mieki256's diary



2016/09/06(火) [n年前の日記]

#3 [anime][neta] TVアニメの本編を短くできないものか

バカ妄想を、なんとなくメモ。思考メモというか妄想メモ。

先日、某アニメを見ていたら、さすがにちょっと擁護できないぐらいに作画崩壊状態になっていて。まあ、ヤシガニまでは行ってなかったけど…。

見ているうちに、これはもうさすがに限界じゃないのかと思えてきて。やっぱり今のアニメ業界は本数が多過ぎるんじゃないか。だけどアニメ業界って状況を改善していこうという意思が全然見えないよなと。おそらく現場だけが延々と地獄を見てるのだろう。こんな状況をいつまで続けるつもりなんだ。上の連中は何をやってるんだ。いい加減にしろ。みたいなところまで、自分の中で、何かがボワッと…。

てなわけで、何か手はないものかともやもや考え始めてしまったり。まあ、どうせどれもこれも素人考えのくだらない妄想ばかりで実行は無理に決まってますけど。

本編の尺を短くするアレコレ。 :

とりあえず、本編の尺を短くできれば本編スタッフの負荷が多少は減ってくれるのではないかと安易に想像したりもするわけで。でも、どうやって短くしたらいいのか…。

一つ。30分TVアニメのOP・EDは、それぞれ1分半ぐらいの長さがフツーだけど。ちと短過ぎないかと。それぞれ3分ぐらいあってもいいんじゃないかと。製作委員会に入ってることが多いのであろうレコード会社としては、曲を売りたくて売りたくて仕方ないはずで、だったらココはたっぷり時間をとって毎週しっかりと曲を宣伝してやるべきだろうと。OPで3分、EDで3分、合わせて6分ぐらいは確保しないとレコード会社さんに申し訳ないよねと。それに、どうやらOP・EDの映像制作は本編スタッフ以外の別動隊にお願いしちゃう場面も多くなってるとも聞くので、本編制作と並列して作業が進められて本編スタッフの負荷が少しは減ることを期待できないかと。

一つ。最近のアニメは複雑な設定が多いので、本編を見てるだけでは視聴者が設定を正しく理解できてるのか怪しいところがあるなと。なので、本編が終わったら「○○講座」を設けて設定の復習、あるいは予習ができるようにしたほうが望ましいのではあるまいかと。要するに「ワールドトリガー」や「トップをねらえ!」でやってたソレですけど。そしておそらく映像面はFLASHアニメレベルで十分だろうから、ここも別動隊にお任せできるよなと。

一つ。次回予告はえてして数秒しか流さないものだけど、どうせならちょっとした寸劇を入れてお客さんを楽しませるのもアリだよなと。要は、ufotableが作ってる「テイルズ オブ ゼスティリア ザ クロス」のソレですけど。本編では見られない、各キャラの意外な一面を目にすることができて、視聴者にとってはお得感が増すはず。時間にして1〜2分ぐらいあればイイ感じ。これも映像面はFLASHアニメレベルで十分だろうから、別動隊にお任せできるはず。

一つ。最近はアニメの本数が多くなってるので、いざ視聴を始めても「コレ何のアニメだっけ?」「先週どんな話だったっけ?」と視聴者が混乱する場面がよくあるわけで。いやコレホント。twitterの実況を眺めてると結構そういうつぶやきを見かけるし。しかしそんな時、冒頭であらすじが放送されれば「ああ、そうだったそうだった」と思い出せてスムーズに本編視聴へと移行できるわけで。要は「ラブライブ」のソレですけど。本数がそれほど多くなかった大昔ならいざ知らず、現在の、この異常な本数では、あらすじを入れる工夫はもはや必須と思えたり。時間にして…15秒? 30秒? 何にせよ少しは入れておかないと。もちろん、前回放送した映像を使い回せるはず。

ということで、OP・EDで3分、講座コーナーで1分、予告の寸劇で1分、あらすじで30秒、合計5分30秒は本編の尺を削り取れるよなと。今まで本編が20分だったら、15分ぐらいに短くなる。カット数はどのくらい減るだろうか。本編スタッフさんも少しは楽にならないだろうか。

「そんなあからさまなことをしてまで楽になりたくない」「そんなことしたら叩かれる」と言い出す人が居そうな気もするけど、だったらカット数だけほんのちょっと減らすことを前提にして、しかし本編15分の中にギュウギュウに内容を詰め込んで本編の密度を濃くすればいいだろうと。楽をするために本編を短くするんじゃないぞ、密度を高めるために本編を短くするのだ、そのように捉えればよいではないかと。

