2024/03/22(金) [n年前の日記]
#1 [digital] Aterm WR9500Nをコンバータモードに変更してみた
無線LANルータ NEC Aterm WR9500N は、ルータ(RT)、アクセスポイント(AP)、コンバータ(CNV)の、3つのモードを持っている。コンバータモードにすれば有線LANポートしか持ってない機器を無線LAN接続でルータ親機に接続できるらしいので、件のモードが利用できそうなのか試してみた。
ちなみに、「取扱説明書<基本編>」(wr9500n_manual_basic4.pdf) の、「3-7 無線LAN子機 WR9500N を設定する」に、コンバータモード時の設定画面の出し方が書いてあった。
この状態で、http://192.168.0.245/ にアクセスすれば、WR9500N の設定画面に入れる。使用ブラウザは Firefox。ユーザ名とパスワードを尋ねてくるけれど、ユーザ名は admin、パスワードは WR9500N の他のモード時に利用していたパスワードを使ってアクセスできた。
基本設定で、SSIDを検索。接続可能なルータのSSIDが一覧表示されるので、接続したいルータ親機のSSIDを選んで設定。その他モロモロは設定画面を見ながらテキトーに設定。「保存」をクリックして設定を保存。ここで設定画面との接続が切れる。
この状態で、PC側の有線LAN接続を元に戻した。DHCPでIPアドレスを取得するように設定。PCを再起動。
PC側がLANに参加できるようになった。これで、WR9500Nを無線LAN子機相当として使えることが分かった。無線LAN子機相当と言っても、PC側からは有線LANで接続しているように見えている。ifconfig と打ったら、WR9500NのLANポートのスペック = 1000BASEで繋がってると表示された。
ちなみに、「取扱説明書<基本編>」(wr9500n_manual_basic4.pdf) の、「3-7 無線LAN子機 WR9500N を設定する」に、コンバータモード時の設定画面の出し方が書いてあった。
◎ 手順をメモ :
- WR9500Nの電源を切った状態で、背面のスイッチをCNVモードに変更。
- WR9500NのLANポート(Internet側では無い端子)にPCを1台接続しておく。今回は Ubuntu Linux 20.04 LTS機を繋いだ。
- WR9500Nの電源を投入。
- PCの電源を投入。
- PC側の有線LAN接続設定を、192.168.0.51 あたりにしておく。デフォルトゲートウェイ等も、192.168.0.1 等にしておく。
この状態で、http://192.168.0.245/ にアクセスすれば、WR9500N の設定画面に入れる。使用ブラウザは Firefox。ユーザ名とパスワードを尋ねてくるけれど、ユーザ名は admin、パスワードは WR9500N の他のモード時に利用していたパスワードを使ってアクセスできた。
基本設定で、SSIDを検索。接続可能なルータのSSIDが一覧表示されるので、接続したいルータ親機のSSIDを選んで設定。その他モロモロは設定画面を見ながらテキトーに設定。「保存」をクリックして設定を保存。ここで設定画面との接続が切れる。
この状態で、PC側の有線LAN接続を元に戻した。DHCPでIPアドレスを取得するように設定。PCを再起動。
PC側がLANに参加できるようになった。これで、WR9500Nを無線LAN子機相当として使えることが分かった。無線LAN子機相当と言っても、PC側からは有線LANで接続しているように見えている。ifconfig と打ったら、WR9500NのLANポートのスペック = 1000BASEで繋がってると表示された。
◎ 速度測定してみた :
iperf というツールを使って回線速度を確認してみた。
Ubuntu Linux 22.04 LTS ならパッケージが用意されている。apt を使ってインストール。
Ubuntu Linux機のIPアドレスを把握しておく。ip a もしくは ifconfig で確認できる。
Ubuntu Linux 20.04 LTS上で iperf -s を実行して待ち受け状態にしておく。
LAN内の別PC、Windows10側で、iperf -c 192.168.1.xx を実行。192.168.1.xx は Ubuntu Linux機のIPアドレス。
180Mbpsぐらいは出てるのかな。たぶん。
Ubuntu Linux 22.04 LTS ならパッケージが用意されている。apt を使ってインストール。
sudo apt install iperf iperf3
$ which iperf /usr/bin/iperf $ iperf --version iperf version 2.0.13 (21 Jan 2019) pthreads
Ubuntu Linux機のIPアドレスを把握しておく。ip a もしくは ifconfig で確認できる。
Ubuntu Linux 20.04 LTS上で iperf -s を実行して待ち受け状態にしておく。
$ iperf -s
LAN内の別PC、Windows10側で、iperf -c 192.168.1.xx を実行。192.168.1.xx は Ubuntu Linux機のIPアドレス。
> iperf --version iperf version 2.0.8 (12 Jan 2015) pthreads > iperf -c 192.168.1.24 ------------------------------------------------------------ Client connecting to 192.168.1.24, TCP port 5001 TCP window size: 64.0 KByte (default) ------------------------------------------------------------ [464] local 192.168.1.9 port 62584 connected with 192.168.1.24 port 5001 [ ID] Interval Transfer Bandwidth [464] 0.0-10.0 sec 215 MBytes 180 Mbits/sec
180Mbpsぐらいは出てるのかな。たぶん。
◎ REGZAを繋いでみた :
コンバータモードにした WR9500N をPCと接続して利用できることが分かったので、WR9500Nを茶の間に持っていってREGZAと繋いでみた。REGZAからLAN内の各機器が見えるようになった。これなら壊れてしまった PLANEX MZK-MF150B の代替になってくれそう。
ただ、ルータ親機より WR9500N のほうが高性能なので、なんだかもったいない使い方なのだけど…。しかし、ルータ親機にはコンバータモードが無いので、この構成にするしかない…。
それはともかく。これで自分の部屋からLANハブ相当が無くなってしまった。どうしようかな…。新しく買うか…。でもそんなに頻繁に利用するわけでもないから、LANケーブルをあちこちのサブPCに差し直しても済みそうな気もするし…。比較的よく使うサブPCは、既に有線LANで接続してあるし…。他のサブPCにも、速度は遅いけど無線LAN子機を一応差してあるし…。どうしたもんか…。
ただ、ルータ親機より WR9500N のほうが高性能なので、なんだかもったいない使い方なのだけど…。しかし、ルータ親機にはコンバータモードが無いので、この構成にするしかない…。
それはともかく。これで自分の部屋からLANハブ相当が無くなってしまった。どうしようかな…。新しく買うか…。でもそんなに頻繁に利用するわけでもないから、LANケーブルをあちこちのサブPCに差し直しても済みそうな気もするし…。比較的よく使うサブPCは、既に有線LANで接続してあるし…。他のサブPCにも、速度は遅いけど無線LAN子機を一応差してあるし…。どうしたもんか…。
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