2023/11/06(月) [n年前の日記]
#2 [tv] 「X年後の関係者たち あのムーブメントの舞台裏 #53 山崎貴と日本VFX」を視聴
BS-TBSで放送されてる番組を TVer で視聴。日本の映画/VFX監督、山崎貴監督をゲストに迎えて、日本のVFXについて語ってもらう回。
山崎監督が語っていた、ハリウッドと日本のVFXはトライアンドエラーの回数が一桁違うという話が興味深かった。ハリウッドは1カットにつき200回以上トライアンドエラーができる予算を最初から組むけれど、日本はせいぜい10〜15回できたらマシなほう、だそうで…。そりゃ最終的に出来上がる映像のクオリティが違ってくるわなと…。何故そんなに予算が違うのかと言えば市場規模の違い故だそうで、日本の映画は国内だけで元が取れれば良しと考えるから、最初からそれに見合った予算しか用意しない、と…。国内市場が中途半端(?)に成立していることは幸せなことなのか、それとも不幸なことなのか…。なかなか難しいものだなと…。
昨今出てきたAIがクリエイティブ面に与える影響についても多少語っていて、そのあたりも興味深かった。監督さん曰く、既存のアイデアの組み合わせを考えていくことがクリエイティブとされていたし、それは人間にしかできない行為と今まで思われていたけれど、実はAIのほうがそのあたりは得意なのだと分かってきて、さてどうしたものか、今はまだ仕事に使えないレベルだけど、この先どうなるか…。みたいな話で。このあたり、当初は使い物にならなかったCG技術がモリモリと力をつけて進歩して、やれる範囲を広げていった、その展開/光景をずっと目の当たりにしてきた監督さんだからこそ、AIの将来についても容易に想像できる面がありそうだなと…。
山崎監督が語っていた、ハリウッドと日本のVFXはトライアンドエラーの回数が一桁違うという話が興味深かった。ハリウッドは1カットにつき200回以上トライアンドエラーができる予算を最初から組むけれど、日本はせいぜい10〜15回できたらマシなほう、だそうで…。そりゃ最終的に出来上がる映像のクオリティが違ってくるわなと…。何故そんなに予算が違うのかと言えば市場規模の違い故だそうで、日本の映画は国内だけで元が取れれば良しと考えるから、最初からそれに見合った予算しか用意しない、と…。国内市場が中途半端(?)に成立していることは幸せなことなのか、それとも不幸なことなのか…。なかなか難しいものだなと…。
昨今出てきたAIがクリエイティブ面に与える影響についても多少語っていて、そのあたりも興味深かった。監督さん曰く、既存のアイデアの組み合わせを考えていくことがクリエイティブとされていたし、それは人間にしかできない行為と今まで思われていたけれど、実はAIのほうがそのあたりは得意なのだと分かってきて、さてどうしたものか、今はまだ仕事に使えないレベルだけど、この先どうなるか…。みたいな話で。このあたり、当初は使い物にならなかったCG技術がモリモリと力をつけて進歩して、やれる範囲を広げていった、その展開/光景をずっと目の当たりにしてきた監督さんだからこそ、AIの将来についても容易に想像できる面がありそうだなと…。
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