2019/03/21(木) [n年前の日記]
#1 [ubuntu][linux] Rangerを少し試した
Linux等の端末上で使える、Ranger というファイラーがあるそうで。Python で実装されてるらしい。
_コマンドラインで動かすファイルマネージャrangerの設定 - Qiita
_CLIファイルマネージャrangerの基本設定 - Qiita
_CLI で Linux ファイルマネージャ ranger を使うことのメモ | Jenemal Notes
Ubuntu Linux 18.04 上で、ファイルを指定してアレコレするのがちょっと面倒になってきたので、インストールして少し試用。
設定ファイルを作成して、設定を変える。
画像プレビューをしたいので、以下の個所を探して、false を true に変更。
_コマンドラインで動かすファイルマネージャrangerの設定 - Qiita
_CLIファイルマネージャrangerの基本設定 - Qiita
_CLI で Linux ファイルマネージャ ranger を使うことのメモ | Jenemal Notes
Ubuntu Linux 18.04 上で、ファイルを指定してアレコレするのがちょっと面倒になってきたので、インストールして少し試用。
sudo apt install ranger w3m w3m-img
$ ranger --version ranger-stable 1.8.1 Python 2.7.15rc1 (default, Nov 12 2018, 14:31:15) [GCC 7.3.0]w3m と w3m-img は、画像プレビューを有効にしたい場合には必要らしい。
設定ファイルを作成して、設定を変える。
ranger --copy-config=all vi ~/.config/ranger/rc.conf
画像プレビューをしたいので、以下の個所を探して、false を true に変更。
set preview_images true set draw_borders true
◎ エディタの設定で悩んだ。 :
ranger を最初に起動した際、.rb を編集しようとした時に、うっかりエディタとして nano を選んでしまったのだけど。vim に設定しなおす方法が分からなくて悩んだり。
環境変数 EDITOR とか、VISUAL とか、そのあたりが絡んでると巷の解説記事には書いてあるけれど、手元の環境ではそんな変数を指定してないわけで。なのにどうして nano が呼び出されてしまうのか。
以下の記事が参考になった。
_自動で起動されるエディタを nano から vim (または emacs 等) へ変更する - Qiita
Ubuntu や Debian は、select-editor というコマンドが用意されていて、それで標準のエディタが指定できちゃうらしい。~/.selected_editor というファイルに、しっかり nano が指定されてた。
以下を実行して選択し直し。
環境変数 EDITOR とか、VISUAL とか、そのあたりが絡んでると巷の解説記事には書いてあるけれど、手元の環境ではそんな変数を指定してないわけで。なのにどうして nano が呼び出されてしまうのか。
以下の記事が参考になった。
_自動で起動されるエディタを nano から vim (または emacs 等) へ変更する - Qiita
Ubuntu や Debian は、select-editor というコマンドが用意されていて、それで標準のエディタが指定できちゃうらしい。~/.selected_editor というファイルに、しっかり nano が指定されてた。
以下を実行して選択し直し。
$ select-editor Select an editor. To change later, run 'select-editor'. 1. /bin/nano <---- easiest 2. /usr/bin/vim.basic 3. /usr/bin/vim.tiny 4. /bin/ed Choose 1-4 [1]: 2 $ cat ~/.selected_editor # Generated by /usr/bin/select-editor SELECTED_EDITOR="/usr/bin/vim.basic"
◎ Windows上でも使ってみたい。 :
せっかく Python で実装されてるのだから、Windows上でも使ってみたい。試しにインストール。環境は Windows10 x64。
Python製なので、pip でインストールできるらしい。
しかし、ranger というファイルしか入ってない。 .bat とかじゃないのか。どうも Windows上で動かすことを前提にしていない気配がする。アンインストールした。
MSYS2 をインストールしてある環境なので、せめてそちらでは使えるようにしてみる。MSYS2 MSYS 64bit を起動して、Python3 と pip3 をインストールしてから、ranger-fm をインストール。
MSYS2 MSYS 64bit上では動いてくれた。
MSYS2 MSYS 32bit上でも試そうとしたら、そもそも pip3 が正常に動いてくれなかった。
Python製なので、pip でインストールできるらしい。
pip install ranger-fm
しかし、ranger というファイルしか入ってない。 .bat とかじゃないのか。どうも Windows上で動かすことを前提にしていない気配がする。アンインストールした。
pip uninstall ranger-fm
MSYS2 をインストールしてある環境なので、せめてそちらでは使えるようにしてみる。MSYS2 MSYS 64bit を起動して、Python3 と pip3 をインストールしてから、ranger-fm をインストール。
pacman -S python3 python3-pip pip3 install ranger-fm ranger
MSYS2 MSYS 64bit上では動いてくれた。
MSYS2 MSYS 32bit上でも試そうとしたら、そもそも pip3 が正常に動いてくれなかった。
$ pip3 list Package Version ---------- ------- appdirs 1.4.3 packaging 18.0 pip 18.1 pyparsing 2.3.0 setuptools 40.5.0 six 1.12.0 1 [main] python3 16408 child_info_fork::abort: address space needed by '_socket.cpython-37m.dll' (0x6D0000) is already occupiedまあ、64bit版を使えということなんだろう…。
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