2008/12/23(火) [n年前の日記]
#3 [anime] 「冬のレオン Leon in Wintertime」を鑑賞
NHK-BS2で以下略。人形アニメ。人語を話す熊少年がお姫様と、てな話。
面白い表現が多々。
が。脚本、というか話にオチがないというか、風呂敷を広げたと思ったら閉じるでもなく千切るでもなくそのままにして帰っちゃったみたいなソレでビックリ。これまた「ラブ〜」と同様、脚本って大事だなと痛感。せっかくかなりの手間暇かけて作ってるのに、脚本が弱くて出来あがったソレがムニャムニャなのは、とてももったいない気がする。
面白い表現が多々。
- 登場人物がモブキャラや建物より巨大になったり。方法論としてはたぶん北斗の拳のソレと同じ、なのかしら。強そうな奴は大きく見える=そのまま大きく描いちゃえ、みたいな?
- 1つの画面の中に異なる場所にあるはずの複数の部屋と階段がいっしょくたに配置されていて、そこを人物が上り下りしたり。まるで漫画のコマ割り。
- 建物や部屋のパースが徹底的に歪んでいたり、窓のサイズがまったく一致してなかったり。人物の居る場所に関係なく背景がテクスチャだけに切り替わったり。人形アニメ=人形は立体なんだけど、背景は徹底的に2Dを追及してるように見える。
- 森がシャッターのように開いたり閉じたり。外の風景の手前に部屋の壁がスライドしてきて部屋内に切り替わったり。おそらくは劇を意識した舞台装置の再現、なのかな。
が。脚本、というか話にオチがないというか、風呂敷を広げたと思ったら閉じるでもなく千切るでもなくそのままにして帰っちゃったみたいなソレでビックリ。これまた「ラブ〜」と同様、脚本って大事だなと痛感。せっかくかなりの手間暇かけて作ってるのに、脚本が弱くて出来あがったソレがムニャムニャなのは、とてももったいない気がする。
◎ _フランスアニメーション「冬のレオン」の裏話 - オフィスH(あっしゅ)−短編配給業太脚奮闘記 - Yahoo!ブログ :
”中世の物語”と紹介しましたが、実はフランスのこどもたちが今日置かれた事情を織り込んでいます。今回は”養子”が複線です。レオンは赤ん坊の時に、今の両親に引き取られて、人間として育てられます。それでも、顔形が人と違うのでいじめられることがあります。レオンも、実の親である”クマ”に会いたくなり、家出するのです・・・ひねくれ者のハリネズミのハリソンが良い味だして、レオンを励まします。なるほど…。
ルノートルさんによると、この企画が出た時に、養子をもらったスタッフが「この子が成長したときのこと」を話題にして、”レオン”という主人公が誕生したのだそうです。次回の「春のメリー」(仮題)では”離婚”が扱われるそうです。複雑な家族構成が多いフランス社会では、こどもはこどもなりに苦労して大きくなっているのですね。フランスアニメーション「冬のレオン」の裏話 - オフィスH(あっしゅ)−短編配給業太脚奮闘記 - Yahoo!ブログ より
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以上です。