mieki256's diary



2023/11/25() [n年前の日記]

#2 [anime] 「ノートルダムの鐘」を視聴

金曜ロードショーで放送されてたソレを録画していたので視聴。ディズニーの手描きアニメ。一応、ディズニールネサンスの最後の作品ということになるのだろうか。

てっきり初見だろうと思い込んだまま見ていたけれど、日記を検索したら2010/08/11にNHK-BS2で見ていたらしい。ただ、当時の自分は感想メモをGRP指定にしていたようで…。「ポカホンタス」と一緒に視聴して、ジプシー vs 白人という構図と、インディアン vs 白人という構図が共通しているように感じた、とメモしてあった。要はディズニーアニメが民族差別をテーマにしていた時期がありそう、みたいな話なのだろうか。

デジタル制作の恩恵 :

それはさておき、映像を見ていて制作状況が気になった。
  • 馬車、風車、塔のてっぺん等、CGで作られてるように見えた。CGの出力結果を手描きでなぞってる可能性もありそうだけど…。
  • 群衆はトゥーンレンダリングのCGキャラだった。
  • キャラにつけてある影の輪郭線が全カットぼかしてあった。
それらから察するに、デジタル仕上げ、デジタル撮影で作られていたのかなと想像したのだけど…。いや、もしかすると、当時はまだそこまで行ってないのかもしれんけど。

「ノートルダムの鐘」は1996年公開の映画。そこで思い出すのが、アニメ映画「MEMORIES」の「大砲の街」(1995年公開)。大友克洋監督+片渕須直さんが、光学合成(オプティカル合成)というフィルム関連技術を駆使して作り上げたアニメなのだけど、関わった方々が「アレはデジタル撮影で作るべきだった。時期的に早過ぎた」と言及していて。

_小原秀一(2) - WEBアニメスタイル アニメの作画を語ろう

もし、「ノートルダムの鐘」がデジタル撮影で作られていたのだとしたら…。あるいは逆に、旧来の撮影台+フィルム撮影で作られていたのだとしたら、「大砲の街」の映像と比較してみるのも面白いのかもしれないなと…。

元々ディズニーは、マルチプレーンカメラを活用した映像制作が得意だった印象もあって。

_マルチプレーン・カメラ - Wikipedia

道具について熟知しているというか、ソレを使えばどんな見せ方ができるのか豊富なノウハウを持っていたと思うので、それがデジタル撮影になったことでどう変化していくのか、どういった制約から解放されていくのか、という見方もできそうな気がする。

以上です。

過去ログ表示

Prev - 2023/11 - Next
1 2 3 4
5 6 7 8 9 10 11
12 13 14 15 16 17 18
19 20 21 22 23 24 25
26 27 28 29 30

カテゴリで表示

検索機能は Namazu for hns で提供されています。(詳細指定/ヘルプ


注意: 現在使用の日記自動生成システムは Version 2.19.6 です。
公開されている日記自動生成システムは Version 2.19.5 です。

Powered by hns-2.19.6, HyperNikkiSystem Project