mieki256's diary



2014/08/14(木) [n年前の日記]

#3 [anime][neta] アニメと喫煙

ここ最近、複数のTVアニメ作品の中で、何故か立て続けに、「煙草を口にくわえたまま喋っているキャラ」のカットを見かけたのですけど。

なんだか気になるのです。喫煙者の感覚からすると、煙草を口にくわえたままベラベラ喋るなんて、フツーやらないわけで。 要するに、一応できなくはないけど事故が起きやすいのでフツーそんな吸い方しねえよ、と。その、滅多にやらないはずの喫煙スタイル(?)が、どうしてアニメの中では頻繁に登場するのかなあ、と気になったわけで。

以下のような理由でもあるのかしらと勝手に想像。
なんだか、カリ城あたりをチェックしてみたい気分にもなってきたり。ヘビースモーカーの宮崎駿監督はどういう見せ方をしていたのだろう。なんとなくだけど、ルパンや次元が、煙草を口にくわえたまま喋ってたような気もする…。仮にそうだとすれば、何か狙いがあって、わざとそういう見せ方をしたのだろうけど、その狙いとは何だろう。それとも、カリ城の中では、そういう吸い方を全くしてなかったりして? 記憶が怪しいなあ…。

それにしても、この御時世、アニメの中で煙草を描くだけでも随分頑張ってるような気もしたり。アレなプロデューサーだったら、クレームがつくから煙草を絶対に描くな、などと言い出しそうだよなと。

む。もしかすると、アレは煙草じゃなくて、チョコレートやキャンディーだったのかも。そういえば、煙が出ていたのか、そこまで確認してないや。煙が出てないのだから、口にくわえたまま喋れて当然だよな。「喫煙シーンを描くな」と怒られた時、「いやいや、これは煙草じゃないですから。煙草をくわえたまま喋ることなんかできないでしょ? 煙も出てないでしょ?」と誤魔化せるように、わざとそういう吸い方を描いてるのかも。なんちてぽっくん。

まあ、たぶん、動画枚数を増やさないために、アニメの中ではそういう見せ方が普及しちゃったのかなと思うんですけど。どうなんですかね。

考えてみれば、時代劇で煙管を「パカン」と打ちつけるアクションに近いのかもしれないか。現実には、煙管を勢いよく打ち付けたりはしないわけですよ。単純に、煙管が壊れる・痛む・傷つくので、やりません。実際に煙管で吸い始めて、「ああ、あのアクションは嘘だわ。この強度で、やれるわけないわ」と知りましたが。煙草をくわえたまま喋るソレも、そういった、ドラマや映画の中でしかやらないアクションの一つ、だったりするのかもしれないなと。

喫煙に限らず、そういうのってたくさんありそうですな。例えば、食パンを口にくわえて「遅刻遅刻〜」とか。ねえよ。リアルワールドで絶対ソレやらねえよ。そんなアレコレをリストアップしてみたら、なんだか面白いかも。

「現実にはやらないけど映像作品中ではお約束になってるアクション」を駆使して事件を解決しちゃうヒーロー、とか。映像作品中のキャラクターが現実世界に飛び出してきたら何が起きるか、とか。そういうアレはどうだろう。と思ったけど、アキバレンジャーがソレか…。

以上です。

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