2010/12/07(火) [n年前の日記]
#1 [prog] Bazaarをインストールしてみたり
Windows XP Home SP3 に、バージョン管理ツール Bazaar をインストールして試用してみた。ちなみに、TortoiseSVN がインストール済みの環境。一応共存できているっぽい。
GitやMercurialも興味があるのだけど、日本語ファイル名を使うと問題が起きるとか、ログメッセージに日本語が使えないという問題があったりするらしいので、そのあたりちゃんと対応していると言われる Bazaar を。
試用してみた印象。想像していたよりも、はるかに使える状態のように見えた。素晴らしい。ありがたや。
GitやMercurialも興味があるのだけど、日本語ファイル名を使うと問題が起きるとか、ログメッセージに日本語が使えないという問題があったりするらしいので、そのあたりちゃんと対応していると言われる Bazaar を。
試用してみた印象。想像していたよりも、はるかに使える状態のように見えた。素晴らしい。ありがたや。
◎ ダウンロード。 :
_Download - Bazaar Version Control
の「Windows」を選ぶと、
_WindowsDownloads - Bazaar Version Control
に。2.2.1-3 (bzr-2.2.1-3-setup.exe) が現バージョンらしいけど。どうせなら新しいほうがいいだろうと、
_Bazaar project files : Bazaar
に飛んで、bzr-2.3b3-1-setup.exe をDL。
後にコレは間違いだったと分かる。2.3b3-1 ではなく、2.2.1-3 を入れるべきだった。
後にコレは間違いだったと分かる。2.3b3-1 ではなく、2.2.1-3 を入れるべきだった。
◎ インストール。 :
bzr-2.3b3-1-setup.exe を実行してインストールする。インストール時、TortoiseBZR (Tortoise Bazaar) は標準でチェックが外れているので、一緒にインストールするようチェックして進める。
インストール後、OSを再起動。タスクトレイに Tortoise Bazaar のアイコンが表示された。
エクスプローラ上で右クリックしたら、Bazaar 関連の項目が増えていた。かなりの部分が日本語化されている。素晴らしい。
インストール後、OSを再起動。タスクトレイに Tortoise Bazaar のアイコンが表示された。
エクスプローラ上で右クリックしたら、Bazaar 関連の項目が増えていた。かなりの部分が日本語化されている。素晴らしい。
◎ 初期設定等。 :
_Bazaar の使い方 - Noppi のおぼえがき
を参考に作業。
エディタも念のために設定しておく。 Winキー+Rを押して、「ファイル名を指定して実行」のダイアログを表示。%AppData%\bazaar\2.0\ を入力してOKボタンをクリック。bazaar.conf というファイルがあるはずだから、エディタ等で開いて編集。自分の場合、xyzzy を使っているので、
bzr whoami "Your Name <email@example.com>"を設定。
bzr whoamiで、設定できていることを確認。
エディタも念のために設定しておく。 Winキー+Rを押して、「ファイル名を指定して実行」のダイアログを表示。%AppData%\bazaar\2.0\ を入力してOKボタンをクリック。bazaar.conf というファイルがあるはずだから、エディタ等で開いて編集。自分の場合、xyzzy を使っているので、
editor = "C:\home\xyzzy\xyzzycli.exe"みたいな感じに。
◎ リポジトリを作成。 :
エクスプローラを起動。「今現在作成・作業をしているアプリ、の開発フォルダ」を選択して右クリック。コンテキストメニューの中から、「Bazaar 初期化」を選ぶ。設定ダイアログが表示される。今回はデフォルトのまま「OK」を押した。
「今現在作成・作業をしているアプリ、の開発フォルダ」の中に、 .bzr というフォルダが作成された。この中に、管理するための情報その他が入るのだろう。だから「なんだコレ? わけわかんねえ」とか言って消しちゃいけない。
Subversion を使っていた時は、リポジトリを入れるフォルダ(?)を、作業用フォルダとは別の場所に作成した記憶があるのだけど。Bazaar の場合は、作業用フォルダの中にリポジトリ相当のソレが出来るらしい。たぶん。
「今現在作成・作業をしているアプリ、の開発フォルダ」の中に、 .bzr というフォルダが作成された。この中に、管理するための情報その他が入るのだろう。だから「なんだコレ? わけわかんねえ」とか言って消しちゃいけない。
Subversion を使っていた時は、リポジトリを入れるフォルダ(?)を、作業用フォルダとは別の場所に作成した記憶があるのだけど。Bazaar の場合は、作業用フォルダの中にリポジトリ相当のソレが出来るらしい。たぶん。
◎ 管理するファイルやフォルダを追加。 :
管理したいファイルやフォルダを選択して右クリック → Tortoise Bazaar → 追加、をすると、エクスプローラで見た際、それらファイルやフォルダのアイコンの上に「+」のマークがオーバーレイ表示される。が、
すぐに反映されない場合もあるので焦らない。
この段階では、「これらのファイルやフォルダを、これからバージョン管理したいと思っていますよ」的情報しか設定できてない。実際に、ファイルやフォルダの中身・内容を管理させているわけではない。それらをするには「コミット」が必要。
この段階では、「これらのファイルやフォルダを、これからバージョン管理したいと思っていますよ」的情報しか設定できてない。実際に、ファイルやフォルダの中身・内容を管理させているわけではない。それらをするには「コミット」が必要。
