2006/11/27(月) [n年前の日記]
#3 [zatta] _空白の恐怖
こうまでしてなぜ空白を埋めようとするのだろうか。埋めなかったほうがよかったのではないか。病的と言えば病的。無駄と言えば無駄。無意味と言えば無意味。なれどおそらくこういったところから芸術と呼ばれてしまったりする何かが生まれてくるのかもしれない。とそんなことを思ったりもしたけどまったく自信無し。
要領のいい人は全体を見通してどこにリソースを集中させれば効果的であるかが判断できる故に空白の重要性を認知できるのだろうけど、要領の悪い人間は全てにおいて全力投球せねばならないという強迫観念に取り付かれるのかもしれぬ。いや、全体を見通す能力の著しい欠如故に全力投球的結果が必然的に導き出されるのか。
昔、お人形さんの絵を描いてた頃の自分も、空間を残すことに恐怖を感じて図形やら模様やらアイテムやらで埋め尽くしてたりしたのでなんだか考え込んでしまう。ていうか文章ですらこうして埋め尽くしてる気が。
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以上です。