニメは、出自からして漫画との親和性が高いと言えそうだなと。また、漫画をアニメ化する分にはノウハウが色々溜まっていて、それほど失敗しない傾向もあるように思えたり。
ところが、ラノベを原作とした映像化に関しては、どうも漫画原作の映像化よりノウハウが溜まってない、そんな気もしてくるわけで。何十年も作り続けているのに必勝ノウハウが未だに溜まってないというのもソレどうなのと首を捻るけど、それはさておき。
そこでふとなんとなく思ったのだけど。いっそのこと、ラノベをいきなりアニメ化するのをやめてみたらどうかなと。一旦、ラノベを漫画化して、その漫画版を原作としてアニメ化する。みたいな。そういう流れで進めれば、どの企画もイイ感じのアニメになったりしないかなと。
もっとも、異なるメディアに2回も変換しちゃうわけだから、ラノベ原作から随分と乖離した映像化になる可能性が高いけれど。ただ、それでも、いきなりアニメ化して「ナニコレ…」なアニメになるより、「これならフツーに見れるね」なアニメになるほうが、まだマシかもしれないよなと。
ラノベを原作とした漫画版が、あまり面白くない出来になったとしても、それはそれで意味があるよなと。叩き台として使えるというか、こういう方向で作るとマズいね、ぐらいのことは事前にちゃんと判るはずで。アニメを作ると予算も時間もかかるけど、漫画ならアニメほど予算も時間もかからないはずだから、トライ&エラーがしやすいところもありそうな。
もし、そういう流れで作ると爆死の回避率が高まるのであれば、ラノベに限らず、ゲーム原作のアニメ化でも利用できそうだなと。まずは一旦漫画版を作って、アニメ化した際に遭遇しそうな問題点を洗い出す。みたいな。
例えば、地平を埋め尽くすほどの大軍が出現する、そんなシーンがラノベ原作にあった場合でも、アニメ化を企画してる段階では、そんなシーンが存在することに関係者が気づいてない、てな場面もフツーにありそうだよなと。そして、体力の無い制作スタジオにうっかり発注しちゃったりして、トホホなアニメ版が出来ちゃったりして。だけど、一旦漫画化しておけば、漫画版をペラペラとめくるだけで、「あっ! ここにとんでもないシーンがあるじゃねえか」「このアニメ化は大変だぞ」と誰でも認識できる状態になるはずで。
もっとも、今現在のアレコレを眺めると、アニメ版と漫画版が並行して作られる、てな状態になってる気配もあるから、無理だろうなと。それに、一旦漫画版を作ってから、となると、アニメ化まで更に時間がかかるから、人気が出そうな旬の時期を逃しそうな気もするし。もっとも、急いでアニメ化した結果、トホホな出来になったら、それってアニメ化した意味あるの、てな気分にもなりそうな。
まあ、頭のいい人達が、真剣に悩みながら、お金をジャブジャブ注ぎ込んで、今現在の作り方をわざわざ選んできたのだから、漫画版を先に、なんて方法は、何かしら事情があって難しいのだろう…。やれるようなら、そして効果がありそうなら、皆がもうやってるはず。あえてやってないのだから、そこには理由があるはず。たぶん。
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以上です。