◎ コミットする。 :
エクスプローラ上で右クリック → Bazaar コミット、を選択。
ファイルやフォルダのツリーリストが表示されるので、コミットしたいファイルやフォルダにチェックを入れる。「Message」欄には、今回のコミットは何を変更したのか等を記入しておく。そしてコミット。
ファイルやフォルダのツリーリストが表示されるので、コミットしたいファイルやフォルダにチェックを入れる。「Message」欄には、今回のコミットは何を変更したのか等を記入しておく。そしてコミット。
◎ ログを見てみる。 :
エクスプローラ上で右クリック → Tortoise Bazaar → 履歴、を選択。コミットの履歴が表示される。各行(=リビジョン)を選択すれば、どのファイルやフォルダをコミットしたのかが、右下部に表示される。更にそのリスト上で選択→右クリックすれば、差分を表示したり、ファイルの中身を表示したり等が出来る。また、リスト上で何も選択せず、左下の「差分」を押せば、複数のファイルの変更箇所がまとめて表示される。
◎ ファイルを修正してコミットしてみる。 :
何か適当なファイルを少し修正してから、エクスプローラ上で右クリック → Bazaar コミット、を選択。
変更されたファイルがリストアップされているはずなので、コミットしたいファイルにチェックを入れて、コミットする。
履歴を表示してコミットできたことを確認。
変更されたファイルがリストアップされているはずなので、コミットしたいファイルにチェックを入れて、コミットする。
履歴を表示してコミットできたことを確認。
◎ 差分表示等にWinMergeを使いたいのだけど。 :
_Plugins/qbzr - Bazaar Wiki
beta版だからかな、と思えてきたので、2.3b3-1 をアンインストールして、bzr-2.2.1-3-setup.exe を入れてみた。こっちだとエラーが出なかった。
bzr qlog で表示されるダイアログ?ウインドウ?の「差分」をクリックして表示されるのは、標準で入ってるソレで。alias等を設定して呼び出すにはコマンドラインからじゃないと無理っぽい? と思ったが、diff のタブを選んで設定したら WinMerge で表示できるようになった。
WinMerge なら diff に "C:/Program Files/WinMerge/WinMergeU.exe" と設定します。 merge に "C:/Program Files/WinMerge/WinMergeU.exe /e %t %b %o /o %r" と設定します。参考にして作業してみたのだけど上手くいかない。 bzr qconfig で行けるらしいのだが…エラーが出る…。
beta版だからかな、と思えてきたので、2.3b3-1 をアンインストールして、bzr-2.2.1-3-setup.exe を入れてみた。こっちだとエラーが出なかった。
bzr qlog で表示されるダイアログ?ウインドウ?の「差分」をクリックして表示されるのは、標準で入ってるソレで。alias等を設定して呼び出すにはコマンドラインからじゃないと無理っぽい? と思ったが、diff のタブを選んで設定したら WinMerge で表示できるようになった。
◎ 共用リポジトリをTortoise Bazaarで作成。 :
「Bazaar 初期化」を選んで表示されるダイアログで、「新規共有リポジトリを〜」を選べば、bzr init-repo で初期化してくれる模様。
共用リポジトリの下に trunk 等のフォルダを作成して、「Bazaar 初期化」を選んで、「新たな単体ツリーを〜」を選べば、bzr init で初期化してくれる。
ブランチの作り方はよく分からず。Bazaar Explorer を選択・起動して、trunk を選択して、右下のほうにある「ブランチ」を押して、「〜 parent location」と書いてあるところにチェックを入れれば、trunk を親としたブランチが作れることは分かったが、これを Tortoise Bazaar でやる方法がよく分からない。
ひとまず、フォルダ構成を以下のようにした。
参考ページ:
_CVS/Subversionを使ったバージョン管理(後編:SVNを使ったバージョン管理) - SourceForge.JP Magazine
共用リポジトリの下に trunk 等のフォルダを作成して、「Bazaar 初期化」を選んで、「新たな単体ツリーを〜」を選べば、bzr init で初期化してくれる。
ブランチの作り方はよく分からず。Bazaar Explorer を選択・起動して、trunk を選択して、右下のほうにある「ブランチ」を押して、「〜 parent location」と書いてあるところにチェックを入れれば、trunk を親としたブランチが作れることは分かったが、これを Tortoise Bazaar でやる方法がよく分からない。
ひとまず、フォルダ構成を以下のようにした。
ProjectName/ ← 共用リポジトリ(になるのだと思う) | +- (.bzr/) | +- trunk/ ← 親となるブランチ | | | +- (.bzr/) | | | +- src/ | +- branches/ ← ブランチを入れておくフォルダ | +- 0.0.1/ ← ブランチ(0.0.1) | | | +- (.bzr/) | | | +- src/ | +- 0.0.2/ ← ブランチ(0.0.2) | +- (.bzr/) | +- src/「( .bzr/)」は隠しフォルダ。trunk にはメインの開発の流れ、かつ、最新版を入れるらしい。
参考ページ:
_CVS/Subversionを使ったバージョン管理(後編:SVNを使ったバージョン管理) - SourceForge.JP Magazine
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以上、1 日分です。