mieki256's diary



2023/07/15() [n年前の日記]

#2 [gimp][debian][linux] Debian Linux 12.0 32bit 上でflatpak版GIMPがインストールできない

Debian Linux 12 が公開されたと今頃知って、Windows10 x64 22H2 + VMware Player上で、Debian Linux 12 32bit をインストールしてみたのだけど、flatpak版の GIMP をインストールできなくて悩んでしまった。以下のエラーメッセージが表示されて、flatpak ではインストールできない…。
error: Nothing matches org.gimp.GIMP in remote flathub

ググってみたら、flatpak でインストールできる各アプリは 64bit版なので、32bit版のLinux上ではインストールできない、というオチだった。flathub で紹介されてるアプリのページにも、「Available Architectures: aarch64, x86_64」としっかり記述があった。

_GNU Image Manipulation Program | Flathub

32bit版の利用が厳しくなってきた :

しかし、困った…。例えば、昔のネットブック機に載っている初期の Intel Atom CPU は 64bitに非対応なので、Debian Linux 32bit ぐらいしかインストールできない…。Ubuntu Linux等、他のLinuxディストリビューションは 32bit を切り捨ててしまったので…。

更に、昨今の Debian Linux の公式リポジトリからインストールされる GIMP は Python-Fu (GIMP-Python) に対応してないから、できれば Python-Fu が使える flatpak版のGIMPを使いたい。しかし 32bit版 Linux では flatpak が使い物にならないとなると…。困った。

Linuxの各ディストリが Python 2.x を殺して Python 3.x のみサポートするようになったせいで、GIMP の Python-Fu が使えなくなって、Linux + GIMP では、これまで Python で書かれてきた多くのプラグインがごっそり動かなくなっているわけで…。この状況はなんだかな…。

もっとも、ずっと Python 3.x に対応してこなかったGIMPがそもそもアレな気もするし。それに、64bitに対応していないぐらい古いCPUを今時使い続けるのってどうなのよという気もする。昔のネットブック機よりスマホを持ち歩いたほうがまだ便利だろうし。フツーに使いたいならせめて64bit対応のCPUが載ってるPCを入手しましょう、という流れも妥当と言うか…。

まあ、自分の場合、普段は Windows機で作業してるし、部屋の中には Ubuntu Linux (64bit OS) をインストールしてあるPCが何台もあるから、作業できなくて困るということはないのだけど。でも、ハードウェア的に壊れてなくてまだ動作する昔のPCが、OSの関係で色々使えなくなっていくのは、なんだかもったいない気もする。とは言え、古いCPUまでサポートしていくのは大変だろうし…。

以上です。

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