ていうか自分、録画したアニメを見るときは、えてして早見再生しないとかったるくて見てられないという…。 *1 最初から本編の時間が短くなってたほうがむしろ嬉しいよな、などと思ったりもして。

そもそも30分も見たくない、てなところも。 :

あらゆるメディアがユーザの自由時間を奪い合ってる現在、そもそも30分TVアニメって長過ぎるだろと思ったりもするわけで。毎週30分も要らないよ。15分アニメでいいよ。いや、10分アニメでOKだよ。

例えばスマホゲームなどは、ゲームをプレイする人達が電車に乗って目的の駅に着くまで最短で10分ぐらいかなーと予想して、10分で一区切りつくように作ってたりする、とも聞くわけで。だったらアニメもそのくらいの長さにしといたほうがいいのではないか。本編を20分も作らなくていいッス。10分未満でいいッス。電車に乗ってスマホで視聴して「ああ、今週分も面白かったー」と満足しながら学校や会社に向かう、ぐらいの長さでいいんじゃないかと。

もっともTV局としては、30分単位で放送スケジュール考えてるんだから30分でアニメを作れ、と言ってきたりするのですかね…。だったら、Aパートはアニメ本編、Bパートはアニメに絡んだバラエティコーナーでいいんじゃないか。要は「進撃中学校」「ミルキィホームズ」のソレですけど。

例えばラノベ原作アニメなら、出版社は原作ラノベを売りたいはずで。なら、Bパートのバラエティコーナー内で、原作者や担当編集連れてきて毎回原作本の宣伝をすればいいじゃないかと。原作者の過去作品もついでに紹介して宣伝してみてもいい。原作本の挿絵を描いてくれてるイラストレーターさんの制作風景を、毎週数分ほど流すのもいいかもしれない。NHKの「漫勉」が成立するんだから、イラスト制作風景だって視聴者にはお得な映像、かもしれないし。

レコード会社は、所属ミュージシャンを視聴者に売り込んでいきたいはず。であれば、バラエティコーナー内で毎週ライブ映像でも見せたらいいじゃないかと。せっかくタイアップしてるのだから、ミュージシャンが出してるCDについて、毎週1曲ずつ宣伝して露出を増やせばよろしい。

製作委員会の中で宣伝しておきたいアレコレってきっとたくさんあるだろうから、Bパートでガンガン宣伝すればいいだろうと。そうなればアニメ本編はAパート分だけ作れば済む。本編スタッフが楽になるのではあるまいかと。

「アニメ番組なのに半分がバラエティなんて…」と眉をしかめる人が居そうだけど。TV番組というものは、視聴者を楽しませれば番組として成立するわけで。その楽しませる何かが、必ず絶対にアニメでなければならないと法律で決まってるわけでもないでしょう。本来、何を見せてもいいはずで。TVの前のお客さんが楽しんで見てくれるなら、なんでもええやん。「30分アニメ作らなきゃ」と真っ青な顔して思い込む必要なんて無い。毎週作れそうな長さだけ作ればいい。残りはアニメじゃない何かで埋めればいい。埋めた何かが十分面白ければ、それはそれで許されちゃう。はず。

とにかく、いつまでこんなこと続けてるんだと、一視聴者の立場で見ても心配しちゃうわけで。アニメーターさんが過労死したり、制作進行さんが自殺したり、そうまでして作るもんでもないだろうと。本数を減らせればいいのだろうけど、減らせないならあの手この手で尺を短くする、ぐらいのことをしてもいいんじゃないか。などと思ってしまったりするわけで。

まあ、個人的には、手描きのTVアニメの大半が3DCGアニメに移行すればいいのになと願ってたりもするんですけど。ラノベ原作アニメなんて、どうせ出版社側は「作品」「商品」じゃなくてCM映像ぐらいにしか考えてないのだから、そんな連中のために業界内で何年もかけて育ててきた貴重な手描きアニメーターさんを割いてしまって疲弊させてモチベを無くす状態に追い込まなくていいよと。見た目が不自然だろうと、動きがおかしかろうと、TVに映ってりゃそれでいいんだからCGアニメで十分。ていうか今時のCGアニメはレベルがめっちゃ上がっててさほど不自然じゃないし。「アルペジオ」「シドニア」「ローニャ」「亜人」なんか拝みたくなるぐらいのクオリティだったし。

てな感じのくだらないことをもやもや考えてしまったのでメモ。思考メモというか妄想メモ。

*1: まあ、標準速で見ないと話が分からないぐらいに隙が無くギッチリ作ってあるアニメと、早見再生で見ても十分わかるぐらいに無駄にダラダラしたアニメに分かれるというか…。

以上です。

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